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日常メンテナンスはコレをやれ

こんばんは、吉良祐哉です。

いつの間にか年も明け、早くも1月が終わろうとしています。
#あけましておめでとうございます
#日本一あけおめが遅い男


さて今日は、僕が練習後に行う【普段のメンテナンスについて】というテーマで話したいと思います。
※乗ったら必ず行うメンテナンスのみ

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▼マシンコンディションは常に同じ
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トライアルマシンに限った話ではないですが、オートバイに乗れば必ずどこかは消耗します。
パッと思いつく消耗パーツはコチラ↓
・タイヤ
・クラッチ
・各部オイル
・エンジン内部
・チェーン

などなど、、上げるとキリがありません。
しかし、これらの消耗パーツは少しずつ消耗し変化していきます。
そのため、変化に気づきにくことが多いです。
テクニックが向上していく上で、マシンを理解することは非常に重要です。
そして、【マシンコンディションは常に同じ】 にしておくことが大切です。
練習毎に違うコンディションのマシンに乗ると、挙動に慣れるところから始めなくてはならないので、非常に時間的なコストがかかります。
#フィーリングの違いが気になるタイプの男

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▼日常メンテナンスをやれ
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では、コンディションを保つため上記の消耗パーツを交換したらいいのかというと、そういうわけではありません。
先ほどお話ししたように、少しずつ消耗するので変化が分かりにくく、毎回変える必要はありません。
なにより、コストがかかり過ぎるので現実的ではありません。

結論、マシンのメンテナンスだけで十分です。
実際に僕も普段はメンテナンスだけしています。
これならコストもかからずコンディションを同じにすることが可能です。

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▼日常メンテナンスはココをやれ
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僕がオススメする日常メンテナンスはコチラ↓
・洗車(各部エアーで水気を飛ばすまで)
・アクセルホルダー / スロットル洗浄
・エアークリーナーボックス清掃 / エアークリーナー交換
・キャブレター分解洗浄(キャブレター車のみ)
・各部注油

一つずつ説明していきます。

【洗車】
メンテナンスの基本は洗車からという言葉があります。
#すみません、今作りました
マシンが汚いとメンテナンスはしにくいし、ガレージも汚れます。
#砂埃を被った程度では洗車をしないこともあります
高圧洗車機を使用して汚れを落とします。
マシンを寝かせて裏まで綺麗にしましょう。このとき、燃料コックをOFFにすることを忘れないように!
高圧洗車機だけでは細かい汚れは落ちないので、僕の場合は液体洗剤を吹きかけ、洗車ブラシを使って綺麗にします。

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綺麗になったら、コンプレッサーを使ってエアーで水気を飛ばしていきます。
フロントフォークのアウターチューブについてあるダストブーツ内に水が侵入することがあるので、そこを外してエアーで水気を飛ばしましょう。
ダイナモカバーの部分にも水が入ることがあります。カバーを外してエアーを吹きかけ、整備が終わるくらいまで放置しておきましょう。

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【アクセルホルダー / スロットル洗浄】
全ての操作がシビアに行われるトライアルですが、全ての始まりはアクセルからなので、アクセルがスムースに動くことが重要です。
ライダーそれぞれ好みがありますが、ストレスなく軽く回るアクセルが好みです。
一回の練習ではそれほど変化はありませんが、転倒した際に砂が侵入したり、洗車時に水が侵入することがあるので毎回洗浄して注油しています。
洗浄には、パーツクリーナー(脱脂洗浄剤)を使います。
それが乾いたら注油します。僕はアプルーブⅡスプレーを使っていますが、フォークオイルもオススメです。
556でもいいですが、汚れやすいです。

【エアークリーナーボックス清掃 / エアークリーナー交換】
エアークリーナーボックスは雨の日に乗らない限りはなかなか汚れません。
エアークリーナーも汚れてなさそうなときもありますが、僕は洗浄したものに交換しています。
汚れてないように見えても、交換するとフィーリングが変わります。
使用したエアークリーナーを洗浄する場合、ガソリンや灯油で表面の汚れやフィルターオイルを落として、水を貯めたバケツの中でもみ洗いすると綺麗になります。
注意点としては、ガソリンや灯油を使用すると、エアークリーナーの消耗が早くなります。
フィルタークレンザーを使うと長持ちします。

洗浄済みのエアークリーナーにはスプレータイプではなく、粘り気のあるフィルターオイルを塗っています。MOTULかBELRAYがオススメ。

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【キャブレター分解洗浄】
こちらもエアークリーナー同様、汚れていないように見えるのですが、毎回洗浄しています。
大雨でない限りなかなか汚れることはないですが、どうしても乗ると少しずつゴミが侵入します。
いきなりゴミが詰まっても嫌なので、汚れてなさそうでも分解して燃料や空気の通り穴にエアーを吹き付けるようにしています。
汚れている場合や何回かに一回はパーツクリーナーで洗浄し、エアーを吹き付けています。

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洗浄のしすぎは油分が飛ぶので良くないと言われていますが、油分が飛んでフィーリングが変わったらパーツ交換しようと思っています。笑
洗浄に関しては自己責任でお願いします。笑

【各部注油】
最後は、各部の注油です。
チェーンにはチェーンオイルを使用していますが、それ以外はほとんどシリコンスプレーを使用しています。
僕はD.I.Dのチェーンスプレーを長年使っています。
こちらから購入可能です↓(モノタロウページ)
https://bit.ly/3obJ08X

シリコンスプレーはホームセンターに置いてあるもので十分です。

主にスプレーを吹きかけるところは、
・ステップの取り付け部分
・キックアーム稼働部分
・チェンジペダル稼働部分
・ブレーキペダル稼働部分
くらいです。

その他には、ブレーキレバーやクラッチレバーの取り付け部分にはモリブデングリス、レバーのプッシュロッドの受け(ブレーキ / クラッチマスターインナーキット)にもモリブデングリスを塗っています。

以上が日常メンテナンスで行なっていることです。
時間にすると1時間くらいで全て終わります。
マシンの汚れがひどい場合には、洗車に時間がかかるので1時間以上かかります。

これならコストもかからずマシンのコンディションを保てるので、ぜひお試しください。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
2021年はもっと頻度を上げて更新していきます。

また次回もお楽しみに!
では。



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