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コーチングを受けて変わった私の中の景色

小説を読むのは、振り返ってみれば10年以上ぶりのことでした。

 仕事のため。
人生をより良くするため。
摂食障害を治すため。

正解を求めて、一生懸命に自己啓発本や専門書を読んでは独り迷路に迷うという年月を、いつの間にか重ねていました。

私は未熟で世間知らずで、色んなものが足りない。

そう思い込んでいました。

安藤小百合さんのコーチングを受け始めたのは、ちっとも答えがみつからない私の中の問題を一緒に整理してもらいたかったからでした。


勝手な先入観(訳あって…)からコーチングに対して懐疑的だった私ですが、信頼する友人からの紹介だったことと、小百合さんのプロフィールを拝読して
「私に似てる(両親との関係や思考パターン)けど、私に無いもの(華々しいキャリアや語彙力、編集能力など)をいっぱい持ってる…この人と話したい!」
と思い、セッションを受けることを即決しました。

私にとって決して安くはないコーチング料金でしたが、「私が変わるきっかけになる」という確信があり、お試し無料セッションの後、迷うことなく即契約。
そして、2024年1月から半年間にわたる月2回のセッションが始まりました。

 

自己理解と徹底的な言語化。

小百合さんとのセッションは、とにかく感じたこと、心の中にあるものを言語化して潜在意識を可視化していくものでした。

ずっと蓋をして見たくなかったもの。
感じないふりをしてきたもの。
全く気付いていなかった幼少期の傷と両親との関係……

私の中にこんな想いがあったの!?と、序盤から自分の中の深い沼に驚きの連続でした。
しかし、深層心理中に見いだした、漠然とした感情や情景を的確に言語化するための語彙力が私には無くてとて、とてももどかしい思いをしていました。

そこで
「さゆりさんのように語彙力をつけたいです。何か方法はありますか?」
と質問をしました。
すると

「小説を読んでみてはいかがでしょう?」


「専門的な語彙を増やすには、やはり専門書が良いのですが、感情や情景を表す語彙を増やすのであれば物語や小説が良いと思います。」

とアドバイスをいただきました。

なるほど!!たしかに!!!!
と、深く納得しました。

私は幼少期から夢想をすることや物語が大好きで、30代前半までは通勤電車の中で何かしら、漫画や小説を読まないと落ち着かないほどでした。

それでも語彙力が伸びなかったのは、知らない言葉や漢字を流して読んでいたからということもわかりました。

「知らない言葉や漢字はすぐ調べて、自分で例文を作ると身につきますよ。」

ああそうか…
小百合さんと私の違いはそこなのね…

私はわからないことを曖昧にしたまま、文脈や雰囲気からなんとなく状況を読んで流してしまうところがあります。
その姿勢は小説の読み方だけでなく、社会に対しても自分自身に対しても同じでした。

小百合さんにお薦めしていただいた小説は、原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」でした。
早速書店へ向かい、原田マハさんの文庫本を2冊と、インスピレーションで選んだ違う作家さんの作品を1冊購入しました。

小説を読むのは、振り返ってみれば10年以上ぶりのことでした。

 言葉を追うごとに、その風景や温度、匂い、そして登場人物の声と感情が私の中にまざまざと浮かび上がって、私の内側にある世界がどんどん広がり手触りを感じました。

まるで私が体験しているかのような臨場感はとても心地よく、小説を読むことの醍醐味を思い出しました。そして、この10年間は方法ばかり探していたことに気付きました。

「そうだった。私はいつも想像して、描いて、物を創作することが大好きな子どもだった。」

 結局、語彙力トレーニングなどすっかり忘れて、ただただ読書を堪能しただけに終わってしまいましたが、忘れていた感覚を取り戻すきっかけになりました。

妄想や空想の世界を楽しむこと。
私にしか見えない世界があること。

その景色をしっかり認識して、私の持っている言葉で言語化して、自分のものとして心身に落とし込んでいく。
そして、それは直ちに私の現実として表出してくるということ。

答えは私の中にしかないんだ!
小説を読むことは、そんな気付きを得る出来事でした。 

小百合さんとのセッションは、私にとって人生を変える大きな経験でした。

外側に「植村遊希のトリセツ」を探して拗らせてしまった43年間でしたが、振り返ってみると、どの経験も今ココに来るための大切な経験だと気付きました。


なぜ拗らせてしまったのか、なぜ生きることが難しかったのか、その理由も明確になって、深い納得感を持って生きることができるようになりました。

小百合さんに伴走していただいだ半年間は、自分の潜在意識にチャンネルを合わせて日常生活を送りました。
ふとした瞬間に浮き上がってきたものを注意深く観察して、体感を味わい尽くすことに注力しました。

そして、気付かないふりをしてきた痛みも悲しみも全部全身で味わって大泣きして言語化していきました。
正直、とても苦しい期間でした。
しかし、確実に私の人生はチェンジしました。

潜在意識の書き換えにどんどん成功したので、思考パターンが自然に変化し、現実が異世界レベルに変化しました。

小百合さんのコーチングを卒業して3ヶ月が経とうとしています。
セッションを開始した今年の1月の私とはまるで別人である自分に驚いていますが、これが本来の私なんだ!という喜びに溢れた日々を過ごしています。

外側に答えを求めることをしなくなりました。
売上や承認欲求を満たすためではなく、学びたい!知りたい!という純粋な欲求に、純粋に応えることができるようになりました。

食べることが怖くなくなりました。心と体の声を聞いて、きちんと吐かずに食べることができるようになりました。

私の人生はとても満たされていると感じています。

私はたった半年間で、最高の景色が見える場所に辿りついてしまったのです。

セッション終了後の感想をホームページに掲載していただきました。

 
過去も未来も変えられる。

潜在意識に刷り込まれた間違った情報を書き換え、魂の本来の望みを発見してあげるのです。

その作業に独りで取り組もうとすれば、長い月日がかかるでしょう。果てしない孤独を感じ、逃げ出しくなるでしょう。

安藤小百合さんのコーチングは、暗い夜道を優しく照らしてくれる光のようでした。
私の深淵にそっと寄り添い、ひたすら伴走してくれました。
なので、安心して潜在意識に深く深く潜ることができました。

小百合さんのコーチング。
迷っているみんなに受けてほしい。

今の私は、自分の使命を感じとれるようになり、新しい目標に向かって夢中で学んでいるところです。夢中で日々の暮らしを楽しんでいます。

遊希



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