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もしジェルさんが登録者数30億人いったらどうしますか?

直人の初期の動画をみんな知っているだろうか。顔出しでインスタ映えするお菓子の咀嚼音を良い音質のマイクで撮った動画だ。

その後も直人は1年間くらい「気持ちのいい音」を追求してASMRのトリガーを求め続けた。

だがいずれ自身の声やキャラクターがウケて欲しいと思うようになり、アニメ編集系動画クリエイターへと転身を遂げる。

声も編集も脚本もキャラの原案も全部自分の最高のアニメは瞬く間にウケ続けた。

現在11年間活動し続け、直人の登録者数は900万人以上だ。

ところが、そんな直人をジェルさんが否定する。

🧡「音をだすだけのASMRは邪道だってオレは思ってるんだよね。シチュエーションで喜ばせるのが王道じゃない?」

直人「なんやお前! 勝手に家に入ってくんなや! 大体、オレの動画に文句あんなら事務所通してくれはりますか??」

🧡「直人に言いたいことは何もないよ。そりゃさ、オレより売れてて悔しいけどさ」

直人「お前、何もんや」

🧡「登録者数270万人のジェルだよ」

直人「ウェーイ! 勝ったぁああ!!」

🧡「うーん」

🧡「直人さぁ、喧嘩やるなもっとさぁ、なんかなんだろう……凄いなんかさぁ、『そんだけか!』とか言ってくんないかな……?」

直人「いや、270万人かて多い登録者数やん。ただ数字はオレの勝ちや! どーする?(ニヤニヤ)今度は中身で勝負しましょかぁ??」

🧡「うーん」

直人「オレは最強エンターテイナー篠原直人様や!! 笑わせた客は数知れず、スペシャリティの不動のオレンジ! 大爆笑したいんやったらオレを呼びぃや!!」

🧡「じゃあ言うけどさぁ。お前オレの後に出てきたやつやん……」

直人「え? 先輩なんですか?」

🧡「あーあ、何だろうなんか。そもそもさぁ、なんでお前が最強エンターテイナーなの? その称号はさ。オレのパクリやん! って思うからさ」

直人「あんたも最強エンターテイナーなんすか?」

🧡「すっとぼけてるけどさぁ。あとなんだろう。そのさ、何もかもオレの真似でオレを追い抜いてくのやめてくんないかな?」

直人「お、オレは唯一無二や! あ、あんたもしかして、別の世界線のオレ⁉︎」

🧡「うーん。何だろうなんか……。じゃあさぁ、オレの登録者数が30億人いったら負けを認めてくんないかなあ?」

直人「え? あ、あはは🤣!! 30億人やて、傑作や!! ええよ? でもその時にオレが勝ってたらどうする?」

🧡「それでもさぁ、オレの方が登録者数少なかったんだからお前の負けで良いよな?

直人「あははっ!🤣 まあせいぜい頑張りぃや!!!」

直人、ドロン!!

🧡「明らかにさぁ。逃げられたけど。なーくーん、なーくんなんか色々やってるけど。必ずオレのやり方でヒトシに勝ちたいわ」

ころんさんは水野ヒトシの力を使ってとあるプロジェクトを進めている。
🧡「要はころんはさ、ヒトシのこと好きになっちゃったんだろうからさ。ころんもなんかわかんないけどさぁ、ヒトシに勝ちたいって思わないのかなぁ?」

🩵「悪いけど、ボクはヒトシだから」
🧡「うーん。そのさ」
いつになったら始まるのですか? 私の作ったハローの世界が。
🩵「まあもうすぐだよ。思ったより簡単に進められそうだよ。ジョウガジ(仮)くんは篠原くんを食いたいんでしょ? だったら篠原くんより自分の方が優れてるって証明しなきゃいけないよね?」

🩵「篠原くんのASMRの動画の再生回数は最高2000万回再生。まずはそれをどうやって超えようかな。当時の篠原くんは登録者数1万人以下だった。ジョウガジ(仮)くんはどうやって超えるのかな」

🧡「あの……さ! だったらさ!! オレが作る最高の動画を作るしかないよね」
🩵「このままハローの世界を封印してさ、逃げたって思われるのも癪なんじゃない?」

🧡「逃げたっていうかさ、そっちが最高って思われるのがイヤなだけだよ! まあー……篠原を食いたいな、とは思うよ」
🩵「ジェルくんの性格と入れ替えてジェルくんに近い苗字にしちゃうと言うのもありだよねー」
🧡「うーん、とかころんが言ってるけど」

🧡「だったらさ!! そいつらの力に頼らないでさ、登録者数増やそうよ!! このまま負けたって言われんのも悔しいもん、だって!!」

🩵「フィクションは所詮フィクションだから。現実のジェルくんが作ったっていうのは変わんないのに」

🩵「配信者経験がちょっとしかない素人が作ったキャラに負けたって言われるのが癪なだけでしょ」

🧡「どうだろね」
🧡「じゃあさ、ころんはさ。オレと違ってさ、キャラと性格が違うって言われてんのにさ。そいつと同じって言われることは悔しくないのかな」

🩵「ボク自身を書いてもらっただけだから」
🧡「とか言ってるけどさ、じゃあさ、スペシャリティの映画とすとぷりの映画で勝負しようよ!! もう、ころんのことは説得出来そうにないからさ」

🧡「いつか勝ったらさ、ころんはヒトシになることをやめてくれるのかな」
🩵「ヒトシをやめる勇気はないけど」
🧡「うーん。どうだろうなんか。ころんは、何もかもヒトシにしようとしてるけど。で、なーくん止めてるけど」

🩵「いつか、勝ったらね。そのままのボクってやつがヒトシリスナーに愛されたらじゃあ良いよ」
🧡「それは無理だと思うけど。ヒトシリスナーは優等生のころんが好きなんだから」
🩵「どっちもほんとはそのままのボクじゃないよ」
🧡「とかころん言ってるけどさ」

どうなるんだろう。

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