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WordPress(ブログ)初心者が見落としがちなカテゴリとタグの使い分け

私はWEB制作を始めて10年、技術ブログを始めて2年ほど経ちます。

WordPressの使い方の話はネット上に沢山あって、プラグインだとかテーマカスタマイズとか色々ありますよね。

確かにそのような技術面も重要ですが、こと”WordPressの使い方”であれば、「カテゴリ」と「タグ」の使い方は非常に重要です。

なぜ重要かと言うと、ブログやサイトのコンテンツ構造に直結するため、この概念がしっかりしてないと、例え技術的にハイレベルなサイトを作っても、コンテンツとして見づらかったり検索性が悪かったりするからです。

この記事を読んでいる方の中には、実際にWordPressでサイトを運営している方もいるかと思います。ぜひご自分のサイトと照らし合わせて読んでください。
また、これからサイトを作られる方は、その計画にこの話も入れて頂ければ良いかと思います。

基本的なカテゴリとタグの使い方

基本的には以下の2つのルールを守ると良いでしょう。

1.カテゴリとタグは違った観点での分類にする
2.一つの記事に対して複数のカテゴリを与えない

1.カテゴリとタグは違った観点での分類にする
例えば、料理関係のブログだとすれば次のようになります。
カテゴリ:肉料理 / 魚料理 / サラダ /
タグ:#初心者向け/#加熱不要/#3分レシピ/
このようなイメージです。

「簡単なハンバーグの作り方」という記事を書いたとしたら、
カテゴリは肉料理で、タグには初心者向けと入れることになります。

もし使い方を間違ってしまうと、カテゴリに肉料理でタグにも肉料理と付けてしまう場合があります。
あくまでサイト内の基本的な記事分類はカテゴリであり、そのカテゴリ同士を超えた別の観点での分類がタグになります。

2.一つの記事に対して複数のカテゴリを与えない
一つの記事に複数のカテゴリを与えてしまうと、複数のカテゴリで同一の記事が出てくることになります。
これって、通常のサイト閲覧者から見てもGoogleから見ても、同じ記事が何度も登場すると認識されてしまいます。

そのため、基本的には一つの記事に一つのカテゴリにするのが望ましいです。

また、カテゴリ分類に階層を作った場合には、より下層のカテゴリにだけチェックを入れます。
肉料理>ハンバーグ と2階層目のカテゴリを作ったなら、ハンバーグにだけチェックを入れます。肉料理の方には入れなくて大丈夫です。

そうすると、自動的にハンバーグのカテゴリに分類されながら、それが肉料理階層の中にあると言う認識になってくれます。

最初から設定が望ましいが後からでも大丈夫

さて、このカテゴリとタグの使い方ですが、ブログ起ち上げ初期にしっかりと設定できれば良いのですが、記事が溜まってきてから改めて分類しても大丈夫です。
しかし、あまり沢山記事を書いてからだと収集がつかなくなることもあります。

しっかりとカテゴリとタグの分類ができていると言うことは、ブログの全体像や将来像が見えているということになります。
ぜひこの二つの使い方を意識してブログを作ってみてください。

私のブログでは、このようなWEBやデザイン、あるいはガジェットの紹介をしています。
ぜひブログの方もご覧いただければと思います。
「DESIGN REMARKS」https://design-remarks.com/

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