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【63】Googleが公式に発表しているYoutubeの表示アルゴリズムと、視聴者に動画を「発見」される技術について

弊社では文字メディアだけではなく、動画制作、およびその拡散についても業務を行っていますが、最近、Youtubeの存在感が明らかに増しています。

「稼げる」ことがわかり、新規参入者が増えた影響で、投稿されている動画のレベルが明らかに高くなっているのです。


もちろん高速インターネット回線のインフラが整ったことや、スマートフォン端末の性能が上がったこともYoutubeの隆盛に寄与しているでしょう。

すでに「動画メディア」はテレビの独占ではなくなってきています。


このような状況では、当然のこととして、webマーケティングを考える際には動画抜きには語りえないというのが現実です。

実際、テレビに比べ圧倒的に安い予算で、大きな効果を出すことも夢ではありません。

特に、学習やエンタテインメント分野では、動画のメリットは群を抜いており、動画マーケティングの主戦場は今後、「枠」が決まっているテレビから制限のないweb動画に移行していくでしょう。


そこで次に関心の的になるのが、「どうすれば動画の視聴者数を増やせるのか」です。

特に現在動画プラットフォームはほぼYoutube一択ですから、Youtubeの中でどのように動画の認知を上げ、再生回数を伸ばすのか、ノウハウが必要です。

動画コンテンツを、Youtube検索へ適応させる

では、Youtubeで再生回数を伸ばすには、どのような施策が必要でしょう。
Youtubeのアナリティクスを見ると、次のようなトラフィックソースが表示されます。

・Youtube広告
「広告枠」から見られた回数です。有料。

・外部
外部のwebサイトからのリンクによって得られたトラフィック。SNSやブログなどを含む

・ブラウジング機能
「ホーム画面」「再生履歴」「後で見る」などから視聴された回数

・チャンネルページ
「チャンネル登録お願いします」でおなじみのチャンネルページに、Youtubeが表示し、視聴された回数

・関連動画
動画の再生中にサイドバー(PC)、もしくは動画下(モバイル)に表示され、そこから視聴された回数

・Youtube検索
検索結果の画面から見られた回数

・通知
チャンネル登録時の通知機能から視聴された回数

・そのほかのYoutube機能
「急上昇」「ストーリーとショート動画」などから視聴された回数

・直接、または不明
直接URLを指定して視聴された回数

・再生リスト
再生リストの動画を直接指定して視聴された回数

・再生リストのページ
再生リストに入ったページの中から視聴された回数

・終了画面
動画終了時の画面からジャンプして視聴された回数


中でも最も重要なのが、上の太字で示された3つのトラフィックソースです。
ホーム画面、関連表示、そして検索結果からのトラフィックはほとんどの動画で上位を占めるからです。

そこで、今回の記事では、YouTubeのおすすめ表示の仕組みと、あなたの動画の認知度を高めるため、Googleが公式に発表しているYoutubeのアルゴリズムと、動画表示の仕組みについて解説します。


YouTubeの表示の仕組み

まず、Googleが公式に発表している、YouTube検索のアルゴリズムの基本と仕組みです。

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出典:
・「アルゴリズム」 - YouTube の検索システムの仕組み
https://www.youtube.com/watch?v=hPxnIix5ExI

・YouTube Search
https://www.youtube.com/howyoutubeworks/product-features/search/#overview


・視聴者が見たいと思う動画を検索結果に表示するために、YouTube検索では「関連性」「エンゲージメント」「品質」の3つの要素から表示する動画と順番を判定する。

【関連性】
動画のタイトル、タグ、説明文、コンテンツなどが、検索クエリとどの程度一致しているかを検証

【エンゲージメント】
特定の検索クエリと、動画の総再生時間を調べ、他のユーザーが、どの程度その動画がクエリに関連しているとみなしているかどうかを判断

【品質】
品質の面では、特定のトピックに関する専門知識と信頼性のあるチャンネルを識別

【結果のカスタマイズ】
視聴者の検索や視聴履歴も考慮されているため、同じクエリに対する検索結果が、他の視聴者の検索結果と異なる場合がある。


以上のようにYoutubeのロジックは「Google検索」とはだいぶ異なります。
特に大きな違いが、視聴者に合わせて結果を変えていることです

Google検索にも「パーソナライズド検索」というロジックがありますが、現在は検索はほとんどパーソナライズされておらず、影響するのは、ユーザーがいる場所と直前の検索の内容がほとんどであるとGoogleの関係者が回答しています。
(参考:https://www.cnbc.com/2018/09/17/google-tests-changes-to-its-search-algorithm-how-search-works.html


逆に、その他については通常のGoogle検索とほぼ変わりません。
同様の考え方で運営されていることが推定できます。


YouTubeで動画の認知度を高める技術的な施策

では具体的に何をすべきか。こちらもGoogleの発表を集約して紹介します。

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