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日本一周40 カニフルコーーーーース!

このnoteは…
ゲストハウスが好きすぎて47都道府県のゲストハウスとライブ配信、のちクラウドファンディングで100万円のご支援を頂きながら大学を休学せずゲストハウス日本一周をするノマド女子大生、ゆずの日本一周日記です。

今日はちゃんとしてます!よ!

朝、驚異の5時起床。

ここは竹田駅。竹田城を拝みにいそいそ起床しました。

竹田城とは…

あのラピュタに酷似していると言われる兵庫の城。

しかしそれが拝めるのは早朝から8時までという旅行者に全く甘くないスケジュール感。

折角豊岡にいるし、行くしかねえな

しかし日が出てきたとはいえ薄暗いし道がわからん…

Googlemapを片手にうろつくと

めっちゃ用水路にハマってコケた

かなしい。

それでも、、それでもオラは、、歩く、、!

登山口まで40分。そこから約15分歩くと、

ば、バルスのやつだーーーーーーーー

まさしく天空の城。ここ、竹田城は11月中旬〜12月の本のわずかな間、しかも快晴で前日との気温差が10度以上という限られた条件の元、このような雲海が発生します。

雲海が高いわずかな時間のみ、写真のような情景が発生する。

20分もするとここまで下がってしまった。もう、普通の城。

本当に一瞬なんだなあ。

さて

電車に乗りつぎ

浜坂駅へ!

次の目的地は鳥取なのですが、その県境に寄り道。というのも

以前安曇野地球宿のオンライン宿泊でご一緒した谷本さんが、

「カニランチしにおいで〜(^ ^)」

と声をかけてくれたので。

どーーーーん

おおおおおお

かに見せてくれた

渡辺水産様にやってきました!

ええと、、わ、私はどうすれば、、

「あ、お席あるんで、こっちにどうぞ〜!」

まさかのこの広い部屋を貸切

メニューを見る前に席を一瞬たつと、、

え、えええええええええええええええ

どんなやこれ、、でけえカニや、、

大阪のかに道楽でしかみたことのないようなでっかい茹でがに。だけでなく

カニの天ぷら、カニ刺し、焼きガニ、カニ雑炊

の、セットが!

すげえ顔してる

困惑しつつもいただく事に。身、身がでかい、、

恍惚、、、、!

なんという贅沢。。美味しすぎるよ?

感動しながらも食べ進める

普段カニなんて年末年始に家族と分け合って一杯食べるくらいなのに、、

こんな贅沢あっていいのだろうか。

丸ごと食らうって、、ワンピースの世界、、

そういえば、私は小学校から私立校なのですが、いわゆるお嬢様校的なところでですね、1年生からテーブルマナーを習うんですよ。
箸の持ち方とかそーゆーレベルじゃなくてね、ナイフとフォークなの。
1年生から6年生まで持ち回りで、週に一回お昼の給食が豪華な木曜日があって、その時は各テーブルに全ての先生がついて食事しながらマナーを学び、、
だから小一から当たり前のようにナイフとフォークは使えたから近所の大人に褒められたっけ、、

んなもん、知らねえ。

あのね、カニって食べにくいんですよ。そして時間がかかる!

はじめこそカニフォーク使ってゆっくりしっかり食べてたんですが、もうまどろっこしい!

黙って殻ごとくらいついてました。一人だからだよ、うん。人がいるとこじゃやらないからね!

カニにピントが絶望的に合わない

もう手で直接食べるよ!

とかなんとかなんやかんやと

雑炊しつつの

完食、、、!(2時間半かかった。ディナーコースばり)

途中で「カニに飽きる」という富豪しか言っちゃいけないような思考がよぎりました。恐ろしい量や。

で!

ここで一番恐ろしいのが

価格

何も見ずに出てきたコース。ねだ、、値段が怖いよお、、

谷本さんが席を外した時に

とりあえず平均をググる

ああああああああああ

いちまんななせんえん

さっき見た量と酷似、、子、、怖、、

でっでも、、、わざわざだし、そうそう食べんし、、明日からカップラーメンで生きれば、、なんとか

谷本さん「あ、じゃあいかれますか!」

はああああああ

死刑宣告された囚人のように

「あ、あの、お代は、、」

「ん?ああ

いいよいいよ!ここまできてくれたお礼にご馳走する!」

なんですてええええええええ

いやいや困ります払わせてくださいというと

「うーん、じゃあ、ここのことを広めてね!ってことで!笑」

私は泣きそうです。ありがとうございます、、親と取り寄せよう、、

さてさて、電車の時間は、、と調べると

「この後どうするの?」

と谷本さん

「よかったら砂丘まで案内しますよ!電車だと遠いし!」

でーーーーーーん

これがあの鳥取砂丘!!

