チームの集団退職について
おはようございます。
昨日相談させていただいた方からの相談です。
「チームがまるごと退職したがっている」
というかなりショッキングな話です。
普通の退職は一人や二人が多いかなと思いますが
今回はチーム全体が辞めるという衝撃的な内容です。
もちろんクライアントを持っていかれるのは当然ですし、そもそも今まで「会社が育てて来たチーム」でもあるので「ノウハウ」も外に出て行ってしまうので本当に頭をかかえる問題だと思います。
その原因はというと一言でいうと「そのチームの上司があまりにも無能だから」となんともよくある話でした。
なぜ無能なのかということは一旦おいておいて、この話のほとんどの場合は「役割」をしっかりと明確にしていないということです。
つまり、最初のベンチャー企業は数人の「集団」です。「群衆」とは違いある程度の「目的」「目標」は共通しています。
それがある程度の規模感になっていくとそれだけでは回らなくなってきます。社長がどれだけ優秀でも社員すべてに気を回すことは絶対に出来ません。
ですので組織には「リーダー」と「部下」の間に「調整ポジション」が必要になります。その調整は「他部門」の間にも必要です。
これがないとほんのした「摩擦」が「不満」になりそれが「不安」になって「不信」になって「退職」となってしまうのです。
上司は部下が辞めたがっていることが分かったとしてもそれを「報告」したくないのでしないのです。
そうすると最悪の状態になってから「報告」することになるので結果として一番損をするのは会社になります。
上司の能力を疑うのでなく、組織の在り方を変化させていく必要があるなと学びました。「進化出来る新しい組織づくり」をこれから考えて行きたいと思います。
今日も出会った人を少しでも幸せに出来るようにがんばります!
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