Fate/stay night [Heaven's Feel] III. spring song　感想　※ネタバレ注意

HF３章　感想

バトルシーン、ラストのエピローグ中心

ネタバレ注意です！

・綺礼VSアサシン

鉄山靠！！！！
かっけええ！！！！
ゼロからの八極拳動作の輸入……って感じで良いですね。
SNで八極拳の話でるの、ラストの殴り合いのとこだよねたしか。

・士郎VSバーサーカー

演出最高～～～～～～！！！
ここは時間的には一瞬な分、上手く演出で盛らないとあっさりしちゃうのでは？というのがあったけども、いや～～～～盛り方が上手い！　演出が上手い！　濃厚な一瞬！！

銃のイメージ。弾丸を込める音が良い！
神話のイメージ。クレジットに真じろうさん（ペンテシレイア、Fate/Zeroコミカライズの人）がいてなるほど～！という。あのバーサーカーのカットかっこよかったな……。

士郎が青空へダイブするようなイメージも、一瞬のイメージの中でダイナミックな動きが出てて、見てて楽しい。美しい～……！

「ついてこれるか、じゃねえ……てめえの方こそついてきやがれ――！」の言い方も、熱い叫びでめっちゃよかった～……！！！

アーチャーを追い越すところ……！！

「あいつを倒していいな」は「別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう？」の対比なのかなーとか。同じバーサーカーに立ち向かうシーン。

アニメの演出の話からは離れるけども、そもそもUBWでアーチャーとの対決をしてるからこそ、ここでアーチャーと直接対決をせずに「追い越す」ことをしてもいいんだよな～みたいな……。

ナインライブズの斬撃痕の刻まれ方も超かっこよかった……。

いや～何から何まで良い。
ここは原作でも好きなので期待のシーンだったけど、しっかりアニメならではの格好良さで最高だった……！

・ライダーVSセイバーオルタ

ライダーはえ～～～～～～～敏捷A～～～～～！！！！！

悠然と構えるセイバーに、俊敏に動きまくるライダー。
ばかすかエクスリカリバー撃ちまくるのを避けまくる……。
パワーVSスピードみたいな構図いいよね……。
スピード側は当たったら終わりなんだよな……、みたいな緊張感があるのが良い。
ライダーが魔眼を使うけど、ステータス的に石化はしないが、動きは止められる……って攻防を、少しだけ石化して……って絵で見せるのも良い。
このへんも、ライダーが持てる全てでセイバーオルタって怪物に食らいついていく感じがね、いいね……

ここはもう、１章のランサーVSアサシンみたいに、がっつりロケーションをいじってく……とかって大改造ができないので、この場にある岩をフル活用（？）ですごかった。空中の岩を足場にして駆け回ってくところかっけえ～～～……。岩でセイバーを固めて……ってところとかも好き。
鎖のアクションがとにかくかっこいいんだよな～～～～。
決まり手のベルレフォーンも良い……。

最後、一瞬セイバーの演技が素に戻るのもつらかった……。
たった一言でも。たった一言だからこそ、違いが明確に伝わる……いい演技～……。

・士郎VS綺礼

士郎が歯が取れるところ、好き…………、凄惨さ、必死さ、エグさが出るよね……。
最後の言峰の壮絶な顔も良い……。

士郎がこれ以上はまずいな……ってイメージが出るカットで、目から剣が伸びてるところ怖くてよかった……。

■その他細かいところ

・黒鍵ケース、かっこいい……

・序盤のセイバーオルタが地面に剣で線を引くの、かっこいい～

・桜の服になる影くんなに？？？？　紳士

・ラストシーン

エピローグ部分で、桜と凛の旅を描くのめっちゃよかった～……。あそこで時間経過を実感させてくれることで、士郎が戻ってきた……って嬉しさがグッと増すよなあ、という。

最後のお花見のシーン。ラストのカット。これが本当に好きで……、あの大勢がいるお花見のシーンで、「士郎と桜の二人で、白線を超える」っていうカット、これが本当に良い……。
「俺以外の前でも、いつか強く笑えるように」がすごく好きなんだけども……、間桐桜は世界を憎んで、何もかも壊そうとして、どんどん狭く、孤独に閉じていこうとしたんだけど、それでもそこから士郎が連れ出して、二人で罪を重ねて、それでも二人で背負って、二人で歩んでいくっていう。
「二人で」、「線」を超えて、みんなのもとへいく。
「俺以外の前でも、いつか強く笑えるように」が成された瞬間を、強い絵力で見せてくれて、あ～～～～～本当に良いラストシーンだな～～～～～…………ってなってめちゃくちゃ泣いちゃった…………。