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【CL東京2025 78位】カビゴン解説 全文無料

初めまして。シニアで活動しているゆうしゃと申します。先日行われたCL東京2025 DAY2にて、6-2の78位で完走することができたので、備忘録も兼ねて記事を残しておこうと思います。


デッキ選択

ポケカ飯さんより引用

環境の空気感としては、ドラパ減少→リザが増える→リザに有利、タケルライコに5分を取れるイバラが増える→タケルライコ、イバラに有利なサナが増える
というような流れだったと思います。
個人的にはライコポンが絶対に多いと思い、ずっと使用デッキとしてルギアを検討していたのですが、DAY1でサナが大量発生したことを受け上記の全てに五分以上となるカビゴンに急遽デッキを変更しました。結果として、やたらとドラパに当たりました。ルギアにしなくて良かったと思います。

リスト解説


さて、こちらが当日使用したリストです。基本的にはテンプレリストなので、基礎的な解説は省略させていただきます。

ロトムV 一枚
このカード、二枚採用されている構築も散見されますが、個人的に二回使うことがないので一枚で十分だと考えています。サイド落ちに関しても序盤のペパーで持ってくるボールがネストボールからヒスイのヘビーボールに代わるだけで、全体の流れに大きな差は無いと思います。

オーガポンいしずえのめんex 二枚
このカードはリザ対面で二枚使います。カースドボムが採用されている現環境では、サマヨール130+ヨノワール50+ヒトカゲ30で簡単に倒されてしまいます。二体目のオーガポンを用意することで相手のアメやつりざおの要求が上がり、序盤にうまく野党やビワでそれらを落とせていなくても時間を稼ぐことができます。


野党三姉妹 三枚 ビワ 二枚
まとめて紹介させていただきます。
相手目線、ビワで落とされてしまうかもしれないグッズを手札に抱えておくメリットはないので、野党三姉妹を優先で使いたいため厚めにとっています。そうは言ってもビワは相手の手札が増えてきたときに撃つカードとしてはクセロシキのたくらみより強いと思っているので二枚は採用しています。

ナンジャモ 一枚
最終盤、クセロシキのたくらみ→ナンジャモで相手の山切れを狙う勝ち筋が一応存在するのと、自分の手札リフレッシュと相手の手札削減を兼ねるカードとして採用しています。相手がマッハサーチを三回くらい使ったあとに撃つとまぁ嫌な顔をされます。

エリカの招待 一枚
使う優先度はだいぶ低いため一枚。ですがCL当日ちゃんと活躍したので採用していてよかったと思います。

クセロシキのたくらみ 二枚
相手の手札が増えてきてシャカパチがうるさくなってきた頃に使います。元々一枚をシンオウ神殿にしていましたが、神殿に四枚枠を割くのはもったいないと思い二枚にしました。

ピーニャ 一枚
お気持ち程度のルギア対策です。ハンディサーキュレーターでエネを散らした後に使います。当日ルギアには一度も当たりませんでしたが抜くわけにはいかないと思います。

エール団の応援 一枚
手帳の三枚目として運用します。このデッキはつりざおが採用されていないので貴重なポケモンを山に戻す手段でもあります。

ボスの指令 二枚
相手がサイドを取ってくれないなど、カウンターキャッチャーが使用できない場面で裏を呼ぶ手段です。

シマボシ 一枚
主にともだちてちょうを山に戻す目的で使います。
無いと困る、という場面は少ないと思いますがグッズを山に戻す動きはこのカードでしかできないので採用しています。

ハンディサーキュレーター 三枚
このカード、本当に強いです。当日はほぼ全ての試合で活躍してくれました。ドラパの炎エネを散らしきって相手の攻撃手段をなくす、オーガポンみどりのめんexの攻撃を受けて草エネを流す。当日は当たりませんでしたが、ルギア対面ではピーニャを効率よく使用するために使い、サーナイト相手にもフトゥーを使わせるためにマシマシラ等にエネを流す。
使い道が多すぎます。三枚で間違いないと思います。

勇気のおまもり 一枚 
前日までゴージャスマントと迷っていました。ですが、ロトムに耐久札を貼れていない場合、ヨノワール130+サマヨール50+ヒトカゲ30でロトムVが倒されてしまうため、ヒーローマントのサイド落ちを考慮しロトムに付けることができるおまもりを採用しました。岩オーガポンにつけることでも上記のダメージ量を耐えさせることが可能です。

ヒーローマント 一枚
ACE SPEC枠です。ライコポンを重く見るならサバイブギプスでも良いと思いますが、カースドボム環境であることを考慮し単純にHPが増えるヒーローマントにしました。

