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光あれ! 〜電球で集中力は変わるのか?〜

今日の記事のトップの写真はyukoyamaさんのフォトギャラリーからお借りしたもの。皆さんはこの写真を見たときにどんな場所を想像しただろう?

おそらくはちょっとお洒落なカフェとか、あるいはデザイナーズマンションのようなマンションの一室、などを思い浮かべたのではないだろうか。

同じデッキプレートの天井に白い壁、でも下の写真ならどうだろう?

スクリーンショット 2020-09-18 18.57.20

こちらだと工場とかオフィスをイメージした人が多いのではないだろうか。

新型コロナウイルス感染症以降、テレワークがメインになり仕事を自宅やカフェで行なっている人も少なくないだろう。

でも家だとなかなか集中できない・・・とか、ドトールなら仕事できるけど〇〇カフェだとできないなあ・・・という気持ちに心当たりがある人も多いはず。

写真ですでに察しの通り、仕事の業務効率や集中力の差は照明の違いによるところも大きいのだ。

ということで、今回は「照明と集中」について。

電球には3種類ある

家電量販店などで電球などを買うと、3つのタイプがある

① 電球色 約3000K
夕暮れ時に近い白熱電球の様な温かみのある色味
寝室・ダイニングなどに最適

② 昼白色 約5000K 
日中の太陽光に近い自然な白色味
オフィス・リビング向け

③ 昼光色 約6500K 青っぽい色 
青白い色味
勉強部屋やオフィスに最適

リラックスするための生活空間には「電球色」がオススメ

今までの住宅は夕方以降に過ごす場所という前提のもと作られていることが多い。携帯電話のダークモードもそうだが、暖色系の色あい(電球色)に設定することで、暖かい雰囲気・落ち着いた雰囲気を出すような狙いがある。
(電球色だと暗く感じるため、同じワット数なら寒色系(昼光色・昼白色)の方が明るい。そのため、学生向けなどの賃料が低いアパートなどはそちらを選んでいるケースも多い)

集中するべき仕事・勉強空間には「昼白色」!

逆に集中するべきデスク周りや、オフィスの蛍光灯などは昼白色・昼光色などが多い。

青系の光には、脳を覚醒し集中力を高める効果が。
味気ない印象になることは否めないので、外来客も多い雰囲気も重視しないといけないオフィスなどは自然な「昼光色」を選ぶ方がいいだろう。

調色照明のススメ

しかし、自宅での場合は蛍光灯をその都度切り替えるなんて面倒臭いことを毎日するわけには行かない。

そこでお勧めできる照明として、「調色照明」というものがある。

ググってもらえるとわかりやすいが、LED照明の色味を、手元で変更・コントロールできるものだ。

仕事に取り組む時、勉強に向かう時は、寒色光で集中力を高めて作業効率をUP。仕事の前や仕事を終えたら暖色光に切り替えてリラックス。

うまく切り替えて、明日も集中した1日をお過ごしください。

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