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人と人との間に立つ難しさを感じる話

管理職の仕事をしていると、現場で直接子どもと関わるよりも、直接子どもと関わってくれているスタッフが気持ちよく働けることに力が注がれます。

この「スタッフが気持ちよく働けること」の難しさを日々痛感しています。文字通り痛みを感じています。

やりがい重視の人、お金重視の人、段取りよく事を進めたい人、一つ一つに時間をかけて取り組みたい人、合理的な人、天然な人などなど。
ありがたいのは、間違いなく皆「良い人」達なのですが、あらためて思い知らされるのが、色々なタイプの「良い人」がいるということ。

そして職場には色々なタイプの人が集まるので、どうしても考え方ややり方にズレが生じます。

常に「お互い様」という気持ちがあれば良いのですが、どんな物事も「常に」し続けることは難しいです。
知らず知らずの内に片方だけが無理していたり我慢していたりするとあっという間に雰囲気は悪くなります。
人間どこかで「自分のやり方が正しい」と思っている節があるので、ことによっては上手く折り合わないこともしばしば。

それは「正しい」のではなく、自分がそのやり方で慣れているから「やりやすい」だけなんですが、その違いは意識しないと中々気づけないものです。

普段からギクシャクしないようにするのが大前提ですが、それでもギクシャクしてきた時は、なるべく早めに間に入らないといけません。こんな時、いつも上手く間に入れているがどうかに気を揉みます。
上手く「間」に入ろうとしているものの、どちらかに傾いていたり、早く何とかしないとと結論を急いでしまったり。
そんなこんなで矛先がこちらに向く事もあります。
あちらを立てればこちらが立たず。逆もまた然り。

それぞれの言い分は納得出来るところと、"私個人は納得し難いけれども、あなたの立場や考え方だったらそう思うのは分かる"という所があるので、聞いてるこちらはそこをちゃんと分けておかないといけません。

話を聞いていると、大体は「相手を何とかしてください」と言われます。しかし私が持っていきたいのは、私が相手を何とかするのではなく、今のあなたは何が出来そうかを考えてもらうこと。そのために私が協力出来ることは何かを考えていくこと。そんな風に話が進めば万々歳なのですが、この山は高いです。
試行錯誤の日々。上手く光が差し込まれる時もあれば、サンドバッグのように打ち込まれることもあります。

プレイヤー時代とは違う悩みを抱えながら、今日もお仕事。そういえば今日はクリスマスイブ。みんなが穏やかな1日である事を願います。

今日も周りへの感謝を忘れず、目の前のことを一つ一つ丁寧に。

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