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これが赤ちゃん返りというものなのか。

イヤイヤ期とか赤ちゃん返りとか、当事者になってみるとあんまりそれだと分かりにくいもので、多分ずっとあとに、「あのときのあれがそうだったのかー」って、気付くような気がする。

毎朝の散歩もGRで。

お腹の中の赤ちゃんのことを好き好き言うも、甘えん坊が激しくなっている。もとからそうなのか、これが赤ちゃん返りというものなのか。

保育園についてから、車の中でMAX行きたくないと泣き叫ぶ。無理矢理あずけるべきなのか、未熟な親はどうするのが正解か分からない。先生に相談して、先生が車まで会いに来てくれ、めちゃくちゃ明るく元気に「あしたもきてな〜!」と言ってくれる。先生のやさしさがしみる。

車で10分ほどの実家へ預けにいく。午前中は自分もいることにする。母にまかせて自分はパソコン仕事をしようと企むけど、やはりそうはいかない。

家に入る前に近所を散歩。普段歩かない場所を、こんな暑い中、だっこだっこをかわしながら、たくさんの虫を見て、お花を見て。このわずかな時間がものすごく幸せに感じた。こんな思い出を、もっと作るべきなんじゃなかろうか。自問自答。育休したい。

最近は、ちょこちょことパパが育休を取っているご家族がスタジオに来てくれる。興味があるのでいろいろ聞かせてもらうけど、自分の場合は会社員じゃないのでそんなものはないらしい。休みたきゃ休め、ということです。

たぶん、みんなに任せてある程度がっつり休ませてもらうことはできるんだろうけど、いかんせん仕事がしたすぎる。しかし育児もしたすぎる。例えば半年休んだとしたら、残る20年か30年の仕事人生の中で、半年分の遅れを取ることになり、それはこわい。誰かとの比較ではなく、自分のやりたいこと、やるべきことが果たせないのでは、という恐怖。でもその半年から得るものもたくさんあるんだろうとも思う。

この時期になると、セミが力尽きて道に落ちているのをよく見る。娘はそれを「ふみたい・・」とかわいさを使ってお願いしてくるけど、まじでなんでやねんと思う。小さい子は、小さい虫の殺生を経験して、命の大切さを学び、育っていくらしい。自分も踏みはしなかったけど、アリの群れにおしっこをかけていた覚えがある。そのとき、幼いながらに「ぼくはこんなことをしてええんやろか」と思っていた、気がする。そうして学んでいくんだ。やさしい子になってくれ。

調べると、GRⅢxは去年の10月に出たばかりだった。そんなことも知らずに買ったけど、正解だったなあ。
Lightroomのプリセットで色かぶりをマイナスにして緑を入れて、彩度も10くらい落としてある。アンダーな写真もGRだったらなぜか気に入って、普段とは違う気持ちで撮ることができる。


午前中たっぷり遊んで、午後の撮影が終わったらできるだけ早く迎えに帰った父でした。

このあと数日が経つけど、保育園にもいやがらず行くようになり、本人の充電切れだったのかな、それに気付けなかったのかなと、考えさせてくれる出来事でした。

それを楽しく残せたGR、ありがとう。


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