「私たちの文明は大地から足が浮いてしまったのだ。」

求められたのは、果たして武器だったのか?・・・そう。アタリマエのことが当たり前じゃない状態が続いている。子どもたちの姿を見ない大人の屁理屈。

流水と土石の性質を幼いときから会得し、この乾燥地帯で生きる術を身についけているアフガニスタンの人々。

土木技術、農業技術、科学技術など、誰のために何のために必要なのか。
武器をつくるため?一部の人が儲けるため?
違うよね。

「彼らは殺すために空を飛び、われわれは生きるために地面を掘る。
彼らはいかめしい重装備、われわれは埃だらけのシャツ一枚だ。
彼らにわからぬ幸せと喜びが地上にはある。
乾いた大地で水を得て狂喜する者の気持ちをわれわれは知っている。
水辺で遊ぶ子どもたちの笑顔にはち切れるような生命の躍動を読み取れるのはわれわれの特権だ。
そしてこられが平和の基礎である。」

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