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コロナ禍があってもなくても、そもそも学校システムはどこへ向かうべきか
新学習指導要領私たち教員はコロナ禍がなかったとしても学校や教育を大きく転換していく必要がありました。その一つの根拠が新しい学習指導要領です。私たちは未来を生きる子どものために、積極的に教員としての資質をアップデートする必要があります。指導要領の一部に育成すべき児童像として、「主体的・対話的で深い学び」「人間尊重」「平和で民主的な国家及び社会の形成者」という記載があります。これらは、改めて私たちが自
もっとみるコロナ禍とツイッター(大村吉村問題)
さて、コロナ禍もひと段落という感じ(でもないですね、第2波の危機が迫っているようにもみえます)で、すこしツイッターの話題の記事について触れてみたいと思います。関西と東海で二人の知事がツイッター上で意見を交わしている(ニュースを読むとけんかしているように見える)ことについて、いくつか気になった点があったので、取り上げて考えてみたいとおもいます(これは、哲学的トレーニングのつもりでおこないます)。
コロナ禍と朝の換気と若手の仕事①
まえがき これは、コロナ禍中の学校での出来事を端的に表したもので、完全な事実(ノンフィクション)ではありません。しかし、いくつかの学校で当てはまりそうなので、この状況について、ちょっとした思考実験をしてみました。学校が教職員にとって働きやすい環境になるためには、どうしたらよいのでしょうか。(「わたし」は読んだ方が「自分」に変換してみてください)
ある日の出来事 コロナ禍で、学校は休校を余儀なくさ
コロナ禍で学校のICT化がすすまない理由についての考察
1 はじめに先日行われた、「学校の情報環境整備に関する説明会」(「GIGAスクール」ch)によると、ICT環境に前向きに取り組もうとしない教職員(管理職)がいること)が話題にのぼっています。このコロナ禍でさえ、ICTを使った子どもへの支援は、とても少ないように感じます。なぜ、学校でICT化がすすまないのか、これからどのようにICT化を進めていけばよいか、考察してみました。(ただし、これらの考察は私
もっとみる新型コロナウイルス9月入学問題浮上の背景と論点についての考察
先日、新型コロナウイルスについて、学校の入学時期をずらすという議論がありました。コロナ禍も少し終息ムードが漂ってきましたが、このままもとの学校生活に戻れるわけではありません(新しい生活様式への移行)。今一度、今後の動向のためにも子どもの学びの機会を保障するために必要なことを、「9月入学問題」を中心に、自分なりに整理してみました。
「新型コロナウイルスの蔓延に関わる休校期間の延長への対応としての9