「ちょこっと文芸福岡」というイベント

こんにちは、今日も一日お疲れ様です。
ほぼほぼ文芸の話をしない、ゆうやです。
そういうわけで、今日は文芸の話をします。

■文芸イベント「ちょこっと文芸福岡」(8月下旬)

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※画像をタップするとHPに飛びます。

「終わった話じゃないか!」という話題なのですが、毎年8月下旬に開催される「ちょこっと文芸福岡」のスタッフをしております。
今日はこの「ちょこっと文芸福岡」(以下、ちょこ文福岡)を紹介しようと思います。

■文芸同人誌の即売会を中心とした「文芸イベント」

ちょこ文福岡は、福岡・天神で毎年8月末に開催される『憩いの場から繋ぐ』をメインテーマに開催される文芸イベントです。
特徴として、大きな4本柱があります。

1.文芸同人誌の頒布・即売会

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言わずと知れたやつですね。(画像は「さきがけ文学会」のもの)
文章を主体としたオリジナル作品の頒布即売会です。

2.学生文芸展

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大学・高校・高専・専門問わず、学校活動の一環として発行された文芸誌を展示するコーナーです。
こちらは頒布・即売会と違い、売買はなく、来場者が自由に読んで感想が送れるようになっています。学校活動として発行された文芸誌の中では頒布・即売を禁止している学校もあり、部活・サークルの発表の場を少しでも広げる為に始まりました。

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(2019年度学生文芸展・参加申込校一覧)

上記の理由もあり、毎年全国各地からご参加いただいており、来場者側の方も現役学生のほか、元文芸部、国語教諭、図書館職員の方を中心に賑わっています。(スタッフの半数が文芸部出身という裏事情もあります)
私が学生の頃にあったら良かったのになぁと思うコーナーの一つです。

3.折本フェア

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※折本とは・・・正式名称は「1 paper zine」、主にA4用紙を折って切って8ページの小冊子にしたものです。Twitterを中心に「折本」として広がりを見せています。
ちょこ文福岡の目玉コーナーの一つであり、毎年100冊近い折本がずらっと並びます。私は初めて「折本」という存在を知った時の衝撃は忘れられません。
手のひらサイズのミニ冊子は、詩歌やショートストーリーと相性が良く、そしてパッと見で魅力が分かりにくい文学の世界で、試し読みに丁度良いのです。

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折本には奥付にTwitterアドレスが表記されている事が多く、「折本フェア」で一目ぼれした作家をTwitterで調べてファンになることもしばしばあります。中には、試し読みで片づけられない芸術的な完成度の折本もあり、まさに時代に順応した芸術文化だと思っております。

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※折本フェアでは無料配布分のほか、コンビニコピー機で印刷できる「ネットプリント番号一覧」も配布しております。

4.当日企画

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毎年必ず開かれるこのコーナーでは「実際に作ってみる」という体感型の企画が多く実施されています。

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特に人気企画は、美術家・柴田英昭さん(淀川テクニック)が考案した「コラージュ川柳」
雑誌や新聞から、5文字と7文字を切り抜いて、組み合わせるという簡単なルールなんですが、これがまた難しい。

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(2019年度の「コラージュ川柳」作品一部。来場者のセンスが光ります)

出来上がった作品は、コラセンネーム(PN)を書いてホワイトボードに貼り、他来場者が「うまい!」と思ったら「いいねシール」を貼っていきます。
※素材の5文字・7文字はスタッフが切り抜いて持ち寄っているのもあり、地元ネタが光るのがちょこ文福岡の魅力です。

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以上の4本柱から、見て・読んで・知って・書いてみて、文芸同人誌の魅力を再確認してもらう。それが「ちょこっと文芸福岡」です。
毎年、ドキドキワクワクする仕掛けをご用意してお待ちしております。

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文芸イベント「ちょこっと文芸福岡」
■時期:毎年8月末
■HP:https://chocottobun.wixsite.com/kame
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第2回ちょこ文福岡は終了しておりますが
12月に、1日限定ブックカフェも予定しております。
併せてお楽しみください。

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webチラシ

(画像をタップするとHPに飛びます)
好評につき、委託サークルは満了致しました。有難う御座います。
追加募集をする際は11月までにご連絡いたします。

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