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キッチンカーで楽しいおやこの外食体験を提供したい

こんにちは。管理栄養士の奥野です。
実は現在キッチンカーのテスト営業中です。どうしてキッチンカーを始めたのか、をきちんと明示したいと思い、コンセプトシートのようなものを作成してみました。

キッチンカーで目指すこと

キッチンカー営業で目指したいことは、子育て家族が「もやもやせずに外食を楽しむ」こと。
なぜこんな目標なのかというと、もやもやする人が多いからです。

普段子どもの食事ついて相談を受けていると、外食に関する質問や相談がとても多いです。
「これは食べても良いですか?」
「選んだメニューの味付けが濃すぎたかな、と心配です。」
「家に帰って野菜を追加で食べさせた方が良いですか?」
このような質問や相談を多く受けます。せっかくの外食なのに、不安な気持ちが伝わってきます。
私は子どもの食の専門家なので、上記のような不安はありませんでしたが、「もやもや」はいつもしていました。

もやもや①食べやすいものがない

ファミレスにはキッズメニューがあり、子どもが食事中に飽きない工夫もたくさんあり本当に助かっています。
しかし、幼児早期の子どもが食べやすい固さのものが少ないことにもやもやしていました。
キッズプレートには対象年齢の記載は無く、子連れで入れば、子どもが何歳であろうと店員さんにキッズメニューの冊子を渡されます。
から揚げやポテト、野菜はブロッコリーやミニトマトが入っていることが多いですが、衣が厚いから揚げは幼児早期の子どもには噛みにくく、ミニトマトは丸のままでは窒息のリスクもあります。

もやもや②栄養バランスが悪い

管理栄養士なのに非常に情けないのですが、私は休日は外食頻度が高いです。ですので、外食でも主食・主菜・副菜のバランスをある程度気にします。しかし、メニューの中に息子が食べやすい野菜メニューが少なくもやもやしました。
大人はサラダなどで何とか野菜を摂れますが、奥歯が中々生えない息子はサラダのような野菜を食べられませんでした。奥歯が生えていても子どもにとって硬い生野菜は食べにくいものです。しかし、サラダが食べにくい子どもが食べられる野菜のメニューは外食ではほとんどありません。
揚げ物が多いことも少々心配ですが、普段家で面倒くさがって揚げ物をしないので、そこまで気にしていませんでした。
ただ、息子は硬い揚げ衣が苦手でから揚げも衣を除かないと食べませんでした。

もやもや③私が心満たされない

上記のようなもやもやを回避する息子との外食先は、うどん屋か定食屋でした。うどんと、かぼちゃ天の衣を剥がして食べさせたり、定食屋でごはんと煮魚、野菜はおひたしや豚汁をチョイスしていましたが、これがまた「せっかく外で食べているのに何だか家で食べられるもの」で私がもやもやするのです。
いやいや大人はどうでも良いよって思われるかもしれませんが、子どもが食事を楽しめるかは、大人の笑顔にかかっています。大人も楽しむということはとっても大事なのです。(本当です!わがままな私を正当化しようとしているわけではありません!断じて!)

私が欲しいものを売ってみる

このような現状や実体験を受けて、今回キッチンカーで私が「あったらいいな」と思うランチを売ってみようと思った次第です。
離乳後期から幼児早期の子どもと食べることを想定したメニューで、大人も心満たされるメニューにしたい。そんな想いから、イタリアンのシェフに師事し、あまり家庭で味わうことがなく、しみじみおいしく、子どもと食べやすいメニューを考えました。
飲食店ではなく「キッチンカー」をチョイスしたのは、おやこに来てもらうのではなく、こちらから近づきたいと思ったからです。
子どもを連れて歩くのは本当に大変だから・・・。
現時点ではメニューの考案とテスト営業くらいしか実現できていません。
子どもと食べる実際のシーンを考えて本当はもっといろいろなサービスを設けたいのに、何とか提供することでいっぱいいっぱいです。
「おやこに近づく」ということも、想像以上に難しいということも実感してきているところです。
でもこのテスト営業をきっかけに、何か変わると信じて残りのテスト営業を続けていきます。

お願い

キッチンカーを借りられるのは5月20日までです。これまで株式会社TROWEL様が主催するこうさてん広場にご協力頂き出店させて頂いておりましたが、他にもニーズがありそうなショッピングモール、公園等での出店してみたいと考えております。
直前での調整になりますが、大阪・京都でランチ出店しても良いよとおっしゃっていただける場所がございましたら ホームページお問い合わせよりご連絡ください。


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