海の真横にあって、自然的にできた砂丘らしい。唐突なるエジプト館。

go proしたら一面の砂だった。てか私顔死にすぎかよ。(5時起きで疲れてる)

一番有名な丘、馬の背にのぼることに!

急、、キッツ、、

足に砂をぶちこみつつ登り切ると

海!!!!!

まさかの唐突にあらわれた海に驚愕。

ここでもgo pro(相変わらず顔が死んでる)

友人母からいただいたスカーフ巻いた。なんか無理やりでもそれっぽくして見たかったけど全然それっぽくならなかった。

ここは観光スポットでもあるけど、普通にご近所さんもいるので、夜とか近所の異人が普通に散歩してるらしい。

そうそう、鳥取といえば20世紀なし!

道の駅でなしアイスを食べました。やっぱアイスってまじうまいね。アイス最高。(伏線です)

谷本さんは、かつて学生の頃は「早く都会に出たい」と思っていたそう。ただ阪神・淡路大震災を経験し、仕事の連絡時に使った公衆電話で、家族に電話しに行列を作る人々を見て、「実家に戻ろう」と決意したそう。

「今ってね、観光業は本当に大変なんだよ。宿もだけど、うちのような食事施設もそう。地元の人はかにをわざわざフルコースで食べることは少ないしね。(よく取れるから)しかも、オリンピックが開催されたら人々は街へ行く。家にいるようになる。だから、地方のヒトカラしたら難しい問題なんだ」

そっかあ。

オリンピック経済、というし、オリンピックは単純にインバウンドの人がくることで観光業が盛り上がるんだと思ってた。でもそれってわずか一部で。全てをみるとその難しい部分も多く見られるんだ、、

「でもね、観光とか、水産業の営業って、変人が多いからいつも楽しいよ笑」

という谷本さん。本当に楽しいからここまでずっとやってきているんだな。

山陰地方の地域活性化も行なっており、「かにソムリエ」の資格も持っているんだとか。

なんと宿近くまで送ってくれました。優しすぎる、、

「オンラインを通じて、普段会わないような若者のゆずさんと会えてよかったよ。今度渡辺水産でもカニを贈ったオンラインツアーをやるから、是非色んな人にきて欲しいな!」

はてさて、本日の宿はたみです。

何で唐突に絵を描いた?と思うかと思いますが、なぜならたみは撮影禁止。

この場所にいるときは電子媒体から解き放たれて、ゆっくりとしたら時間を過ごしてほしい、とのことで、撮影ができないのです。

ですのでここからは写真なし、私の指で描いたイラストという謎の紹介方法でいきます。

今日は、スタッフさんの中川さんという方がご対応くださりました。芸術大出身の中川さんが工房を持つ場としてここの鳥取を選んだそうです。

で、そこにたまたまいらっしゃったのが小野さん。大学の教授さんでもある研究者で、この のは常連だそうで。

明日行きたい場所を教えてもらおうと声をかけました。

「なんか、うーんと、アートとかデザインが好きなんですけど、それっぽいところってありますか??」

「うーん、アートっていわゆる美術館とかに行って、それはアートとして楽しいのかな?俺は、そういう大衆化されている場所じゃないところにこそ、アートはあると思うよ」

今までにない方向からの発言でした。

アートって、まあいわゆる美術館とかアート系のギャラリーとか、そういうのしか知らなかったし、イメージがなかったから

「俺は、アートってすなわち観察だと思うねん。表現方法が違うだけで。だから一見まったく違うように見えるけど、研究者と芸術家はニアピンだと思う。」

「今日、たみにお土産で遺伝子の列挙された図の本を持ってきたんだ。知り合いが出した本で、本当に藻の遺伝子が列挙されてるだけなんだけど、これはアートだよ。」

今まで、アートってなんか、現代アートでも何でも、人が作ったものを見てきているばっかりだったけど、生身の生き方でアートしてる人って初めてみたし、私にはない着眼点を持っていた

「人はね、人から言われたことをしてるほど寿命が長くないんよ。だから自分の好きなようなことをして、好きなことをして生きたらええ。一回、便利になりすぎてるスマホも何もすてて、適当にほっつき歩いてみ」

私が絵を描くと酷いな色々と
「俺が研究者になったのも、かっこよかったからや。」

そう言った小野さんはすごく爽やかだったな

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