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【絶対真似しちゃダメ】私の韓国語学習失敗談。

2018年9月29日。
この日、私は韓国語の世界へ足を踏み入れた。

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ハングルから、学び始めた。

あれから1年と7ヶ月がたった1ヶ月前、私はようやく気がつく。

全然上達してないやん・・・。

「2年後に韓国に行く。」と決めてから早1年が経とうとしているというのに私はこの1年間一体何をしていたんだろう。どこか2年もあるからと悠長に構えていた自分にかなり長い年月を無駄にした後に気づく。

そして急に焦り始める。急がないと時間が、ない。

その結果「毎日韓国語に触れる宣言!!」を半ば思いつきでしたのが1ヶ月前。

そして本日その30日目を迎える。飽きずに続けられるだろうか、仕事終わりにクタクタの状況で本当に毎日ハングルを見る気になるだろうか。色々な不安が沸いてきたのはTwitterでの宣言後。

ただ、ここまで自分でも驚くほど苦にならず、宣言を重荷に感じることも無くむしろ空き時間は四六時中韓国のことを考えながら毎日を過ごすことができた。

そこで今日は、暴露しようと思う。(隠しているつもりはなかったが・・・)

「韓国語毎日勉強してます!」という意識高い系の投稿をしたり、ドヤ顔の声(←)でイントネーションも発音もぼろぼろの韓国語スピーチをアップロードしたりしているが、実は私

TOPIK 2級の実力だ。(英検でいう5級、4級程度)

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ほぼ2年も勉強しているのに。いや、していなかったのでこうなったのだが。しかもご覧の通り、TOPIKを受けたのは今のところこの写真の時、すなわち2019年4月が最初で最後。いかに勉強する気が無かったかがお分かりいただけるだろう。

通常、「独学1年間でTOPIK 6級取得!!」など成功事例がブログ記事として残されることが多いのだが、私は今日、失敗事例を残しておこうと思う。今韓国語をしっかり学びたいと思っている人は決して真似しないように。そしてこれは、韓国語だけではなく、全ての語学学習をしている人に通じるものだ。

1. 韓国語を週に1度しか見ない

私は1年と7ヶ月間、プライベートレッスンに通っていた。週に1度、1回の授業は50分。ハングルも知らなかった私にとって、何から勉強すれば良いか道を教えてくれた学院にはとても感謝している。しかし、これを最大限に生かせなかったのは私自身である。韓国語はこの週に1度、50分という時間でしか見なかった。あとはたまに学院で出してもらった宿題や復習を少ししたくらい。だいたい前回の授業で習った内容を忘れていた。学院に通っていること自体に安心し満足していたのだ。いくら学院に通っていても、そこで学んだ内容をどれだけ自分のものにするかは努力次第。新しく出てきた単語や文法は何度も声に出して読み、何度も紙に書いて覚えなければならないはずだった。本当に勿体無い。

2. テスト(TOPIK)は適当に受ける

韓国語を学習し始めて半年の2019年4月、私は初めてTOPIK Ⅰ(韓国語能力試験)の受験を申し込んだ。しかし、なんと、私はこの試験にほぼノー勉強で臨んだ。初めての試験なのにすごい度胸だ。(それか諦めてるか)通常は、試験のために語彙力を身につけたり、毎日韓国語を耳に入れることでリスニングテストに備えたりする。その過程でどんどん韓国語を読むことができるようになるし、耳から理解することができるようになるはずだった。しかし、私は過去問を買ったっきり一度も開かず、試験のために単語を覚えることもなく当日を迎えた。

3. 調子に乗る

初めてのTOPIK、しかもノー勉強。これで不合格で返ってきていれば、ここで反省できたのかもしれない。しかし、なんとも不幸なことに2級に合格してしまったのである。(TOPIKは、1級から6級まであり、級の数字が大きいほど高級。TOPIK Ⅰはいわゆる初級者向けで1級及び2級の取得が可能、TOPIK Ⅱは中上級者向けで3級以上の取得が可能。)これにより私はすっかり、「韓国語できるんじゃないか、自分」モードに入ってしまったのだ。このせいで、私は引き続き韓国語にしっかり向き合って勉強することはなかった。

4. やる気を失う

調子に乗った私は、すぐさま2019年10月のTOPIK Ⅱを受験しようと参考書を購入した。家に帰っていざ参考書を開いてみた。2ページにわたる暗号のようなハングルの海、問題文すら理解できないのに何やら書けと言っていることだけは分かるライティング問題。基礎も何もできていない私には全く持って歯が立たないことに気づいてしまう。(当たり前)そこで意を決して勉強し始めればよかったのだが、私は違った。その参考書を見た瞬間、TOPIK Ⅱを受験する勢いも気力もやる気も全てがどこかへと消えて無くなってしまったのである。

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唯一幸いだったのは、韓国語を勉強する気は失っていたのだが、韓国への興味・関心、そして情熱だけはずっと持ち続けていたことだ。勉強をすることはなかったが、その間も楽しく韓国ドラマを見たりyoutubeで韓国料理のクッキング動画を見たりして過ごしていた。

ただただ、韓国にゆっくり滞在して留学体験でもするか。と思い立って1週間、ソウルの語学学校で超短期留学を経験した。

朝から夜中まで韓国語だけを勉強し続けた。授業以外の時間ももちろん日常全てに韓国語が必要だった。大嫌いだったハングルを読むこと、書くこと。逃げ続けてきたことを強制的にせざるを得ない環境に身を置くことになった。

これが私の中で韓国語学習にもう一度火をつけるきっかけとなった。

元々、話すのが好きなのもあり、文法や単語を知らないし全然書けないくせに、ある程度の会話はできるようになっていた。そのため、次にワーキングホリデービザで長期滞在する時には、語学学校に通うことなく、実際に仕事をしたり自分自身が本当にチャレンジしたいことにより時間をかけたいと思うようになった。

そこで私の韓国語勉強方法大改革が始まるのである。
これについてはもう少し結果が出てから別の記事で徐々にまとめていく予定だ。

今日は、私の韓国語勉強失敗談、というよりはいかに私が1年と7ヶ月の間韓国語を勉強していなかったのかを暴露したが、

「毎日韓国語に触れる宣言!!」の365日後、私がどのように変わっているのか、暖かく見守っていただきたい。


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