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俺の足首がゆるすぎる

11月3日試合終了のホイッスルが鳴りベンチで今シーズン最後の試合を終えた。あの時の景色、悔しさは今でもめちゃくちゃ覚えてる。

今シーズンを振り返るとチームとしても個人としても決して良いシーズンとは言えなかった。


今シーズンはスタートの時点で自分は出遅れていた。コロナウイルスの影響でシーズン初めの始めの1ヶ月間思うようにサッカーができず、彩の国杯にもギリギリでメンバーに入った。

結果は1回戦負け。自分自身も途中出場で何もできなかった試合だった。正直大会で負けた悔しさより自分が試合に関われなかった悔しさの方が大きかった。

彩の国を終えて何度も練習試合をして少しずつ先発で試合に出場していき、最後の練習試合ではフル出場で試合に関われるようになった。

リーグ開幕戦、相手は日本ウェルネス大学。個人としてもチームとしても良い状態でリーグ戦に臨めた。しかし前半20分辺りにシュートブロックの着地だった。

一瞬で怪我をしたのがわかった。前半で交代。最悪の形でリーグ戦開幕戦を終えた。そこから3ヶ月の離脱をした。ここだけの話、めちゃくちゃ部活に行きたくなかった。サッカーができないのに朝早く起きてグランドに行くのが本当にしんどかった。毎日ボール拾いとビデオ撮影。中々怪我が治らないことに毎日イライラしていた。文教サッカー部入部以来1番つまらなかった時期である。


しかしそんな中でもよしさんや、先輩や同期、親、みんなが優しく声をかけてくれた。

どうにかして怪我の期間を意味のある時間にしようと思った。学生スタッフの働きを見て手伝う事や、怪我人から見る文教のサッカーを考える事、復帰した時に何かプラスになるような事をした。

1年生時に試合に関わり続けた自分にとってピッチ外の事をしっかり考える事のできる意味のある時間になったと思う。

前期最終節、東洋大学川越戦に先発出場で復帰した。ここからは継続して試合に出る事ができた。後期リーグでは悔しい試合が多く、特に駿河台戦が印象に残っている。チームを勝たせる事もできない。潤にも怒られる。散々だった。

悔しい試合が多かったが何とか入れ替え戦に出場する事ができた。

入れ替え戦10日前ゲーム中にシュートブロックで足首を捻った。また同じ外反捻挫、また怪我をした。

しかし、怪我を治すより入れ替え戦に出場する気持ちの方が強かった。

ギプスをつけて毎日整骨院に通って本番5日前復帰した。そこからの練習は気合いだった。

入れ替え戦前日ホテルでのミーティングで先輩達がみんなの前で1人1人話した。全員かっこよく見えたのを覚えている。

「2年間一緒に戦った先輩達を笑って送りしたい。」

そんな思いが強くなった。


足首は死ぬほど痛い。何重もテーピングをして戦った。



結果、1部昇格は成し遂げられなかった。

めっちゃ悔しかった。初めての練習でフットサル場で優しくしてくれた日からの思い出が蘇りめっちゃ泣いた。3、4年生には本当に申し訳なかった。


今シーズンを振り返ると半分以上のリーグを欠場、怪我、2部残留、改めて悔しいシーズンだったと思う。本当に上手くいかなかった。だからこそ自分達の代で絶対に目標を達成させる。そして先輩達に良い報告ができるように、シーズン開幕前の今から良い準備をして最高のシーズンにしたい。

そんな思いがあるから今年の幹部に立候補した。

副主将として

「2年連続昇格」

絶対に達成する為のシーズンにする。

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