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帰国レポート

Dobry den!

桶川裕矢です。

昨日5月19日に日本に一時帰国しました。
現在はホテルにて隔離生活中です。
今回は帰国に際して、プラハでPCR検査を受けた時から羽田空港、ホテルに着くまでのレポートを書いてみました。どちらかというと現在チェコに滞在している日本人の方で帰国予定のある方に何か情報を提供できないだろうかという感じのレポート内容になっています。
バーっと文字起こしした内容をほぼそのまま載せているので長文で所々読みにくいかと思いますが興味ある方はぜひご一読ください。

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フライト情報:5/18(火) 11:35 プラハ発ヘルシンキ経由羽田着 フィンエア   ー/JAL

PCR検査~陰性証明書取得まで:

5/15(土)
出国72時間以内の陰性証明書が必要なため、5/15の14時にÚstřední vojenská nemocnice(U Vojenské nemocnice 1200, Praha 6) でPCR検査。
土曜だったこともあり予約せず行ったが、待ち時間なく5分ほどで終了、土日は検査数少ないからだいぶ楽だが、状況が良くなりつつあるチェコでは平日でも意外と時間かからずいけるかもしれない。

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(プラハの軍の病院、左側のテントが待合室、右側が検査場)


5/16(日)
昼12時ごろに結果が通知される。無事陰性。検査から48時間までに連絡とあったが24時間切るとは思わなかった。

5/17(月)
午前10時ごろに日本が指定するフォーマットを持って再度Vojenská nemocniceへ陰性証明書を取りに(場所はPCR検査した所と同じところへ)、予想通り最初はすんなりは書いてもらえず(理由としてはその書類に日本語/英語で書いてある内容を病院側が理解できないためハンコを押せないとのこと)。チェコ語書式で作ってもらえるよう日本大使館は厚生労働省側に働きかけないのだろうか。まあこれをすると全世界の言語バージョン作らないといけなくなるから難しい問題ではあるが。
たまたまそこの検査場にいたお兄さんがめちゃくちゃフレンドリー、もう1人の看護婦さんは20年間日本にいたことがあり、日本語ペラペラの方。色んな世間話やこの書類貰えないと強制送還されるんですよ~と伝えたところ渋々ながらハンコとサインをもらえた。結局はかなりゴリ押し。まあ貰えたから結果オーライ。これほんと人によって対応が180度変わる可能性あるので、自分の場合はたまたまいけたが、基本病院側が指定する以外の書類にハンコ押すことはないようなのでチェコ語でゴリ押しできる人が付いていると本当にいいかもしれない。(チェコで働く政府関係者ですら出なかったらしい)

プラスそこの病院側が出す陰性証明書(チェコ語、英語/250Kč)も発行、PCR検査は1510Kčなので計1760Kč。カードでも現金でも払えそうだが、カードの領収書には払った時の時刻が書いてあるのでカード払いがおすすめ。
検査の段階で検査+証明書の請求をされたが、検査の時は検査代、証明書を取りに行った時に証明書代のお金を別々で払う方がいいかも。
他の病院では値段や対応は違ってくるのでそれぞれが行くであろう病院へ要確認。


書類について:
帰国にあたって事前に準備できる書類は陰性証明書・誓約書の2枚

陰性証明書 - 厚生労働省指定のフォーマットを持って病院に行く際は、個人情報を自分で事前に埋めた1枚と何も書かない1枚と2枚持参した方がいいかも。病院側が「いやあなたの情報もこちらが書きます!」となった時ように空白書類もあったほうがいいということで。誕生日の書式はチェコ式でも日本式でもいいとは思うが、まあ日本側に見せるから日本式がいいかな。準備する際は日本指定の証明書とチェコ病院側が出す証明書の2枚用意できると一番良い。というかチェコの空港カウンターでチェック受けるので必須になると思われる。

