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ウイルスと戦う会社

昨日、親会社の政策会議でサラヤ㈱の講演会がありました。お題は「コロナ禍・アフターコロナにおける感染対策について」です。旬なお題で非常に興味深く、企業の理念に感銘を受けましたので簡単にまとめておきます。

・サラヤという会社

サラヤ

サラヤでは、互いに密接な関係にある「衛生」「環境」「健康」という3つのキーワードを事業の柱とし、より豊かで実りある地球社会の実現を目指しています。が経営理念です。

歴史を振り返ると戦後間もなく、衛生管理の取り組みをしたそうです。創業者の想いが伝わります。*HPの会社情報より抜粋

戦後の取り組み

又、うがいの促進にも取り組んだそうです。

うがい

そこから公衆衛生や食品衛生への取り組みを約70年続けている企業です。重ねてにはなりますが、創業者の想いが非常に浸透している素晴らしい企業だと感じました。それはHPや関連会社を見ても分かります。

・感染症マメ知識

●マイクロ飛沫:5分間の会話で1回の咳と同じくらいの飛沫(約3,000個)が飛ぶ

●オーストラリア・ニューサウスウェールズ大が2015年に発表した研究によると、被験者となった学生が1時間に自分の顔を触った平均回数は・・・・

1時間に平均23回(目・鼻・口などの粘膜を触った回数は全体の44%)

人は「無意識」に顔を触っています!!

よって、手指についたウイルスを洗い流すことが最も重要。水とハンドソープでかなりのウイルスを減らすことができる。

●手洗いの効果

手洗いの効果

●感染症の違い

ウイルスの違い

・まとめ

上記の表から新型コロナウイルスは季節性インフルエンザより死亡率が高く、ワクチンが確立されていないことからパンデミックとなったと推測されます。又、拡大当初はまだ得体が知れていなかったのも大きかったと思います。今はだいぶ分析もできてきたので、「正しく恐れる」がポイントです。もっと詳細に触れると高齢者(70歳以上)の死亡率は季節性インフルエンザでは約30倍に新型コロナウイルスも数十倍になります。逆を言えば、若年層の死亡率はほぼ0に近いです。これ以上は触れませんが正しい知識を持って人生を送ることが重要だと感じます。

基本的には「手洗い衛生」「マスク」「換気」「環境清浄」の対策をしっかりし、加えて3密を避けてソーシャルディスタンスの確保が重要です。

約80ページの資料を基に2時間の講演は有意義なものでした。フィットネスクラブ店舗でも活用できるツールも紹介いただいたので検討していきたいと思います。

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