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曇り女の怪

 
 
 
行き『あずさ7号』帰り『あずさ22号』と言う、このビミョー感(笑)

久しぶりにマブダチ2号に会った。

恐らく、3年前の今頃、「仕事で上京する」とその日の早朝に連絡して来た彼女と、魔都・新宿でランチしたのが最後だったと思う。

それより前に産まれていたチビちゃん、産まれた時にお祝いだけは贈っていたけど、何だかんだと会う機会もなく。年賀状やメールで何度「今年こそは……」などとほざいていたのたろう、私は(笑)

母に「娘ちゃん、いくつになったの?」と訊かれ、「3歳くらいじゃない?」と答えた私は、「◯◯(別の幼なじみの娘)が3歳になってるのにそんなワケないでしょ!」と叱られて数え直すと、うん、もうすぐ5歳だわ(笑)マブダチ2号と最後に会ってから3年、なんだから(爆)

マブダチ2号は元々こちらの住民で、マブダチ1号と同じく小中高と同じ学校だった筋金入りの付き合いの長さだ。

しかも1号より上手なところがあり、何と彼女のお父さんと私の父も小学校の同級生と言う(笑)

ご両親の移住について向こうに転職し、結婚して近くに住んでいる。その結婚式が松本で執り行われ、1号と私が参列したのが、早、10年前だ。9月の三連休のど真ん中にぶちこんで来たのを、今でも忘れない(笑)

その打診は、確か恵比寿でランチした時に唐突に切り出された。

彼女は私よりも小柄で、身長の問題だけじゃなく、全体的に小粒で華奢。顔も足も小さいし、身体の細さは私の6割くらいしかない感じ。でも、旦那さんもほっそりしてるから、並んでいても違和感はない。子どもを産んでもちっとも変わってなかった(笑)

そんな彼女の娘だから、さぞかし小粒だろうと踏んではいたが、ホントに小粒ちゃんだった。「2歳児に抜かれそうなの……」とは2号の談。

朝、私を迎えに来てくれようとする2号に、自分もママと一緒にゆーりんちゃんを迎えに行くんだ、と一悶着あったそうな。一度も会ったことないおばちゃんの迎えに、そんな風に言ってくれてありがとう。

3年前に2号に会った時、アンパンマンが大好きと言うので、リュックをお土産に持って行ってもらったんだけど、それ以来『アンパンマンのおばちゃん』として、本人も知らんうちに確固たる地位を確立していたらしいぞ、私(笑)

でも、当然、通っている音楽教室にパパに連行されて行ったんだって。泣きながら。

ランチ場所で落ち合い、初対面。旦那さんとも結婚式でお会いした限り(笑)

ランチして、2号のマンションに連れて行ってもらってしゃべって、お茶飲みに出てしゃべって、マンションにまた戻って夕飯に出て……一日中、2号たちも驚くほどのハイテンションだったらしい。昼寝もせずに。

しっかし、叱り方の調子が「ああ、2号だなぁ」と言う感じ(笑)

彼女、ちっこい可愛らしい見かけと裏腹に、声も言うこともドスが効いてるのだ。いや、私からあの声が出ても誰も驚かないと思うけど、何しろ彼女だと見かけとのギャップ半端ない。

昔、独身の頃、タクシーに乗って行き先を告げた瞬間に運転者さんが固まり、ひと言。

「お客さん……ドス効いてますね」
 

いや、思っても言わんだろー普通、って感じ(爆)

まあ、そのくらい見かけとのギャップがあると言うことなんだな(笑)

だから、叱り方も怖い(笑)でも、チビちゃんもメゲない。やっぱテンション上がっちゃってたかな? と思っていたら、初対面の人の前では珍しいけど、最近富みに行動が激しくなっているそうな(笑)

でも、「よっしゃこーい!」って私が抱っこしちゃうと、何だかんだおとなしく抱っこされてるんだから不思議。と言うか、2号は私の抱き上げ方の方に驚いていた(笑)

「慣れてない?」と訊かれたけど、小さいから片手で軽く持ち上がるんだよね。まあ、幼なじみの娘とも結構遊んでたし。少なくとも2号よりは力あるだろう(笑)まあ、他人様の子だから無理はしないけどね。

それで夕飯の後も、「ゆーりんちゃんと遊ぶのー」「ゆーりんちゃんのホテルに一緒に泊まるのー」とラブな言葉をくれまくったけど、もちろんホテルまで私が送ってもらった後、そのまま連れてかれた(笑)しかし、帰宅してもテンション上がりっぱなしだったそうな( ̄∀ ̄;)

マブダチ2号のひと言。

「次回、会う時は私が東京に行く💢」

 
チビちゃん、ジャマ者扱いされとるぞ🤣

そして、今日は途中下車してのーとも会🍻新さん、あざっす!

いや~久しぶりに手動開きの電車に乗った🚃

それにしても雨ガッツリ予報の2日間、何故か一度も傘を使わずに済んだ曇り女の小さな旅は終わった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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