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-シーズンを振り返って-

大学3シーズン目が終了した。

いつも私のnoteを読んでくれる皆さん、なかなか更新ができなくてすみません。

今日のnoteは今シーズンの振り返りをありのままの気持ちで書いていきます。

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私の中での今シーズンは華やかなものになると期待しすぎていた。今年の1月から新しい大学に編入した為、今年がこのチームで初のシーズンだった。私は怪我明けからのスタートで誰よりも遅れていた。新しい環境、新しい仲間、新しいコーチ、全部が新鮮だった。きついはずの走りやウエイトが楽しいと感じた今年の1月。そこから私はとりあえず周りの信頼を得れるように頑張った。

5月から7月、私はチームメイトとシアトルのチームにサッカーをしに行った。いろんな事があったシアトルだけど...それも今となっては思い出。よければ覗いてください。

https://note.mu/yuuka_kurosaki/n/n6c0f8f2a72a6

まぁそんな感じで8月に私のシーズンは開幕した。

実は、10月に一度note書いたんです。でも更新しなかった。

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この時の私は正直途方に暮れていた。そんな時に読んだのが、この友人のブログ。

私は自分と向き合うことをしていなかった。だから何かに書き出して向き合い、今サッカーで悩んでいる壁をぶち壊したかった。

私は幸せなことに、アドバイスをくれる先輩や友人がたくさんいました。その人たちと話すと、何をするべきなのか。と言うのが明確になり、私の気持ちは少しずつ前向きになった。(10月中旬)

そしてラスト3試合、私はチームのためにもう一度頑張ろうと決めた。結果はついて来なかったが、パフォーマンスは悪くなかった。ただ勝ちたかった。

ホーム最終戦 (10月31日) はシニアdayといい、4年生最後のリーグ戦だった。私は勝ちたい。絶対勝ちたい。その気持ちが久しぶりに湧き上がっていた。

そのおかげで前半1分でチャンスを演出、5分で得点に繋がるアシストをする事ができた。(気持ちって大事)

でも後半になって立て続けに失点。だが、後半ラスト20分で得点し、2−2で延長戦へ。最後の最後で相手が得点し、私たちは負けた。

勝ちたかった。涙が止まらなかった。あー、なんだかんだ言ってこのチーム好きだったんじゃん。と思いながらロッカーへ。

ロッカールームで監督が言った言葉は、いろいろあったが唯一覚えている言葉は、"明日の朝ミーティングあるから、スケジュール変更ね" だけ。

リーグ戦は終わったが、私たちは幸運にも2日後にトーナメント戦がアウェイであった。だから試合翌日が出発日だった。出発の前なのにスケジュール変更してまでなんでミーティングするの。と誰もが思ったはず。ただでさえ、延長戦があり、終わるのが遅かったからさ。

そして次の日のミーティング。何時だったかな。朝眠くて目こすってたようなきがするけど、一気に目が覚める話されて目が覚めた。

監督が私たちに言ったことは、"このチームは新たなチャプターをスタートさせる必要がある" と。私の目からは涙が溢れた。"いやまだシーズン終わってないやん。なんで今発表なん" と心の中で何回も叫んだ。周りを見たらもちろん泣いてる人、唖然としている人、様々だった。

この後は試合に出てない人はトレーニング、出た人はリカバリーで私はリカバリー組だった。私の頭の中は真っ白で、監督を見るたびに涙が溢れた。

練習後には6時間かけてバスで試合会場に向かった。とりあえず最初の3時間はボーッと何も考えられなかった。そしてやはり涙は溢れてくる。もっと頑張ればよかった。。と

幸いなことに前泊だった為、落ち着く時間はあった。でも明らかにチームは暗い。私もほとんど会話してなかったうちの一人。

みんないろんな感情があったと思うが、とりあえず勝ちたい。このチームで少しでも長く戦いたい。そう思っていたのは間違い無いだろう。

私たちは、シーズンが始まって毎週監督と1対1のミーティングの時間があった。その私のミーティングは今日だった。でも私は何を話したらいいかわからず、監督と話すたびに涙が... だから明日にしようと言い日付を変えてもらった。

次の日は直前練習があった。セットピースの確認など。そしてホテルに戻ったら監督がミーティングは必要か?と聞いてきた。でも監督が明日は楽しむんだよ。そう言ってきたから大丈夫、来週も試合あるからミーティングはいらないと心に決めて、ミーティングはいらないと伝えた。

いろんな感情がある中で迎えた試合当日。私はスタメンだった。とりあえず走る。そう決めたはいいが、中2日の疲れは残ったままで両チーム、スロースタートだった。前半終了間際に私たちは得点をし、1-0で前半を終えた。後半入って、相手が得点をし、1-1で残り10分を迎えた。この沈黙の流れを変えたのは私たちではなく、相手チームだった。"2-1" そのまま長いホイッスルと同時に私たちのシーズンは終了した。

ロッカールームに戻ると、あーこのメンバーでできる試合は終わりか...とまた涙が止まらなかった。

そして私の大学3年目は終了した。

6時間のバスに揺られ帰ってきて最後の監督の言葉は、頑張るんだよ。だった。そしてチームは解散した。これが勝負の世界なのかと実感。代表チームのスカウティングに行くくらい凄い人が監督であったとしても、自分のチームが勝てなかったらクビ。私がいる国は結果が求められる国。私は何も出来なかった。そんなシーズンが今シーズンでした。

最近、日本の大学サッカー部の人たちが4年生最後のブログを書いているのを見かける。それを見る度に思うのどんな人でも同じJourneyを持っている人はいない。楽な道を通ってきている人っていうのはそれだけのものしか獲れていなくて、でも厳しい道、4年間で自分と葛藤している人の言葉にはすごく重みを感じる。

挑戦するということは失敗するということもあるかもしれない。でもその失敗から何かを学び、それを活かすことができる人こそが成功者なんだろう。

私はあと一年。何ができるだろうか。そして自分とどれだけ向き合い続けれるだろうか。それが来年のこの時期の結果だろう。勿論、やらないといけないことはたくさんあります。だから頑張ります。楽しむことを忘れずに。

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今シーズンも応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。また来シーズンに良い報告をできるように一から頑張りたいと思います。今後ともサポートよろしくお願い致します。

P.S 12月中旬から日本に一時帰国が決まりました。お誘い待っています!! 優香





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