twitterとの出会いと、6年振りの再会

16歳。

携帯デビューは小1で断トツに早かったのに、なかなかスマホデビューできず、
ガラケー+ipod touch+ポケットWi-Fiで生活してた高校時代。
学校がいやになってきて、そろそろグレようとしていた16歳。

わたしはtwitterと出会った。

もちろんなんとなく空気を読んで、高校のメンツとの所謂リア垢は作ったが
twitterを始めてすぐにどうも趣味垢なるものがあるらしいと気づいた。

櫻井翔と大野智

当時のわたしの趣味は嵐ヲタ一択。
小学校3年生くらいからもうそれだけだった。

クラスの足の速い男子より櫻井翔。KAT-TUNが流行ろうと櫻井翔。
修二と彰どっちがいい?と言われても櫻井翔。もう脳内が櫻井翔で溶けていた。

でも、高1でついにそれが破られる。
鍵のかかった部屋の榎本役、ツンデレ大野智に完全に撃ち抜かれてしまい、
一途に櫻井を想うことを断念した。
ちょうどそんな時に作ってしまったのが嵐垢だった。

ツイハイ

あれから今も変わらないツイハイ。趣味が増えるたびにアカウントを作った。
FBが流行ろうと、インスタが流行ろうと、TikTokが流行ろうと、
もうわたしはtwitterがすきなのだ。ピカイチですきだ。
リアルタイムで吐き出される、着飾らない文章たちの沼にどんどんハマった。

同年代みんながtwitterを始めたばかりのワクワク感を持ち合わせ、
ヲタクならではのイカれた視点と表現力とヲタクにしか伝わらないネタを
TLに溢れかえさせる。レギュラー番組中は語彙力なんて誰もなかった。

「うわぁあああぁぁぁぁぁあああ!!!!!なにいまのかわいい!!!!!」
こんなんばっかだ。たのしけりゃなんでもよかった。JKだもんそんなもんだ。

休み時間も自習、赤信号も単語帳、部活は禁止でゼミ、放課後は居残り勉強。
高校時代、病み散らかしてたわたしにtwitterは唯一の最高な居場所だった。
当時相談に乗ってもらってたのは、担任でも同級生でもなくここの人たちだった。

会ったことのない同志

友人もできた。岐阜2人、千葉1人、奈良1人、京都1人、埼玉1人、福岡1人。
会ったことないのに日本中と繋がっているんだ。
ギリギリZ世代なわたしだけれど、やっぱり当初は感動したし、
今でこそ普通なことではあるけれど、コンサートで実際に会えた時は嬉しかった。

このうちの岐阜1人、千葉1人、奈良1人は今でも連絡を取る。
8年も繋がっていると思うと普通にビビる。
岐阜は大学時代に東京ドーム参戦した。コロナさえなければ今年久々会えてた。
千葉に関しては今年結婚するらしい。高校時代から知ってるから感慨深い。
奈良はわたしが大学に入学したタイミングで実家に泊まりにきた。そして、

今日は6年振りに奈良と再会する。
正直めちゃくちゃうれしい。こんなご時世だからあまり大声では喜べないけれど。
仕事がこっちであるらしい、土曜なのに大変だなあ。
そんなことよりわたしを思い出して声かけてくれたのが嬉しすぎる、鼻血出そう。

生きづらい世の中だけど少しでも楽しんでもらえるように計画を立てる。恋かよ。

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