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澤村洋兵氏が送る至極のプリセットを徹底レビュー

こんにちは。

早寝早起きに命をかける夜更かしマスター杉本です。

なんと!この度!なんとですね!あの!プリセット販売のエース!澤村洋兵さんにプリセットのレビューを書いて〜と言われまして!今震える手で文章を書いています。
カステラすらも握れないこの震え!
それでは早速いきましょう。

澤村洋兵というブランド


澤村プロフィール

もうこれを今更おれが語ることになんの意味があるのか。という状態ですね。
誰しもが知るこのプロフィール画像のお方です。

Instagramのフォロワー数が11万人を超える。(2020年7月現在)

https://www.instagram.com/yohei_sawamura/?hl=ja

「しんやとよーへい」というオンラインサロンを立ち上げる。
登録者数は300人を超える。おそらく国内の写真をテーマにしたオンラインサロンとしては最大。
参加はこちら。

https://t.co/7OQZETnbB0


バックボーンに美容師、料理人、バリスタ、といった異色の経歴を持ちつつ、占い師にはあなたは何かを切る仕事をすると言われ、たどり着いた先でシャッターを切るというSNS出身フォトグラファー。現在はSNSのフィールドに留まらず、
フリーランスフォトグラファーとして旅や広告はもちろん、webメディアでの活動など、全貌が見渡せないほどのフィールドを縦横無尽に駆け回る新進気鋭のフォトグラファーです。確実にSNSフォトグラファーの新しいライフスタイルを提唱した一人でしょう。最早おれのことかというくらいスムーズに紹介できました。
念のため断っておきますがおれのことではありません。おれは縦横無尽どころか右往左往しております。

プリセット販売の先駆け的存在

数年前に、カーボン(curbon)というメデイアが誕生しました。
最初はおれが知る限り、フォトグラファーの撮影の様子などを収めた動画やプリセットを販売していました。今は他にもいろいろなコンテンツを発信していますね。非常にアツいクリエイターの会社、チームといった印象ですが、カーボンがプリセット販売を始めた時の初期メンバーの一人がよーへいさんです。よーへいさん以外にも大物ばかりが名を連ねるこのプリセット販売は今でも多くのファンにレタッチのノウハウを届けています。おそらくトップランナーのプリセットをファンの手の届く形で発信したのは国内初なのでは?と思っています。違うかもしれませんが、まぁ細かい時系列は置いておくものの、それほどインパクトのある登場でした。実際に爆発的な販売数を誇ったのだろうと思っています。僕はカーボンで働いているわけではないので、実際の販売数については何も知りませんが、この後であらゆるプリセットが売られ始め、マーケットが確立した流れを見るに、SNSに投じた一石がとてつもない大きさだったのは言うまでもないと思っています。そのメンバーのエース的存在のプリセットをレビューしようとしているのです。
震えるのも当然だということがわかって頂けたでしょうか。


今回紹介するプリセットは2つ

All-in-One-PresetSecond presetという2つのプリセットです。

まずは1個目から。



見せたいものを明確に。All-in-One-Presetの魅せる唯一無二のコントラスト 

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まずはプリセットを当てただけのものです。
写真において、光の部分というのはみなさんこだわりを持って編集していることと思います。当然、このプリセットも光の色味、そして強さの感じられる物になっていますが、パラメータを見ると衝撃のトリックが隠されています。

それは、影の強さと表情をコントロールすることで相対的に光が強くなって見える。という事です。

通常主役にならない影の部分、シャドウをしっかり落としつつも、独特のフェード感で味付けを施しています。また、影だけならいい感じにできる人はいっぱいいると思いますが、このプリセットはこの影の味と共存できる光の調整がバッチリハマっています。奇跡的に数枚このバランスにたどり着くことは可能かもしれませんが、プリセットとして、凡庸性の担保された形でここに落とし込むことは決して容易ではない。と言えると思います。


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こちらもプリセットを当てただけです。
主役以外の味付けをしつつ、印象を弱めているのがわかると思います。
主役を明確にするレタッチですね。
特に昨今のInstagramではこういった写真は流行していますので、流行しているというかよーへいさんが流行らせたと思っているのですが、とても強い印象を与えることができると思います。

