音楽の杜

音楽愛好家。普段は元銀行員の、MINIと愛犬を愛するベンチャーキャピタリスト。60~8…

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音楽愛好家。普段は元銀行員の、MINIと愛犬を愛するベンチャーキャピタリスト。60~80年代洋楽を中心に聴き漁ってます。よい曲なら何でも聴きまくる雑食派。ここでは素敵なアルバム、素敵な楽曲をご紹介していきたいと思ってます。https://y240.exblog.jp/

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はじめまして。 長年、金融機関に勤めていたのですが、数年前に少し人気の職種になりつつあるベンチャーキャピタリストに転身しました。でも元々は音楽愛好家が本業です(笑)。これからの残りの長い人生を踏まえ、軸足を趣味に移しつつあります。 音楽の嗜好はかなりの雑食です。モンキーズ、ビートルズからイーグルス、ボズ・スギャックス、ボビー・コールドウェル、TOTO、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ラズベリーズ、岡田有希子、松田聖子、ビル・エバンス…。めちゃくちゃです(笑)。 2

    • Kenny Loggins「Alive」(1980)

      今回ご紹介するアルバムは、気分が楽しくなるようなパーティーアルバムです。そのアーチストはケニー・ロギンス。 80年代の洋楽世代にとってはケ二ー・ロギンスって「フットルース」のイメージが強すぎて、苦手な方が多いかと思います。 でも70年代のケ二ーは素敵でした。 ロギンス&メッシーナからソロ活動に・・・。ソロデビュー作「Celebrate Me Home」ではボブ・ジェームスと組んで、ちょっとフュージョンライクな感じの楽曲で勝負し、セカンド「Nightwatch」ではAORフレ

      • Valerie Carter「Just a Stone's Throw Away」(1977)

        ジェームス・テイラーのライヴに感動していた中、ついついヴァレリー・カーターに思いを馳せておりました。 ヴァレリーはJTやジャクソン・ブラウン等、多くのアーチストのバックコーラスを務めておりました。ソウルフルでありながらも愛らしい声、チャーミングな容姿…、皆から好かれていたんでしょうね。あ、スティーヴ・ウィンウッドのヒット曲「青空のヴァレリー」は彼女のことを歌ったもの…でしたね。 本作はヴァレリー・カーターのファーストアルバムです。 3人組のグループ「Howdy Moon」(

        • 大滝詠一「A LONG VACATION」(1981)

          今更ここで紹介するのが恥ずかしいくらいの超名盤、そして超定番のアルバムですね。 これからいい季節になっていく、そんなタイミングで聴きたくなる1枚です。実際、本作、及び本作と対となる「EACH TIME」はここ数週間、通勤時にいつも聴いてます。 「売れないレコードをいっぱい作って来たけど、それは本望じゃない。松本が売れて、細野も売れて、山下まで売れたら、俺も売れなくっちゃいけないと思う」と、松本隆に吐露して作った屈指の名盤。確かにロンバケ発表前までの大滝詠一は、マニアックな

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          渡辺真知子「唇よ熱く君を語れ」(1980)

          1980年、当時小学生だった私はかなりの音楽好きでした。洋楽はモンキーズ一色だったのですが、邦楽はいろいろ聴いてましたね。特に1980年は邦楽の当たり年だったような気がします。例えば異邦人(久保田早紀)、大都会(クリスタルキング)、ランナウェイ(シャネルズ)、SACHIKO(ばんばひろふみ)、昴(谷村新司)、南回帰線(堀内孝雄・滝ともはる)、恋(松山千春)、ジェニーはご機嫌ななめ(ジューシー・フルーツ)等。 松田聖子がデビューしたのもこの年でした。 そして忘れられないのが渡

          渡辺真知子「唇よ熱く君を語れ」(1980)

          Spinners「Spinners」(1973)

          スピナーズの代表作、これぞフィリーサウンド!ホントいいですね~。 CDを購入した当時、Atlantic Soul 1500と題して、同レコードの主要作品が1500円で販売されたのですが、本作はその内の1枚。今もフィリーはよく聴きます。 フィリーサウンドとは以下はてなより引用。 文中では抜けてますが、付け加えるとすれば、トム・ベルという有能なプロデューサーとシグマサウンドの定番演奏集団「MFSB」がキーですね。 本作はそのトム・ベルのプロデュース。トムが新たにアトランティ

          Spinners「Spinners」(1973)

          James Taylor「Never Die Young」(1988)

          4月6日のジェームス・テイラーの一夜限りの来日公演…、これが予想通り、いや想像以上の良さで、まだまだ余韻に浸っている状況です。 彼の人間性が非常に伝わってくるような、そして幸せに包み込まれるような、そんなライヴでした。JTみたいな誰からも好かれるような人間でありたい(絶対なれないけど)、そんな想いを強くしました。 こちらのブログでは、JTのアルバムはかなり網羅しておりますが、まだ数枚ご紹介出来ていないアルバムがあり、しかもその内の1枚は、今回のライヴでは2曲も演奏されてまし

          James Taylor「Never Die Young」(1988)

          J.D. Souther「John David Souther」(1972)

          初期イーグルスが大好きな私にとってはマストアイテムだったJ.D.サウザーのファーストソロ。 J.D.サウザーは、もともとはイーグルスのグレン・フライとデュオを組んでいた関係で、グレン、J.D.、そしてジャクソン・ブラウンの3人は一緒に住んでいた時期もあります。ジャクソン・ブラウンは一足先にアサイラム・レーベル創始者のデヴィッド・ゲフィンに見いだされ、グレンはリンダ・ロンシュタットのバックバンドを経て、そのジャクソンを頼りにイーグルスのメンバーとしてアサイラムからデビュー。J.

