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緊急入院から3年、再び…

前回の時期からどんだけ経ってんだよって感じですがしらっと更新してみます笑

2019年5月に緊急入院をして、その翌月6月に夫婦間腎移植をしました。
緊急入院時の事や、腎移植する為に転院した時の事などは前回、前々回の記事で長ったらしく書いていますので良かったら読んで見てください笑

さて、時は過ぎてこの記事を書いているのは2022年5月24日朝。
奇しくも3年前に緊急入院した時とほぼ同じ時期。

私は再び入院をしています。
腎移植をした年、2019年は移植後の急性拒絶反応で2回再入院しました。
拒絶反応とは、私の身体が移植した腎臓を異物とみなし、せっかく移植した腎臓を攻撃してしまい腎機能を低下させてしまうというもの。

人間の身体って凄いなー。
感心している場合ではなく、この夫から頂いた腎臓をダメにしてしまったら私は今度こそ透析しか道がなくなるので何としても守らなくてはいけない。

移植後はその拒絶反応を起こさせない為に、免疫抑制剤というあえて免疫を落とす薬を飲み腎臓が攻撃されないようにしなければならない。
移植後の私はまだ移植の重大さを理解していなくて(なんせ元気になるので)元々薬嫌いの私は薬を飲むのをサボっていました…。
移植後約半年〜一年は特に拒絶反応が出やすい時期でその期間に薬を飲むのをサボっていたのでまんまと2回もやってしまったわけです。

主治医にも移植を舐めるんじゃないって怒られて、それからはほぼほぼ真面目に薬を飲んで食生活なども一応気をつけたり気をつけなかったりたまに気をつけたりしながら何事もなく生活していました。
(透析と違って移植をするとほとんど一般の人と同じように普通の生活が送れます。)

だがしかし、その時は再び訪れた。
今年4月の定期検診の際にクレアチニンが爆上がり!!!(血液検査で腎機能を見る部分)
以前の主治医なら即入院治療のレベルだったけど、今回転院した病院の主治医は様子見だった。
(手術を受けた病院へ通うのは日帰りが無理な距離なので近場に転院しました)

不安に思いつつ、次回検診日を早めて期間を開けずに診てもらう予定だったけどその間色々あって結局診てもらえたのが5月のGW明け。
その間の体調がすこぶる悪くて前回の検診日直後から高熱と微熱を繰り返してすごくしんどかった。
そんなこんなでさらにクレアチニン爆上がりで、今回の入院となりました。

最初は拒絶反応っぽくはないって言われて点滴治療して1週間ぐらいで帰れるとの事だったけど、点滴治療では数値下がらず、私の症状では分からない事が多く(要は原因不明)様々な検査をしていて、さらには別の内科にも相談しているという…。

さらに調べる為に、昨日は腎生検をした。
腎生検とは腎臓に直接太めの針を刺して、腎臓の組織を抜きとってそれを調べるというもの。
この腎生検、私にとっては拷問のような時間でした笑
それはまた記事にしようかな笑

何はともあれ原因が分かればいいなー。
ただ、結果が出るのに3週間ぐらいかかりそうなのでその間治療せず待っていて腎機能がさらに低下したら嫌なので、拒絶反応の治療も昨日から開始しました。
パルス療法というのは、大量のステロイド剤を点滴してさらに免疫力を下げてクレアチニンを下げようというもの。

免疫アップが叫ばれているこのご時世に嫌だけど、とにかく今は移植腎を守ることしか考えていない。
ただ結果を待っているのは嫌なので自ら望んでパルス療法をしたいと申し出た。
ここからしばらくはパルス療法で様子見しながら他の検査結果も待つという感じかな。
全てが良い方向に行くと信じて、毎日自分の身体を撫でながらありがとうとごめんねを。
きっとこの経験には意味があるし、なんやかんや言いながら全ての事に感謝しています。