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繊細さんの人生が楽しくなる法則

こんばんは。

ゆるっと今回は最近読んだエッセイ本のお話をします。

その本は、こちら
「繊細さん」の本  武田友紀さん著

エッセイ本を読んでみたく、直感でこれだ!っと思って買いました(GWのお供)。著者さんのエピソードやイラストを交えたわかりやすい説明で実践方法もあり言葉の一つ一つがすんなり入ってきて、いいんだ私、自分なりに頑張ろうって思えた一冊です。

では、この本の紹介と私が心に残った言葉で「繊細さん」の本を読んでわかった人生が楽しくなる法則をまとめていきたいと思います。


「繊細さん」とは

この本の主人公「繊細さん」= HSP(とても敏感な人)です。

HSP(Highly Sensitive Person) 
生まれつき繊細な人、とても敏感な人
繊細さは性格や環境によるものでなく生まれ持った気質であり、生まれつき背が高い人がいるように「生まれつき繊細な人」がいる
                       エレイン・アーロン博士

繊細さんは5人に1人いると言われています。

アーロン博士によると繊細な人とそうでない人の違いは、脳の神経システムにあるらしいです。光や音などの刺激に敏感で、警戒している時に分泌されるホルモンが他の人より多く出ているんだとか。


繊細さんには例えばこんな性質があります。
■相手の気持ちを考えすぎて意見が言えない
■職場の機嫌が悪い人がいると気になって仕事が手につかなくなる
■空調や家の外の自販機の音がいつも気になる
■いつも自分だけ仕事が忙しい

私もたまに、職場で妙にタイピング音が大きい人が気になって仕事に集中できなかったり、貧乏ゆすりしている人を見ると何か怒ってるのかなと考えたり、声かけていつもよりトーンが低いとなんかこっちまでどんより、なんてこともありました。

非繊細さんが必要な情報をキャッチしていくのに対して
敏感に反応して自分にとっていいものも悪いものも敏感にじっくり味わう繊細さん。
だから、「つらい、痛い」も気がついて噛みしめちゃうんです。

ひょっとしたらあなたの近くにも隠れ繊細さんがいるかも?


01. 「自分の軸がない」のは勘違い

法則1:自分の「こうしたい」を大切にする

私は、いつもその場の雰囲気に合わせて回答したり「どう思う?」「これわかる?」などと聞かれると、なんて言ったらいいんだろう、どうしよう、何が正解なんだろうと頭が真っ白になっていました。

頭の中のイメージはすぐ浮かぶのに、、

これによってわかってない、意見がない、軸がない、などと判断されてしまいます。

本当はそうじゃないのに、、、

でもこの時の「自分には意見がない」というは勘違いで

意見はあるけど、相手のニーズに答えなければと思うあまり言えなくなっている。
それは、まるでいろんなおもちゃでいっぱいのガチャから「正解」だけを取り出そうとしているようなもの。

この言葉にハッとしました。

いつの間にか、その場その場に合わせようとしていたこと、自分の「こうしたい」という気持ちを奥底に仕舞い込んでしまっていたこのに気づいたのです。本当に引けるかわからない「正解」のあるガチャを頭の中で回し続けていました。

それじゃ正解なんて引けなくていつまで経っても回し続けてあたふたするだけですよね。

「自分には意見がある」ということに気づくこと。相手にとっての100%でなくても、自分の意見を伝えてみようと緩めること。簡単なことであるかもしれないけど、なかなか踏み出せなかったりするのでちゃんと向き合うことが大事ですね。


02. 肩の力を抜く働き方

法則2:「自分に鞭打つ頑張り」より「自然な頑張り」

私は、苦手なことをできるようになるのってかっこいい!と思っていました。それによって数学苦手だけどかっこいいし理系にいきたい、プログラミング難しそうだけどかっこいい、でもほとんどかっこいいで選んだ道は潰れています。なりたい自分と理解がしにくく、不安で楽しく思えない自分。。

頑張りには2種類あるそうです。
「苦手を克服する頑張り」「得意を活かす頑張り」

苦手を克服しようとする頑張りは「自分に鞭打つ頑張り」な一方で、得意を活かす頑張りは「自然な頑張り」なのだとか。

仕事では、この「自然な頑張り」がおすすめだそうです。
仕事で得意を活かし始めるとやる気と成果のトルネードが起こる、断然こっちの方が楽しいですし、上を目指すのも苦ではないですよね。

でもこれは繊細さんに限らないと思っています。
仕事はそりゃ全部楽しいことだけではないだろうけど、自分の好きな自然な頑張りができる道でやっている人の方が輝いている気がします。私はそういう人がすごく羨ましく思っていました。

この言葉を読んで、今まで鞭打ってたんだ、自分も自然に頑張っていいんだ、と勇気づけられた気がします。自然に頑張って自分を発揮して成果につながるこんな素敵なことはないですよね。


03. 「繊細さ」と仲良くなる方法

法則3:自分の本音を大切にすること

今までの私は、他人と比べてあの人がここまでできてるんだから自分もやらなきゃ、あの勉強やらなきゃ、やばいやばい、どうしよう、が口癖?で常に焦っていました。みんなが焦らず自分のペースでできている中、なんで私はこんなに焦ってしまうんだろう、みんなのやっていることがちらついて自分が何やっていいのかわからない、といった風に。


こんなことを考えていた私に、この言葉が刺さりました。

「こうしたい」は本音。「〜しなきゃ」は世間の声。

確かに。。

こういう私みたいな人には、子供に戻ったようにあれやりたいかやりたくないかとゆっくり考えて向き合うのがおすすめみたいで、それでも本心ではないときは「本当に?」と問いかけてみてみるといいみたいです!

ぜひ、落ち着ける空間で実践してみてください!


自分の本音にちょっと気づけたことでちょっとずつ本音を叶えていけばもうこっちのもの。小さなことから叶えていくとだんだん自分の軸となって「自分にとっていいこと」を自然と選んで行動して、そうやって素敵な人になりたいですね。今からでも遅くない、そう思わせてくれました。


まとめ

まとめると、これらの法則に共通するものはやっぱり自分の本音を大事にして自分の味方でいることだと思います。

以前の記事にも書きましたが、自分を見つめ直して自分の特性を受け入れ味方になるってすごく大事だと思います。多くの人の場合、芯があったりとか決まっている人もいると思います。ですが、相手に合わせたりしてなかなかできないのが「繊細さん」だったりするので、これは本当におすすめです。

著者はこう述べています。**
「居場所がない」と感じることは自分の中にも居場所がないこと**

「居場所がない」昔私も思っていました。
自分の中に居場所なんてどう作るんだよ!って当時は思っていましたが、この本に出会えて、気づかされたり実践してみて自分に気づくと楽しかったり。

結構内容を話してしまったのですが、本当にわかりやすく納得にいく言葉で表現されているので、気になった方は読んでみてください!(半分著者の言葉、半分自分の言葉にしてます。)


自分が繊細さんかもって人はもちろん、
関係ないよっていう人も
こんな敏感な人もいるんだ、
知り合いの繊細さんに教えてあげよう
って思って貰えると嬉しいです🎵


ではでは。



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