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Made by Google 2024:見逃し厳禁のAI機能まとめ

1. はじめに

Googleの年次ハードウェアイベント「Made by Google 2024」が火曜日に開催され、多くの新製品や機能が発表されました。あまりに多くの情報が飛び交う中で、見逃してしまった興味深いAI関連の発表も少なくありません。今回は、その中でも特に注目すべき機能をいくつかピックアップしてご紹介します。


2. 会話を自動要約する「Call Notes」

私のように短期記憶が弱い人には「Call Notes」という新機能が非常に便利かもしれません。この機能はPixel 9シリーズのデバイスで利用可能で、通話終了後に会話の要約を自動的に保存してくれます。詳細やトランスクリプト(会話の文字起こし)は、電話の履歴に保存されるため、後で見返すことができます。

しかし、プライバシーの観点から不安を感じる方もいるでしょう。Googleは「Call Notes」が完全にデバイス上で動作し、録音中は通話相手全員に通知されると説明していますが、セキュリティの専門家の意見が待たれるところです。

出典:Google

3. クリエイティブな画像生成アプリ「Pixel Studio」

Pixel 9、Pixel 9 Pro、そしてPixel 9 Pro Foldに搭載される新しい画像生成アプリ「Pixel Studio」。このアプリは、デバイス内蔵のジェネレーティブAIモデルと、クラウド上で動作するGoogleのImagen 3モデルを組み合わせたもので、ユーザーはプロンプトを入力するだけでクリエイティブな画像を生成できます。さらに、ステッカーを追加したり、後から編集を加えることも可能です。

出典:Google

ただし、Pixel Studioではまだ人間の顔を生成することはできません。これは、今年初めに起こったGeminiの失態が関係している可能性が高いです。その他の安全策についても、Googleからの具体的な言及はありませんでした。

4. スクリーンショットが検索可能に「Pixel Screenshots」

皆さんも私と同じように、チケットやQRコード、ボーディングパスなどをスクリーンショットで保存しているかもしれません。しかし、いざ探すときに見つけるのが大変ですよね。そんな時に役立つのが「Pixel Screenshots」です。この新アプリは、スクリーンショット内のテキストや人物、オブジェクトをAIで解析し、ローカルで検索できるようにしてくれます。

例えば、リス好きの友人の誕生日プレゼントを探しているとしましょう。Google Chromeでリス関連の商品をスクリーンショットし、それをPixel Screenshotsで検索すれば、「リス」というキーワードで関連するすべての画像が表示されます。さらに、元のリンクや関連情報も含まれます。

このアプリは、ドアコードや住所などの情報を含む写真も検索してくれるので、使い勝手がさらに広がります。

5. まとめ

Googleの「Made by Google 2024」イベントでは、たくさんの新機能が発表されましたが、中でもAIを活用した便利な機能は見逃せません。これらの機能が日常生活をどのように変えてくれるのか、今後が楽しみです。新しいPixelデバイスを手に入れる予定の方は、ぜひこれらの機能を活用してみてください。

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