誓約書 - 飛行機に乗る前に事前に印刷して記入できるが、これまでの情報だと日本への機内で配られるらしい。がとりあえず念には念をということで印刷して持参。


アプリに関して:
厚生労働省のサイトにも載っているが、自分の場合だとiPhoneなので必要なアプリはOELMySOS(通話アプリ)、COCOAの3つと位置情報の設定。androidだとこの位置情報の部分でGoogleマップ?が必要になるのかな。
新情報としては入国者健康確認センターからの通話アプリに以前はSkype/WhatsAppを使っていたようだが、ここ最近の帰国者と連絡が取れないなどのニュースからこのMySOSというアプリに切り替えられたと思う。(この情報を搭乗する前日の深夜に気付くというファインプレーをしたので、厚生労働省のサイトは帰国予定の人は毎日要チェック)

それぞれのアプリの設定:
OEL - 位置情報確認アプリ。厚生労働省のサイトにあるQRコードを読み込んでインストール(App StoreでOELと打ち込んでも出なかったはず)。入国してから使用できるみたいなので搭乗前にインストールするだけで良し

 ・COCOA-接触確認アプリ。これも国内でしか使えないためインストールのみ

MySOS - ビデオ通話アプリ。どうやら帰国者限定で特別な仕様をしてるらしく厚生労働省のサイトに載ってるQRコード、もしくはアドレスからしかインストールできないらしい。インストール後アプリを開いていくつか確認ボタン、通知許可ボタンを押すと個人情報を記入する画面が出るのでそこを埋める、ok押したらマイク/カメラの許可を押してとりあえず完了。ここまでを搭乗前に終わらせる必要があるよう。

位置情報設定 - 陽性となった場合にどこにいたか保健所に提示できるように。iosとandroidで設定の仕方が違うためサイトの説明を要確認。


質問票:
上記のアプリや書類と同じく搭乗前に準備するもの。
厚生労働省のサイトからQRコード/アドレスから入力。国内での滞在地や連絡手段のメールアドレスや電話番号を記入するので間違えのないように。一通り記入するとQRコード出てくるのでそれをスクリーンショットして保存。スマホで記入した場合一応そのページも残しといて損はないかも。


まとめると、

陰性証明書
・誓約書(機内で配られるが一応)
・アプリ3つ - OEL, COCOA, My SOS
・位置情報設定
・質問票

が帰国前に準備が必要なもの。これらがしっかり準備できていれば、日本に着いてからの何十か所のチェックもスムーズに行く。

詳しい情報、アプリの設定、その他帰国に際して必要な情報は下の厚生労働省のサイトを要チェック。

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ここからは帰国当日のレポートになっています。帰国に関する重要な情報以外のことも書いていますが、大目に見てください。笑


プラハ空港:
こんな時期ということもあるので流石に人はまばら、電光掲示板も10行ぐらいしか書いてない。それでもヘルシンキへ向かう便はまあぼちぼちの乗客数。
チェックインカウンターの人からは陰性証明書の提示を求められた (最初にチェコの病院側からの証明書を見せたがその後に日本指定のフォーマットのも提示したので、証明書もらう際はやはり病院側からの書類も必須かと思われる。日本のフォーマットがあるから大丈夫かと思わず2枚用意する方が確実)。
その後「アプリは入れてますか?」とチェコの空港時点で確認されたのでやはりアプリ関係は先に済ませて行くべき。その場で空港のwifiでインストールできるとは思うがスムーズに行くためにも準備は大切。

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(プラハ空港内。午前中とはいえほとんど人がいなかった)

誰得情報かは分からないが、ヘルシンキへの機内のレポートも。ドリンクとお菓子は配られた。その後紙を持ったCAが回ってくるがフィンランドに入国/ステイする人限定が埋める書類のようなので日本へ乗り継ぎの人はそれを伝えればok。
事前の航空会社からのメールではヘルシンキに着いた後すぐに日本行きへの搭乗口カウンターへ来てくださいとの内容が。書類、アプリ確認のためであろう。ここで書類不備なんかあったらまじでチェコへ強制送還ありえるので準備は入念に。
着陸が上手すぎて感動してしまった。


ヘルシンキ空港内~東京行き機内:

