テキトーを重視して───────────43

っていうか俺の金何処行くん?
A,主達の懐。恋無、一緒に分けて推し活に使おうね~!


「ていうかお前ら神様だろ!なんか魔術とか使えないのか⁉」
神四天王達が淡々という。
「「「「え、、、無理だけど?」」」」
「この無能な神共め!お賽銭だけ貰って願いは叶えないのかよ!そうだ、ユマ・ヌイはどうなんだ!」
そうおれが言った後、ユマ・ヌイがゆっくりと手を上げて言った。
「えぇ、出来るかな?試したこと無いから、わかんな~い。」
おれは
「じゃあ試して!」
と縋りつく、、、訴えるような目になって言った。どうしてもお金を払いたくない。あの突然殴ってくる主達にお金が回るなんて嫌だ!
ユマ・ヌイは言う。
「でも、結構MP使うことになるからなぁ。。。一日魔術が使えないとかありえないし~。」
なんなんだこの我儘娘は。おれが口を開こうとすると、ホシ・スタが言った。
「出来ないでやんの~」
あれ?煽ってる?煽ってるのかな?もしかして不仲?でもこの前の『神様戦隊!神レンジャー!!!!!』の動画では「私達、めっちゃ仲良くて、喧嘩も煽りも一回もしたことありませ~ん!」って言ってなかった?
「は?出来るしっ!やれば出来るし~?出来ないって決まっているアンタよりはマシです~」
不仲だ。ビジネス仲良しだったんだ。。。前々からこの二人、不仲説出てたしなぁ。。。でもショックだよ、リスナ~を騙していたなんて。おれは言った。
「出来るならやってくれよ!」
やってくれるなら、不仲ってこと、誰にも言わないから。ユマ・ヌイは呆れたように言った。
「出来る保証のあるものでいい?良いよね?」
圧をかけてるだけだろ、コレ。。。ま、お金を払わないで済むなら良いけど。
「じゃ、テレポート!」
は?テレポートできるなら最初から言えよ!そう、文句を言える立場でもなく。。。

着いた、鳥取県!
「出来たから、センターは私でいいよね?」
とユマ・ヌイ。

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