野心
野心とは、おそらく人それぞれ形が違う。
なのに、こんなにもステレオタイプがまかり通っているものもないんじゃないかと思う。
ごうごうと燃え盛る野心の映し出すイメージは、その人の経験してきたものによって確実に変わっていく。
だけど「金!地位!女(もしくは男)!」みたいな紋切型ばっかりコンテンツ化されているような気がする。そしてそういうものに憧れることが野心だと思い込んでいる人も多いような気がする。
わかりやすい事はいいことだけれども。
本当に人それぞれ野心の形は違うのだと思う。
野心の見せる情景も違うのだと思う。
そして、自分の野心がステレオタイプではないからと言ってそれが野心ではないと思ってしまうのもなんか違うと思う。
わたしの野心は、「いつか私が天才だってことを世にわからせたい」って事なんだと思う。
わたしが天才だってことをわからせるために、わたしは一生を費やすだろう。
それがどんな天才なのか、わたしにもわかってないし、そんなことはどうでもいいことだったりする。
成功しないかもしれない。
でも成功するかもしれない。
成功してどうなるもんでもないかもしれない。
それでも、その野心は消えない。
消えないからこそ、野心。
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つよく生きていきたい。