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過去の写真から旅情を感じる

数年前に撮った写真を見返すと、その時には感じなかったものを感じる。

色々な街に特に当てもなくカメラを持ってぶらりと行く事が多かった頃の写真。

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当時は旅行から帰った後に撮った写真を現像したり見返して満足していただけだったが、数年経って見てみるとなんとも言えない「愛着」が湧く写真がある。

その街、その時間、そこの空気を思い出すような写真を見返した時に浸る旅愁が心地よい。

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当時使っていたカメラはもう手放したし、最近では使っているレンズも違う。

自分が撮った写真なのに数年の月日が過ぎるだけで人の写真を見ているかのように新鮮な気持ちや懐かしい気持ちを感じるのだ。

自己満足でしかないがこういう楽しみ方も醍醐味だと感じる。

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自分が今まで旅して撮ってきた写真を振り返ってこういう「旅情」を思い出して浸れるなら、またぶらりとどこかの街へ旅するのも悪くない。

最近は遠い街へ行くのは足が遠のいているが、次はどこの街へ行こうか。

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