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『贋作』/パトリシア・ハイスミス #読書 #感想文
随分と前に読んだ『太陽がいっぱい』の続編をまだ読んでいな事に気づいて今作を購入。
ーーー前作で詐欺師まがいの男でしかなかった男、トム・リプリーは大富豪グリーンリーフの息子、ディッキー・グリーンリーフを殺害し彼の遺産受け取る事に成功する。その6年後リプリーが一枚噛んでいるある作家の贋作販売を巡って起こるトラブルの解決に奔走する様が描かれる。
今作では資産家の娘と結婚し義父からの送金とディッキーの
三回転職して色々あったこと 最終回
本当はもう少し手短に話しを終わらせるつもりだったのだが書いている間に長くなってしまった。
前回土壇場で裏切られ、破滅するという鎌倉時代もかくやな状況に遭遇し退職を決めた僕は転職活動開始した。正直言う滋賀県あたりで隠居することも考えたが何だかんだと組織の中で飄々と過ごすのが好きなところもあったので再び会社に属することを決めた。
転職にあたって重要視したのは社の歴史と事業継続性、それとベンチャー企
三回転職して色々あったこと その5
終わりは呆気無くやってくる。
それは仕事の上でも同じだった。
ある案件の決済で社長の裁可が必要であり、自分は社長に判断を仰いだ。進めても良いという指示を得た自分はそれを進め、完了させた。
後日、取締役会が社全体の売上が良くないことで紛糾し、上述の決済の金額が大きかったことも社長がオーナーに詰められる場面があったらしい。(後日人づてに聞いたものであるが)
窮地に陥った社長はあっさりと決済の責任を
三回転職して色々あったこと その4
「会社のためだから」「仕事のためだから」これらの言葉は道徳心とか良識とかを鈍らせてくれる有り難い麻薬だ。
仕事をしない奴、仕事はするが何も考えずに赤字だけを作り続ける奴、そんな奴らが自分は許せなかった。彼らにご退場いただくために相方の営業と大鉈を振るった。
邪魔者達を追い出し業務体制を一新した自分たちは会社の中心として仕事に邁進した。その甲斐あってか問題の赤字は収縮し健全な状態に戻りつつあった。
三回転職して色々あったこと その3
関西に戻ってから就活を行った際に初めてハローワークを利用したがはっきり言って助成金を貰うための手続きのためにしか役にたった記憶がない。(掲載されているのはお金をかけずに求人を行いたい企業ばかりなため正直おいしくない)
そんな中、物に頼らない企業として人材サービス業に興味を持ちそこに就職することを決める。
その選択が自身の転職歴史上最も過酷な状況になる事とは露にも思っていなかったのだが…
転職で
三回転職して色々あったこと その2
初めて転職した会社で大きな壁としてぶち当たったのが人間関係だった。往々にしてやり易いやりにくい等は大なり小なりあるものでるが割とどうにもならない感じだった。
相容れないなら相容れないで距離をとって業務遂行しようと試みたこともあったがそれも難しかった。寄ってくるのだ上席・役員としてこちらに、高圧的に。向こうからすれば自身に比べれ仕事ができないから余計に腹が立つものがあったのだろうがどうにも辛い。
三回転職して色々あったこと その1
最近周りに転職したいやら今の会社退職したやら聞くので自身の忘備録も兼ねて文書に起こしてみることにした。
何回辞めてもいいじゃない。人間だもの。
一番最初に働いた会社は関西の卸業を営む中小企業だった。そこでは社会人の基本的なスキルは特に教え込まれたりはしなかったが充てがわれたPCがお世辞にも良いものと言えずキチンと使わねばフリーズすることが日常茶飯事だったため人よりPCの使い方だけは詳しくなった