21歳ラジオ局社長がどうやってラジオ局を作るのか(2/365)

 こんばんは。毎日寝る前のアウトプットで記事を書かせていただいています。本日二日目になります。今日はどのようにラジオ局を作っていくのかについてお話しできればと思います。僕の作るラジオ局は、地域限定FMラジオ局です。主に流れとしては、
周波数調査→会社設立→資金調達→免許申請→仮免許交付→開局
という流れになります。今日はどうやってラジオ局が出来上がるのか、今どこの位置にいるのかを超簡単にお話しさせていただければと思います。
 前提としてFMラジオ局は国からの免許で成り立つ基幹放送局です。なので、国からの免許が交付されなければ開局することはできません。

周波数調査

 僕の作るコミュニティ放送局は、各市町村に一つしか開局することができません。そのために、電波がしっかり届くのか、ほかの電波と干渉しないのかを調査する必要があります。第一関門として、既存のある放送局の電波に干渉してしまうと放送局を作ることはできません。

会社設立

 本来ならば、行政書士や、社労士に法人登記を任せますが、僕たちは、経費削減と、僕の勉強のためにすべて自分たちで法人登記を行いました。定款を自ら作成し、公証役場に持っていってチェックをしてもらい5万円でハンコを押してもらいます。それを法務局に持って行って登記完了です。
 と簡単に書きましたが、ここがほんとに大変でした。ラジオ局の定款のフォーマットはどこを検索しても載っていないので何回も公証役場の方に添削していただきました。
 実際に会社をこれから起こす方は時間が許すならば、絶対に自分でやることをお勧めします。今や、Google先生より優秀な行政書士さんはいないですからね。自分の勉強のためにも最初は自分で登記すべきです。

資金調達

 開局にはアンテナや、スタジオ建設費、法人登記や、もろもろで3000面円ほどかかります。ほんとにこだわれば1億はざらですが、、そんな資金調達を我々は地域の方から株主として出資していただき資金調達をします。
 地域の方から出資をお願いする理由は大きく分けて2つあります。1つ目の目的は、そもそもそこでお金が集まらないような地域メディアなら、必要がないということ。2つ目はここでファンづくりをするということです。他の放送局は赤字続きの曲が多く、大きな理由として開局前のファンづくりができていません。

免許申請

 総務省に提出する免許書類を作成します。資料の数でいうと図鑑一冊分くらい。この申請書類がまた、とんでもなく大変なんです。

開局

 上記のもろもろの申請書類審査を通過しやっと開局ができます。

今の現状

 今現在、免許申請があと少しというところで、スポンサー獲得や、スタジオの工事の打ち合わせ、アンテナ設置の手続き等を進めています。開局目標は今年のは4月です。地域の事業者様から、1口五万円で30000万円の調達。夢を語り、数字を示し、地域住民の寄り添う。地域ビジネスをしてくうえで若者のくせにと、邪魔をしてくるものもいれば、これからの未来にと投資をしてくれるものもいます。
 僕が、8カ月間約1000人の経営者に会って気づいたことは、自分に自信がない経営者ほど、若者の挑戦に対して否定的だということです。この仕事をはじめ、いろんな経営者の特徴を分析していますが、今後僕なりの経営者の分析結果を公開させていただければと思います。
 

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