          J.D. Souther「John David Souther」(1972)

          Eagles「Long Road Out of Eden」(2007)

          28年振りのイーグルスの新譜・・・当時、70年代洋楽ファンであれば、この新譜に注目しなかった方はいなかったと思われます。あのイーグルスの新譜ですからね。 本作は1979年発表の「The Long Run」から数えると28年振りのフルアルバム発表となります(1994年に新曲4曲を含む「Hell Freezes Over」が発表されてますが、こちらは他MTVのライヴ音源が収録された変則アルバムでした)。そして2016年1月にグレン・フライが亡くなり、同年3月にイーグルスは解散した

          Eagles「Long Road Out of Eden」(2007)

          桜咲き誇る中、38回目の佳桜忌

          今年も4月8日、38回目の佳桜忌を迎えました。 もう佳桜忌だからといって、ここ数年は特段何かすることもなくなっておりましたが、特に今年は東京ではまだ桜が咲き残っている中での佳桜忌、かつ個人的に一昨日観たジェームス・テイラーのライヴで、人と人との繋がりの縁とか、人に対する優しさ、人間としてのあるべき生き方なんかを考えさせられたわけで、やはり(毎年でなくても)事ある毎に岡田有希子への感謝の念は表してもいいんじゃないかなと思った次第です。 私が音楽に目覚めていくきっかけとなったバ

          桜咲き誇る中、38回目の佳桜忌

          ジェームス・テイラー@東京ガーデンシアター/An Evening With JAMES TAYLOR & His All-Star Band

          一夜限りのジェームス・テイラーのライヴ、素晴らしかったです。 東京ガーデンシアター前は、JTの顔写真がいたるところに…。 私のチケットは以下の通りで、8000人収容のホールの真ん中ブース&最前列という史上最高の特等席! その席からの観客席…、JTはこんな感じの中、歌うわけです(ライヴ冒頭に、ホールを見回しながら、素晴らしいホールだとJTは言ってました)。 実は私の席からはピアノが邪魔で、全くスティーヴ・ガッドが見えない席でした。なのでちょっと横にずれて、ガッドのドラムセ

          ジェームス・テイラー@東京ガーデンシアター/An Evening With JAMES TAYLOR & His All-Star Band

          James Taylor「Sweet Baby James」(1970)

          桜咲く中、新年度入りしました…。そして今日、いよいよジェームス・テイラーの、たった1日限りの来日公演に参戦致します。 何度もご報告の通り、8,000人収容のホールの1列目、そう、最前列のほぼ真ん中の席。もう2度とない機会と思い、iphoneも6Sから13proへ買い替えてしまいました(苦笑)。いい写真が撮れましたら、また別途記事を投稿するかもしれません。 今回のツアーは、実は日本がスタートです。なのでセットリストは全く分からず。そしてドラムはスティーヴ・ガッド。スティーヴの

          James Taylor「Sweet Baby James」(1970)

          The Rolling Stones「Aftermath」(1966)

          以前、CDが音楽鑑賞の重要な音源だった頃(もちろん今はサブスクで殆ど済ませてしまってます)、よく中古本系ショップで中古CDを漁っておりました。このアルバムは、当時は100円(!!!)で購入したもの。帯付新品同様だったんですよね。 中学生当時はローリング・ストーンズは60年代のベスト盤(Vol.1、2)をレコードでよく聴いてました。しかしなぜかオリジナルアルバムは一枚も持ってませんでしたし、通して聴いたこともありませんでした。 やはりビートルズVSストーンズでいうと、私は絶対

          The Rolling Stones「Aftermath」(1966)

          Orleans「Orleans II」(1974)

          今日から新年度の方々も多いのではないでしょうか。 しかも今年は桜咲く時期と重なり、妙に気分がウキウキするものです。 子どもが小さかった頃、車中のドライブソングの選択にいつも悩んでましたが、こういう日よりにはよくオーリアンズをピックアップしてました。 オーリアンズといえば「Dance With Me」ですね。多くのカバーバージョンが存在しますが、私はフュージョンギタリストのアール・クルーのカバーが最高だと思ってます。 オーリアンズの原曲は彼等らしく土臭い香りがしますね。 本

          Orleans「Orleans II」(1974)

          Jim Capaldi「Oh How We Danced」(1972)

          気付けばもう3月も終わり…。今期もあっという間でした。油断していると歳のせいか(笑)、期の変わり目に気付かないくらいに時が流れてしまっているので、意図的に節目を感じないと気持ちの入れ替えが出来ませんね(苦笑)。 さて、今回のポストは前回のFreeからの流れを汲むものです。その意図に気付いた方はなかなかのマニアな方…。 今回の主役のジム・キャパルディですが、80年代洋楽をリアルタイムに過ごした私としては、1983年にスティーヴ・ウィンウッドのシンセが素敵だった「That’s

          Jim Capaldi「Oh How We Danced」(1972)

          Traffic「John Barleycorn Must Die」(1970)

          60年代後半のUKロックシーンには欠かせない存在のトラフィック。トラフィックのアルバムはどれもクオリティが高いのですが、様々な音楽のフュージョン・・・という観点からいえば、今回ご紹介する「John Barleycorn Must Die」が一番様々な音楽を昇華して、自分達の音楽を作り出していると感じます。 トラフィックは1968年、セカンドアルバム発表後、デイヴ・メイソンがソロ活動に専念するため脱退。グループの中心的な存在のスティーヴ•ウィンウッドはエリック・クラプトン、ジ

          Traffic「John Barleycorn Must Die」(1970)