夜のタンカ 一枚
つりざおと選択です。山に戻す→ベンチに出すという工程を省略できるのが強いと感じこちらにしました。

シンオウ新弾 三枚
ルギアやロストのジェットエネへの対策とジャミングタワーを割るために入れています。 

当日のマッチング

ここからはCL当日の試合の記録を書いていきます。試合が終わるたびにメモを残していましたが緊張で一部の記憶がなかったり、適当な記述だけの試合もあります。ご了承ください。

1戦目 後 ボムパルキア 0-5 お相手投了
1戦目にして無理そうな対面きました。正直なんで勝てたのかよくわかんないです。試合中盤、ポケギア3.0を使いビワを手札に加えると相手がすご〜く嫌な顔をしたのでそのまま使うとプライムキャッチャーとつりざおが落ちました。相手をよく観察するのもこのデッキを使う上でのテクニックです。

二戦目 後 ドラパ 0-5 お相手投了
こちらカビゴン、お相手ドラメシヤでのスタート。こちらは後1でロトムをおいてそくせきじゅうでん。すると相手は盤面をベンチにポケモンを置かずにファントムダイブ。次のターン、こちらがミミッキュを置きロトムをボタンで回収すると相手が慌ててベンチに追加でドラメシヤ置いてくれたので、あとはカウンターキャッチャーとハンディーサーキュレーターつきカビゴンを駆使して立ち回ったのですが、中々おはやしふえがヒットせずエネを流す先がない、ポケモンを全然安定してベンチにおけず種切れ一歩手前の状態で戦い続ける、などかなり崖っぷちな試合でした。エリカの招待でヒットしたマナフィを縛って勝ちました。

三戦目 後 ロスギラ 0-6
やはりいた!!!ロスト使い!!!
超苦手な対面です。入れ替え札多投、ギラティナのひきさく。勝てるビジョンが見えませんでした。試合後に聞いた話ですが、お相手の構築はいれかえカート4ポケモンいれかえ4ジェットエネルギー2+テツノツツミというかなり入れ替えを厚めにとっているものでした。つりざおを落とせなかったせいでツツミの特性2回目を宣言されたときは絶望しました。

四戦目 後 ドラパ 0-4 お相手投了
おはやしふえ→ネオラントVをカビゴンで縛りながらビワと野党を撃っていたら勝ちました。お相手が小6の子で、無自覚遅延をされて辛かったのですがなんとかなりました。

五戦目 後 ボムリザ 1-4 お相手投了
おはやし笛からかがリザを縛り、岩オーガポンを二面して勝ちました。お相手がロトムVを倒すのにカーズドボムを使用していたのでつりざお(2枚目)がないと盤面を突破できないのですが、そのつりざおはサイドにあったそうです。時間ギリギリまでドローゴーをしましたが、試合終了30秒前に投了してくれました。

六戦目 後 ドラパ 0-5 お相手投了
サーキュレーターつきカビゴンで炎エネを散らし、非アタッカー(どのポケモンか失念してしまった)を縛って勝ちました。この試合に限らず、カースドボムがないドラパ対面ではヒーローマントがついたロトムはファントムダイブのダメカン6個+200ダメージを耐えます。ロストスイーパーがあるので過信は禁物ですが、あまり焦ってボタンで回収する必要はないです。

七戦目 後 ボムドラパ 1-4 種切れ負け
序盤にカースドボム130+ファントムダイブでロトムVが1ターンで取られ、ダメカンの乗ったカビゴン2体のみがバトル場にいる状態でカースドボム50とファントムダイブで二面飛んで負けました。この試合、カビゴンがバトル場にいない状態なのにカウンターキャッチャーを使用して裏のマナフィを呼び出してしまうという明確なプレミがありました。

八戦目 後 ライコポン 0-5 お相手投了
ついに当たりました、ライコポンです。さっさとミミッキュを置きたい気持ちを我慢し、相手に非ルールのスナノケガワを置かれる前にベンチをおはやし笛で埋めなければなりません。幸いお相手がケガワを置かずに普通にオーガポンexやタケルライコexを展開してくれて、かがゲコまで置いてくれたのでハンディサーキュレーターのエネの流し先もでき、ベンチ最後の一枠がおはやし笛でヒットしたキチキギスexで埋まったのでここでようやく場をミミッキュ単騎にしたら投了をいただきました。

終わりに

いかがでしたか。カビゴンやコントロールを長く使っている方からすれば、僕の環境読みも構築への理解もプレイングもまだまだ甘いものだと思います。ご容赦ください。
環境に合わせて常に構築が変わり、自分なりの最適解を見つけ出していく。月並みの感想ですが、このデッキは奥が深いです。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!!
Special Thanks @syuu2_poke

それから当記事では投げ銭形式を採用しています。当方貧乏学生です。どうかご支援よろしくお願いいたします!!

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