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ブチ壊す

こんにちは。白石です。*days74

今日は制度・規定をブチ壊すについてです。社内にはありとあらゆる制度や規定があります。人事制度や稟議規定・・・数えたらきりがありません。

企業に属すのであれば自分自身に関わる制度や規定には目を通したり、人事担当者に質問をしたりなどして理解しておく必要がありますが、全く無知で入社してくる人もいます。

そういう人に限って、不自由な制度だ!この規定は何なんだ!と自分都合に捉えて不満を言い出します。いやいや、理解して入社したんじゃないの?!という感じです。

入社してから変更になるのであれば意見や質問をすれば良いですが、それ以外の自分自身に関わるところの主要なことは確認しておくことをおススメします。

その主要な部分に「人事制度及び規定」があります。

制度や規定というものは時間とともに制度疲労し、改善点が顕在化してきます。100%納得できる制度や規定はないものと思った方が良いでしょう。

よって常に更新(アップデート)していかなければなりませんし、ある時には更新ではなく、破壊して新たに構築しなければならない場合もあります。

世界中を混乱の渦に巻き込んだ「新型コロナウイルス感染症」のパンデミックを機に世の中から求められるものも変わってきました。そうなると求められる人財も変わりますので、更新では対応できないことも多いかと思います。破壊して構築が必要なのです。

今の現状を破壊することはできますか?

パワーが必要ですよねーーー、しかも破壊したところで新しくうまく構築できる確証なんてないですからね。そして必ずはみ出る人財も出てきます。

難しい問題ですが、そこに課題や解決策があるのであれば見過ごしてはいけません。経営と人は表裏一体です。働く人がそれぞれのパワーを思う存分に出せる環境を整えることが経営者の仕事だと思っています。

デール・カーネギーは「人を動かす」の中でこう言っています。

■人を動かす三原則

1. 相手を批判しない

人間はつい自分のモノサシで物事を計りがちですが、誰しも考えがありそれぞれの尺度で行動しているものです。時には相手の言動に憤りや不安を感じてしまうこともあると思いますが、その感情をそのままぶつけてしまっては、相手の人格や考えを否定してしまうことになりかねません。あなたにとっては「あり得ない」行動でも、相手は相手なりの考えがあり自分は正しいと思って行動しているかも知れません。 人を動かすの書の中で「人を非難するのはどんな馬鹿者にもできる。そして馬鹿者ほどそれをしたがるものだ」と記しています。人を非難することは、相手にとってもあなたにとっても損にしかなりません。 また、人は自分のことを否定する相手に対して警戒心を抱いてしまうもの。逆に自分を肯定してくれる相手に心を許します。相手に良い印象を抱かせ、関係を円滑にするためにもできるだけ相手を批判せず、相手の思考や気持ちを理解してアクションを起こすようにしましょう。

2. 素直で誠実な評価を与える

ついつい他人の悪い面ばかりに気を取られる人がいる一方で、人の良い面を積極的に見つけて相手を褒める人もいます。どちらが周囲から好かれるかは明白です。本項では人には必ず長所と短所があり、一見特別な才能などないように思える人物でもあなたにはできない何かを得意としているものだということが説かれています。 さらに、人には他人に認められたいという欲求があります。この承認欲求は極めて原始的な欲求で、それが満たされることで人は大きな充足感を得ることができます。 「君はできる人間だ」「君にしかできない仕事だ」という評価は相手にやりがいとモチベーションすら与えることができます。ただし、デール・カーネギーは人を評価する時、それは心から出た誠実な評価でなければいけないと語っています。そのためには、やはり普段から人の良い面を探す習慣をつけなければなりません。

3. 強い欲求を起こさせる

人に何かをやれと言われても、中々行動に移せない人がいます。また、行動に移せたとしても“言われたから”“指示を破って怒られたくないから”行う作業には効率や生産性が欠けてしまうものです。 人を動かすためには、相手に自らの意思で行動を起こさせるよう働きかけることが重要です。デール・カーネギーは、そのためには相手の立場に身を置き、相手の視点から物事を考えることが大切だと記しています。平たく言えば相手の気持ちになり、どうすれば「行動したい!」という欲求のトリガーを引けるのかを考えて働きかけることが大切なのです。

これらを含めて社内のあらゆる制度と規定を見直す時期がきていると思います。今は制度と規定を更新するのではなく、破壊して構築するを前提に考えていきましょう。

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