世界の金融 (Fin-JAWS)

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2020年5月4日にオンラインで開催された「Fin-JAWS 第12回 〜Go to Fin-JAWS School !〜」のAmbient Intelligence 大久保光伸さんによるセッション、第2時限 : 世界史 世界の金融についてのメモです。

ABCDテクノロジー

 A:AI   B:Blockchain   C:Cloud   D:Big Data

 グローバル銀行の中でも世界をリードし、最も多く特許の出願を行ったのは中国のWeBank。そのうちの80%はABCDテクノロジーに関連したものであった。

決済サービスの遷移と異業種連携のトレンド

・資金移動業を行う企業は資金移動業の上限100万円が頭打ちになってしまう。
・資金決済法のものに銀行やクレジットカードからチャージをしているという現象が起こっている。
・シンガポール、香港、イギリスなどでは銀行でバーチャルライセンスというものを発行し、スタートアップ企業が銀行と近しいような送金や融資といったビジネスを進めている。
・国内では「Open Bank API」銀行法の改正もあり銀行のAPIを開放する流れが進んでいる。コロナの影響を受け、スタートアップが電子決済と代行業者の免許を取って接続をするという動きもある。

金融サービスのマイクロサービス化

 バックエンドのシステムをサービスごとにAPI化をして、API Gatewayを介してFinTech企業や外部ユーザーにサービスとして提供しているような銀行システムがある。

ネオバンク、BaaS

 国内でもBaaS(Banking as a Service)が出てきた。

 ネットバンクのアーキテクチャは大きく「次世代ネットバンク」と「ホワイトラベル」の2つがある。
次世代ネットバンク:既存のAPサーバ、全銀システムや共同ATMなどとつながる外接がある。海外のパッケージ製品はあるが日本の全銀プロトコルに接続するためのカスタマイズ工数がかかってしまうので、現実的には金融機関の基盤となる全銀接続のあたりは外部にリソースを提供するというかたちでBaaSを他の企業に提供するということが起こるのでは。
ホワイトラベル:自社内のAPIを整理してフロント部分は外部のスタートアップに任せたり、デザイン会社を買収しフルスクラッチでカスタマイズしてサービスを提供する。

フルクラウドのコアバンキングシステム

フルクラウドでコアバンキングシステムを開発する時代に日本も追いついてきた。金融庁も「先端技術ワーキング」という名前でプラットフォームを正式にビジネスとして認められるようにFISCのガイドラインや安全対策基準をクリアするために、どのようなことが必要になるのか、有識者を集めて議論を始めている。

金融機関の新しいビジネスモデル

 1.  スーパーアプリ 
 2.  BaaS
 3.  ストック型FinTechポータル(情報銀行)

クラウドを活用した社会課題の解決

With/Afterコロナの時代にシステムサイドから何が貢献できるのか。
企業レベルでは、中期的には事業のオンライン化。長期的には地理的リスク・感染拡大リスクの少ないサプライチェーンの構築。

参考:With/Afterコロナで進化が加速する20分野の未来と、解決が早まる26の社会課題 ~「個人」「企業」「社会」で、短期、中期、長期それぞれにおけるWith/Afterコロナがもたらす変化とは



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