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僕がライバー事務所を始めた理由

こんにちは。小堀(@kobo_221)です。

SaaS界隈で活動をしていた僕ですが、今月(2019年12月)にライバー向けサポート事務所(rebra-liver.comを設立しました。今回はこの経緯想いを発信していこうと思います。

ライバーって?

早速話していきたいんですが、その前にライバーってまだまだ認知度が少ないと思うので少し説明します。

ライバー・・・ライブ配信プラットフォームでリアルタイム配信をする人

17LiveSHOWROOMなどのプラットフォームが有名ですね。このプラットフォーム上でライバーはリアルタイムで配信をして、視聴者はコメントなどの機能でライバーとコミュニケーションを取ることができます。

このプラットフォームではイベントというものが常に開催されており、こちらで優勝すると雑誌に載ることができたり、CMに出演できたりと様々な特典があります。

ライブ配信はスマホひとつで手軽に行えるので、芸能関係やインフルエンサーになりたいなどの夢を目指すのに手軽な方法となっており非常に価値のあるものだと思っています。

きっかけ

本題に戻ります。

フリーランスとしてSaaS事業の支援を始めて2か月経ち色々と落ち着いてきたので、新規事業を模索していました。

そんなときに僕の前職である株式会社DonutsでMixChannelを運営する方から「ライブ配信はこれから伸びるぞ?」とお話をいただきました。5Gが普及されることもあり、たしかにライブ配信は伸びそうだな、と思い早速調査を開始することに。

ライブ配信プラットフォームの運営会社の社員の方、ライバー事務所や芸能事務所の方、ライバーなどなど、色んな人からお話を聞きました。(あと隙さえあればライブ配信をずっと観てました。)

2つの気づいたこと

この調査期間で2つの気づきがありました。

①ライブ配信の素晴らしさ
②この業界の違和感

一つずつ説明します。

①ライブ配信の素晴らしさ

まずはライブ配信の素晴らしさについてです。一言でいうと、誰でも気軽に有名人やインフルエンサーを目指せる、という点が非常に素晴らしいです。

昔は有名人やインフルエンサーを目指すのにはある程度の制限がありました。テレビやCMに出るなら、テレビ局と繋がりのある芸能事務所に認められなければならない。そのためには、東京に上京して芸能事務所のオーディションを受けて、、と夢を目指すのにかなりのリスクがあります。

しかし、ライブ配信が登場した今は状況は変わりました。ライブ配信はスマートフォン1つさえあれば夢へのチャレンジが可能です。

地方にいても、仕事や学業で忙しくても、チャレンジできます。こんな環境が整いつつあるなんてなんて素晴らしいんだ、と思いました。

②この業界の違和感

素晴らしいー!と思っていたんですが、中国などに比べて日本はまだまだライブ配信業界の盛り上がりがイマイチです。原因を考え、一つの仮説にたどり着きました。

『ライバーが事務所に搾取されている。。??』

ライブ配信は、ライバーが視聴者からもらったギフト(課金アイテム)の数に応じて報酬が支払われます。支払いの際は、事務所に全額渡され、事務所からライバーへと振り込まれます

事務所取り分とライバー取り分のパーセンテージは一応各プラットフォーム運営が決めた取り決めがあるのですが、実際、守っていない事務所が多くありました。(これはプラットフォーム側も把握できない)

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こうなるとライバーは職業として成り立ちません。これがライブ配信市場が盛り上がらない一因であると思います。

目指すもの

こんな素晴らしいものが広まらないなんて損だし、何より夢に向かって真剣に頑張っているライバーが報われないのはなんかモヤっとしたんです。だからライバーが健全に活動できる世界を目指そうと思います。

その第一歩として『Re:bra(リブラ)』ライバーサポート事務所を立ち上げました。(Re:braでは公平性を大切にしており、ライバーへの振り込みはプラットフォームからライバーへ直接行なっております。)

まずは健全なライブ配信事務所を作り、ライブ配信を広めていきます。そして今後はSNSの普及によって個人が大きな力をつけていく時代になり、事務所の存在意義は大きく変わってくると思うので、その時代に合ったライバーをサポートできるサービスを展開していき健全な世界を作っていきます。

皆さんへ

こんな感じで新しいことにチャレンジし始めた僕ではありますが、悲しいことにまだまだ至らぬことも多いです。共感いただけた方はできる範囲内で応援していただけると大変助かります!(僕にできるお返しはなんでもしますので😊)

・ライバーに興味ある方絶賛募集中。
・事業をお手伝いしていただける方絶賛募集中。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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