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宝くじと時間の区切り

年末ジャンボ宝くじを何となく買い、中身は確かめずに1年置いておいて、翌年のジャンボを買った時に中身を確かめてもらう。というサイクルを作って、ふと思ったことがある。

これはほとんど寺社仏閣の「お札システム」と同じじゃないか。
お札は1年間飾ったら、お返しして新しいものを求める。(買う、ではないらしい。お買い上げじゃなくて、お納めくださいって言われる)

私は当てに行くのはやめて、ただこの一年を生き延びた証拠として、バトンタッチのように新しい宝くじに買い替えるようになった。

当てないために、バラで10枚だけ買う。
通しで10枚だと300円は当たるから。

宝くじは、税金というか、購入した地域のために使われるものなので、ちょっとした地方税みたいな感じ。

寺社仏閣のお札より、宝くじのほうが「もし当たったら??」という現世のご利益が大きい。きっとそういうのを捨てるのが大事なんだよ、という意味でお札なりご祈祷などがあるのかもしれないけど、私はあんまりお金をたくさん持っていないので、できるだけ現世でそれを使い切りたいなって思っているから、宝くじのほうがいいかなあと思っている。
(寺社仏閣のお札は、ライブグッズみたいな、そこに行ったというご縁の物的証拠みたいな意味合いが大きいのかもしれない。私の中で)
100万円当たったら、なに買おうかなーって思うと、やっぱりちょっと未来への希望というか、今を生きる支えになる。

年末ジャンボにこだわっているわけじゃなくて、なにか節目があった時に買い替える。

当たっても当たらなくても、気にしないようにしている。
なので、新しいものを買ってから、古いものを窓口で調べてもらう(窓口のおねえさんに「これを…」と手渡すとサクサク機械にかけてチェックしてくれる)
小銭が返ってきたときは大事に銀行口座に入れている。

なんというか、最初に調べて「あーあ、外れちゃった」と幻滅するのをうまい事回避する修行という感じ。

自分の心を大事にしつつ、推進力を失わないように整えていく修行という感じ。

ジャンボ宝くじ、実際にはいくら当たるのかよくわからない。一等前後賞合わせて5億円!!って言っているけど、5億円かーーー。バラで買っているから5億円という事はないと思います。

最後に当たってるか外れているかチェックしてもらう、というのが、私にとってはきっと大事なことなんだと思う。
当たっていようが外れていようが。

外れていたら平穏無事過ごせたという事だし、当たっていたら福が来たという事だし。

たくさん買えないようなら、1枚300円だけ買えばいい。
そうやって、時間をつなげて生きていく。


100万円~300万円くらいあたったら、高価な靴やバッグを買おうかなって思ってて、それ以上ならええと、まだ決まってないです。
500万円以上だったら、一部はあちこちに定期的に寄付をしようと思う(1回でドカッと送るのはあんまりいい使い方じゃないと思ってる)。
1億円以上当たったら、ビジネスにテコ入れです!

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つよく生きていきたい。