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作品画像を選択する・切り取る

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こんにちは。

フェイクスイーツクリエイター ユウミンカフェです。

初心者向けフェイクスイーツPhotoshopレタッチ(画像編集)講座
使用ソフト Photoshop CS5
パソコン Windows


今回の記事は

作品画像を選択する・切り取る



作品画像を選択する


ヘッダーのようなレタッチをする上で
最も重要な作業が今回の記事になります!


まず切り取りをする作品画像を開く

[CTRL]+[O]

前回までの記事で作品自体の明るさや色味が修正されているかと思いますが、それらは料理で言うところの「下準備」にあたります。

作品画像を選択するには…
こちらのボタンを使います!


自動選択ツール

20190517き1

自動選択ツールの説明

「許容値」のこの数字は何かと言うと…
「選択したポイント(場所)と、どれくらい同じの範囲で選択しますか?」
という数字です。


以下の画像をご覧下さい↓ ※▲=選択したポイント
極端な例ですが「1」ですと
「選択したポイントと"完全に同じ"じゃないと選択しません!」

20190517き12

例えば「10」ですと
「選択したポイントに対して、この位(前後合計10)の範囲で選択しますよ」

20190517き13

更に「50」ですと…
「選択したポイントからこの位の範囲で全部選択しまーす」というイメージ

20190517き15

作品と背景がしっかり分かれているような画像であれば、ユウミンカフェは30〜50くらいで選択しています。数字は大まかで大丈夫です◎


試しにクリックしてみて
「あれ、ちょっと選択範囲広くしすぎたな」という時は
選択を解除 [CTRL]+[D]
で、選択する前の状態になります。



隣接ボタンとは

ちなみにこの「隣接」ボタンのチェックを外すと…

20190517き2

「画像の内側にある「同じ色」も選択しますよ」という状態になります。
すごく分かりやすいのが今回のようなバームクーヘンのレタッチの例で、
隣接を外さないでクリックすると
バームクーヘンの外側だけした選択されませんが、
隣接を外してクリックすると…

20190517き3

バームクーヘンの穴も選択されました!

ちなみにこの「隣接」を外さなくても
[SHIFT]キーを「押しながら」その場所(今回ですとバームクーヘンの穴)をクリックしても大丈夫です。([SHIFT]押しながらで「追加で選択するよ〜」の意味)

20190517き4

+αで選択したいときも同様に[SHIFT]を押しながらクリックしていきます。

内側を選択するやり方は二種類ですが、時間短縮を考えると「隣接を外す」方法を覚えておいた方が良いです◎

20190517き5

今回は許容値30で[SHIFT]を押しながらクリックしていきました。
パソコンに入っている「ペイント」の「バケツ」のように、クリックしていくだけで選択できるので、とても簡単です◎


選択範囲を反転

さて、このような状態まで選択が出来ましたら

大事!
選択範囲を反転 [CTRL]+[SHFT]+[ I ]

※これをしないとバームクーヘン自体が選択されません!

20190517き6

選択範囲を反転したことで、バームクーヘン自体が選択されました。


そして、
切り取り [CTRL]+[X]

20190517き7

新しいレイヤーを作り…

貼り付け [CTRL]+[V]

20190517き8

これでレタッチする素材(パーツ)が完成しました!

背景レイヤーを全部非表示にして見ると
今バームクーヘンはこのようになっています。
バームクーヘンだけのシールのようなイメージです。


少しだけ切り取りすぎた場合の修正の仕方

20190517き9

上の画像のように「少し切り取りすぎちゃった」という場合。
直し方があります!
「修正ブラシツール」の「置き換え」を使います!
※こういう時に使ったりします。

20190517き10

ブラシを細くして[ALT]キーを押しながらクリック(コピー)、そのまま修正する場所をクリック(ペースト)…を細かく繰り返し、修正していきます。

手直しし、背景(レイヤー1)を白にして分かりやすくした状態↓

20190517き11

ここまでの状態に持っていけたら一安心で、

こちらを
別名で保存 [SHFT]+[CTRL]+[S]



おわりに


以下のヘッダーのようなレタッチをしたいだけであれば、

今回の動作を繰り返すことになります。

20180520ヘッダー編集

今回の記事を踏まえてこのヘッダーを見ていただくとお分かり頂けるかと思うのですが、

切り取りしたパーツを合成していくのです。

このヘッダーなら、コスモスのチョコレートケーキ、オランジェットのケーキがメインです。

今回はバームクーヘンですが、

スキャナーで取り込んだ手書き(アナログ)の文字もよくレタッチしています。

フリー素材の文字を使えば楽ではあるのですが……ユウミンカフェはオリジナリティ・手書きのあの感じが好きなので、手間がかかっても文字のレタッチをしてしまいます。

10周年記念作品のこの画像のサインも

20181201ぜ3

手書きで書いてスキャナーで取り込む→Photoshopでレタッチ→画像に合成…という作業をしています。

アイコンに使っているこの画像も

20180520アイコン紅茶

手書きです。

フレームと文字の部分は別に書いています。(Photoshopであとからきれいな大きさで中に入れられるので)

今回の「選択する・切り取る」はとても大事です◎

余談なのですが、

アナログで書いている最中は毎回

「よし、これで大丈夫!」と思っています。笑

スキャナーで取り込んだ瞬間…

「何だこれは!!バランス悪い!!!」と驚きます。※いつものこと

手書きの文字をスキャンしレタッチする過程は、文字の配置やサイズを直していく…という画像のレタッチとはまた少し違うため

今後の記事で書いていきます!お楽しみに◎

今回までの記事で、ヘッダーのレタッチ過程で大事な部分の説明が終わりました。

今後の記事では、覚えておいたら「レタッチ・デザイン構成」で役に立つ記事を

書きます◎

ではまた。

ご覧下さいましてありがとうございました。

2019年5月17日 フェイクスイーツクリエイター ユウミンカフェ

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