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抜毛症のわたしへ

小学校3年生くらいのころ気がつくと眉を少しだけ抜くようになっていました。
中学校にあがって学校がつらくなってある日眉毛を全部抜いてしまって、どうしようって泣いたこともあります。中学校時代は眉をぬくのがやめられなくて、アイブローペンシルで書いていました。

それから20代前半、眉だけでなく髪の毛も抜くようになってしまい、一度自分ではさみで髪を切ってほぼ坊主にしたこともあります。(めっちゃ後悔しました)

今は、眉を抜くのはおさまっていますが、もみあげ部分の髪をたまに抜いてしまいます。おそらく、ストレスや不安、疲れや緊張、筋肉のこり、ホルモンや体調などいろいろな要素が組み合わさった時、手が髪にいってしまうんだと思います。前に鍼灸師さんにみていただいた時、顔がすごく緊張して表情筋が固くなっていたそうです。

だから、抜きたくないのに抜いてしまいそうになる時、あぁ、私の顔、体、緊張に耐えて頑張ってくれてるんだな、頭を洗ってヘッドマッサージしてゆるめてあげよう、顔も、聴覚過敏で疲れた耳もマッサージしてあげよう、手も頑張ってる、自分でハンドマッサージしてあげよう、って思うんです。(違うことをして髪から気をそらすのも一つの方法。まさに今ブログを書くのも一つに逃げ道だったり!)

抜毛症と向き合ってもう10年以上かな、今でも正直、こんな自分が情けなくなったり、いやになったり、辛くなることもあります。人前に出るのが嫌な時もあったし、学校のプールや合宿の時に悩んだこともありました。
治す方法を色々調べたり試したりもしました。
でも、原因や直し方ってひとそれぞれ違うから、ね。

今はいろんなツールがあります。眉ティントや眉イクステンション、貼る眉毛、ウィッグ…。 今もみあげがハゲちゃってる場合は、どうしようかなって思ってます。寒くなってきたし帽子かな・・・?髪をおろせば大丈夫か。

無理に治そうって思わなくなってきています。だってやめたいって一番思ってるのは私だもん、でもやめられないのが抜毛症。自分を責めるのはやめよう。そうじゃなくていたわってあげよう、優しくしてあげよう。
体がすごくすごく頑張って、セルフメディケーション的に緊張して凝っている筋肉に刺激を与えようとしているのかもしれない。自分をゆるめて、ゆるめて、ゆっくり、深呼吸してみよう。血行をよくする行動ができたらさらにマル。自分を抱きしめてあげましょうね。

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