飛行機を降りて空港内を歩くと途中で綺麗なブロンドの女性の係の人が東京行きの案内を書いたiPadを持っていたのでその方に声をかけるとその場で諸々の書類のチェックを受ける。すごく親切に対応してくれた。とりあえずそこでOKは貰えたので大丈夫なはず。
(帰国3日前にメールで【乗り継ぎの方はヘルシンキ到着後すぐ東京行き搭乗口に来て書類チェックします。】と書いてあったが、ここの女性の係の方からok貰えればそれで良いらしい)
パスポートコントロールを終えて中に入ると人はほとんどおらず、店は全部シャッターで閉まってて空港とは思えないぐらいの静けさ。トランジットする人も数人だけ。なので係の人は丁寧に時間かけて対応してくれそう。

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(ヘルシンキ空港内もプラハ同様閑散としてた)

羽田までの乗客は10人ぐらい。感覚ではCAの方が人数多かった。笑 多分ビザ持ちだろうが外国人の方も何人かいたかな。

JAL国際便に初めて乗ったがめちゃめちゃ座り心地がいい、乗客がほぼいないのでCAの方から真ん中の4列で全然横になってもかまわないですよと言われつい笑ってしまった。

機内では書類4枚が配られた。誓約書健康カード(これがのちに何十回も確認される紙)、アプリを準備してますか?という質問書税関申告書
記入自体は丸をつけるなどの箇所もあるのでそこまで時間はかからなかった。

まさか機内朝食に焼きうどんが出てくるとは、、、さすがJAL。
予定より約30分早く8:25に羽田到着。
CAの方々からは大変親切に対応していただいた。気持ちよく過ごせた9時間だった。


羽田空港内~ホテルまで:

羽田に着いてからは指示があるまで座席で待機。

指示があった後外に出て乗客全員でまとまって行動。どういう順番でどの書類をチェックしたかというのはもう覚えてないので省くが、唾液検査のとこまでに6、7箇所ぐらいで書類確認、唾液を提出した後はアプリの動作確認のブースへ(ここで結構な人が時間かかってた)、その後2か所ぐらい書類確認を経由した後検査結果待ちフロアで待機。なのでここまでに約10か所で書類確認チェックを行う感じ。
午前中でそこまで客数が多くなかったこともあって30分ぐらいで結果判明。陰性の結果を伝えられた後、赤い紙を渡される。(これをのちに何回も見せる必要あるんだろうか?というぐらい提示するのでこれは無くさないように)。

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(これがその赤い紙。何カードか名称はわからない笑)

入国審査、預け荷物ピックアップのため空港の逆サイドへ大移動、動きやすい服・靴は必須アイテム。
ホテルまでの送迎バスへ何人かまとまって移動。最終的にはバスには8人だけ乗車。
ホテルは両国のアパホテルだったので約1時間弱の道。
ホテル到着後1人ずつチェックインするので呼ばれるまでバスの中で待機。係の人に部屋でのルールや諸々の説明を受けてやっと部屋到着。8:25羽田着で、12時ホテル部屋着。
午後便の方はもっとかかるかもしれない。
荷物もホテルの方が運んでくださったので1人でテンパることはなさそう。
到着後はホテルの健康観察チェックの設定をしてとりあえず終了。


最後に
全体的にスタッフの数が事前の情報通りすごく多かったですが、搭乗前に入念に準備していればめちゃめちゃスムーズに事は運んだイメージ。
空港スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

なので日本に着いてからというよりはチェコ発つまでの書類や諸々の準備が一番大変になってくると思います(いやあたりまえか笑)

インド型の流行などでこれからより一層規制が厳しくなりそうな予感がありますが、帰国予定の方々は入念に情報チェックしていただきたいなと思います。

羽田空港内の書類確認の詳しい順番とか内容を知りたい方はこちらの三浦優希君のnote見ていただけたらなと思います。

5/19時点での情報ではありますが、何かわからないこと、質問等あればお気軽にコメントしていただけたらなと思います。

最後にもう1度厚生労働省のサイト貼っておきます!

長文になりましたが読んでいただきありがとうございました!

桶川裕矢


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