また少しポップにしたいという場合も明るさと赤の色味を調整するだけで

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独特の表情を保ったまま、写真をコントロールすることができます。調整が簡単なことからも、とても扱いやすいプリセットということが言えると思います。

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こちらもプリセットを当てただけです。

この影の表情がよーへいさんの雰囲気を感じさせてくれますね。
ここまで光が優しく入る写真、光源が写ってはいないが光の当たっている写真、逆光の写真と使ってきましたが、どんなシーンでも簡単に使うことができます

このプリセットが機能しにくしシーンについても言及しておきます。
というのもですね。

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こういう使い方をするとメリットが生きてきません。顔が影になりすぎています。
これ一見プリセットの弱さに感じる人がいるかもしれませんが、これは光の方をむいてもらわなかったおれの問題です。
つまりこのプリセットを使って、理解すると、撮影の時によーへいさんがどこに気をつけて撮影していて、どこに光があればいい感じになるのかがわかるようになります。撮影にも活かせるプリセットになっています。

まさに衝撃のプリセットです。レタッチのみならず、撮影の時に意識するべきことまで教えてくれます。


透明感の化身!Second Preset

まさか2つ目が打って変わってこんなにスッキリしたプリセットとは思いませんでした。この振り幅はレタッチ、編集に精通してる証ですね。

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プリセットを当てて水平垂直を直しました。シャドウの髪の毛の印象、髪の毛らしさが残っているところがいいですね。恐れず使えるというのはこういう所に現れると思っていますが、まさにそんな感じの安定感です。


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こちらもプリセットを当てただけです。まだ少し重いので少し明るさを上げました。


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わずかな光の表情を優しく拾っていますね。不自然でないくらいの味付けを施しつつ、それでいて絶妙なコントロールがすごいです。立体感が強調されているのはコントラストと色彩のバランスによるものですね。

またよーへいさんのプリセットはWBが調整されていません。
これはWBは撮影するシーンに応じて適正なものを選んでくださいとプリセットに与えられた自由度です。

ですから

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少しWBを調整するだけで一気に光の色をコントロールできます。

この可変性は本当に便利ですね。同じプリセットでもこの一箇所で個性にアプローチできます。


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圧巻の寄りです。当てて明るさをちょっと持ち上げただけです。これはもう買うわ。と思いました笑
最高に美しいコントラストです。


無理やり自分のレタッチをちょっと盛り込んだのがこちら。

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この調整幅がありがたいので、当てたあと少しでも自分のレタッチを盛り込むと更に楽しめますね。



優しさで支えられた二本の剣

ここまでよーへいさんの2つのプリセットを紹介してきました。
さて、この2つのプリセットがあれば、かなりのバリエーションの写真にアプローチできます。それは作例の天気やサイズ感から見て取れると思いますが、この二刀流は先にも書きましたが、撮り方にもフィードバックできますので、かなり勉強になると思います。

個人的におれは、この二つの組み合わせによーへいさんの優しさを感じました。
割とどんな撮り方をしてもどっちかは使えるよね、という前提で組まれた2つに感じました。


せっかくなので改造しよう


プリセットは絶対ではありません。どんなプリセットにも合わないシーンはありますし、使えない写真もあります。

ですが、そこを調整によって修正することで編集の知識を得ることもできますし、
買ったプリセットでも自分のプリセットへ昇華させることもできます。
むしろおれはそれこそプリセットの醍醐味だと思っています。

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こちらはSecond Presetですが、プリセットを当てただけでは黄色味が強かったです。

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そこで色温度を上げて肌をHSLのオレンジの輝度と彩度でコントロールしています。またグリーンも少し暖色側に振って好きなイメージにしています。
このように、パッと当ててその後に細かい調整が可能になるとプリセットの可能性というのは更に広がっていきます。ぜひ皆さん、夏のコントラストに立ち向かうために、このプリセットを買ってみてください。おれも間違いなく愛用します。



プリセットを当てただけの写真ギャラリー

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