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ビジネスやってたら魔力を得た

昨年頭に融資を受け、昨年夏から売上はババンと重みを増し、大きなピークを秋からこの4月頭で終える。まあまあの回収具合。
毎月100万をこえる売上になった。

そして、起動に乗ってきたら納税です。(軌道に乗らなくても法人税払うけど)
また次の製作もはじまる。
年商は、1000万超えは確実だ。ほんとは3000万くらいあるといいのだけど、1500万あたりが今期の売上だろうか。もうちょっと行くだろうか?

そこに、新しい方向のビジネスが動いて、はじめてのデパートデビューがここ1週間。実は長いこと寝かせてきた計画だったのが、あれこれの機会を得て、ついにデビュー。
ただ、無名に等しく、しかもお値段が最低2万円からみたいな(でも高くても5〜6万。特別な15万超え商品もあるけど)ジュエリーなので、お友達がきてくれても、ご祝儀買いは厳しい。
という中で、なかなかの結果を収めた。
(ご祝儀で買ってくれた方もいたと思う。ほんとありがとうございます)

一個も売れない可能性も大きかった。実際、初日はひとつも売れなかった。
それが、なんならフロア全体の売上の15%くらいいくほどに伸び、なんと最終日には1日で1週間で売るノルマとしてデパート側に言われていた額を大きく上回る結果で終えることができた。
総額としては3.5倍でクリアできたっぽい。未確定情報なんだけど。

売ってるこっちが一番びっくりですよ。
ほんと、せめてご紹介下さった方の顔が潰れない程度の売上を願っていたレベルだったから。

とは言え、ここまでやってきたビジネスに、いきなり付け足しでジュエリーブランドを動かすのは簡単ではない。
いかに数年間の潜伏期間で寝かして機会を待っていたとしても、そして突然のチャンスをがっちりとつかんだとしても、簡単なことではないのだ。
一人では絶対できない。
ジュエリー作家さんと組んでやってる。というか、なんでしょうか、利益が出たら山分けね、くらいのざっくり感で、とにかく最初は足がでなければ大成功、ほとんど広報活動みたいになる。
まずは関係者の利益(金銭だけではなく、広報的な意味や面子みたいなものも利益としてとても重要だ)を優先して、こちらとしては作るための足が出ないようにだけして、最後に利益が少し残れば大成功だ。

ここまでやってきたことすべて、オリジナルの商品を作り、使い方のハウツー本を書き、講座やオリジナルグッズを作り、そこから別のブランドが派生したり、とにかくぜんぶの出来事を筬にかけ、織り成していく。

そこには、他人にパッとわかるような法則とか、それらしい事業計画やビジネスプランなんてものはない。いや、あるんだけど、説明しても「ムリじゃない?」みたいなふうに見えるらしい。
それでも、次々とそれらは成功している。

だから、それをまわりの人は「魔法」とか「念力」とかいう。

私は、魔法が使える。ビジネスを精度をあげてやっていたら、魔法が使えるようになっていった。

ただ魔法はごく一部で、発送とか書類作りとかは自力でやる。魔法は万能ではない。請求書に角印を押して切手を貼って郵送する。メール添付ではだめっていうんだもん。
そんな事もやっているけど、とにかく魔力が身につく。
まだフォトショ念写はできないけれども。

私の魔力は、魔法なので説明が難しいが、見えない魔方陣をひいて、ぽんと手を叩くと魔法が働いてお金が集まってくる。
そのためにはきっちりと魔方陣をひかなくてはいけない。そして魔方陣は魔力がなくてもひける。魔方陣の魔力が発揮されるようになれば、その魔力がこちらにも宿るのだ。

なにを言ってるかわからない?

そうかも。

魔法陣はビジネスプランとか、まあそういうふうに言われているものだと思ってもらえればいいです。でも、魔法陣です。人の心に突き刺さって、それは動き出す。刺さらなければ意味がない。

私は泳ぐようにビジネスをしている。
簡単ではない。
ちょろく人を騙すようなことはしないと決めているので、効率がめっちゃ悪いことも多い。

騙さないと決めたので、逆に人を騙す手法でバリバリ儲けている人たちのこともたくさん知る訳です。
手作り作家市場も、結局あれは資材屋さんと販売アプリ会社だけが儲かるビジネスモデルなんだけど、そういう事を黙って「主婦でも副業になってファンもついてイキイキ生活!」とかいっちゃうとか。嘘ではないがそうなれるのは本当に少ない。ほとんどの手作り作家たちは、資材屋とアプリ会社の肥やしです。すごいいいお客さんです、彼らにとっての。
結局は、自分は誰かのカモになるしかない。
その中から、うまいこと方向を変えて飛び出していくように、虎視眈々と睨みつけながら、じっと魔法陣を書くための力を貯めていく。

そして、魔法陣を完成させ、魔力を発生させる。

どうやって?
それはわからない。

魔女は血で飛ぶ、って映画「魔女の宅急便」の中で出てくるセリフだけど、私もで魔法陣を書いている。
他人の利益を優先させるというのも、魔法陣を構成するひとつなんですよ。
人を下手に騙さないというのも魔法陣のひとつ。
手数料をピンハネするところと手を組まないというのも魔法陣の一部。
そうやって、少しずつ少しずつ、魔法陣を作り上げて、最後まで描き上げたとき、それはお金や注文という形でぶわーっと動くのです。

そして今は、魔力をちゃんと狙ったところで使うとか、魔法で出現させた事象をちゃんと現実に着地させるとか、そういう事をいろいろ考えています。

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つよく生きていきたい。