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成人式から10年

こんにちは、ゆのまると申します。

今日は、成人の日ですね。フォロワーさんの中に20歳を迎える方はいないはずですが、ニュースなどで各地で晴れ着に身を包んだ新成人の姿を見かけました。

自治体によって式典の日はそれぞれでしょうが、最近の感染者の急増に不安な思いで今日を迎えた方も多いはず。どうか、ご家族や旧友と、無事に心穏やかな日を過ごせることをお祈りいたします。


さて、今年の4月から成人年齢が18歳に引き下げられますね。もう干支を一回りする私には何の関係もないのですが、「大人の区切り」の変更という大きな改正が行われること自体は驚きです。なんと約140年ぶりの見直しなんだそう。

ところで成人式はどうなるのかと思い、少し調べてみました。

いくつかのニュースによると、大部分の自治体は従来通り20歳となる若者を対象にする一方で、改正により「成年」となる18~20歳の3学年分を3日にわけてお祝いするところもあるんだとか。個人的には、試験や就活で忙しい18歳は避けてあげてほしいなと思うところです。

そして成人年齢が引き下げられたことで、18歳になった時点でこれらのことができるようになります。

・親の同意なしに携帯電話やローンの契約ができる
・10年有効のパスポートを取得する
・結婚

https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1378885.htmlより抜粋

その一方で、飲酒・喫煙・賭け事のたぐいはこれまでどおり20歳から。なんだか、こう基準が入り乱れると「大人とはなんぞや」と考えたくもなりますね。

とはいえ、今回は別に「悔いなく成年を迎えるために」とか「より良い大人とは」なんて、そんなことを書くつもりはありません。すでに偉い人たちが言っていますし、普段私の記事を読んでくれているのは人生の先輩方がほとんどですからね。

ただ、就職したりメンタルを病んだり退職したり結婚したりと、紆余曲折しながら今年30歳を迎える身として、自分なりに人生の哲学として学んだことがあります。

それは、自分の思い描く「○○歳像」にはずっと追いつけないこと、そして追いつけないなりに、成長はできることです。

思い返せば、高校生の時も就職した時もずっと、「思ってたのと違うなぁ……」と理想の自分像とのギャップを感じてきました。30歳なんてそれはもう綺麗なお姉さんかお母さんになっていると思ったのに、昼過ぎに起きてカップヌードルを食べながらこの記事を書いているし、これが終わったらひたすらブレワイをする予定です。

だからもう、どこかで刷り込まれた「○○歳像」に振り回されるのはやめて、これが私の進むスピードなんだと思うことにしました。そうなりたいなら無理をしてでも近付いているはずだし、違うというのはつまりそういうことです。


それからもう一つ、私はまだまだ自分が成長できると思っています。かつては、「なんかいい感じの大人」になったら、そこが到達点だと信じていたんですけどね。

今回この記事を書くにあたり、去年はどんなことを書いていたのかと振り返ってみたんです。たしか成人式のこと書いたよなぁと思いながら。

そうしたら、とても1年前とは思えず、まるで中学生の頃の自分を覗いているかのような気恥ずかしさを覚えてしまいまして……。成人式の時の自分自体が結構イタかったので、まぁ多少はね……?というところもあるとはいえ、これはちょっと頭を抱えてしまいました。

ほぼ独学で続けている「文章を書く」ということですが、自分なりに構成を考えたり、あるいはnoteでの振る舞い方を覚えたりと、だいぶ慣れてきた感があります。商業的な目線でいえば、まだまだ足りないところだらけですが。

文章でもゲームでも筋トレでも精神面でも、「なりたい自分」に向かって努力を続ければきっと近付けます。憧れは力。それが今の私の信条です。

「憧れ」を口にするなんて泥臭いこと、昔の私ならきっとしませんでした。何を綺麗事を、とすら思ったでしょう。それが変わったのはアイカツやリングフィットや通い続けている整体のおかげだし、「メンタル面の大きな指針が変わったこと」それ自体が、いつまでも成長できることの証拠だと思っています。

さてさて、改めまして新成人の皆さま、ご成人おめでとうございます。

18歳だろうと20歳だろうと、私の頃に比べれば社会情勢も大きく変わったしだいぶ息苦しい時代になってしまったと感じます。

それでも、これから先たくさんの出会いを経験し、大事な人との縁を結び、そして生涯をかけてでも叶えたい「なりたい自分」を見つけられたら。そうしたらきっと人生は少しハッピーになる。皆さんの少し先にいる私は今、そう信じています。


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