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家計診断相談実績2000件のFPが絶対伝えたい〝特別費〟を見つめて欲しい2つの理由

こんにちは、高咲です(^^)

今回は、家計の支出の中での重要項目「特別費」について、解説します!

この特別費、すん。。。。。。。。。ごく重要なんですよ!

特別費を見つめずしてこれから起こる全ての金融計画は成り立たないです。

そう〝no Special expenses no plan…〟
伝わりましたでしょうか?イェア!

本当にすごく鍵となる特別費。

でも家計の中で「特別費」の項目は見落されがちだったり、ざっくりで考えられており重要視してないご家庭も多いです。

本当に本当に大切なので今回は、読者の皆様に、この特別費についてお伝えします。
(大切って何回言うの)

│そもそも特別費ってなに?どういうものがあるの?

私なりの特別費の定義はこちら

✔︎使い道がわかってて
✔︎あらかじめ予算が(立てれて)
✔︎年間通して必ず出ていく

「支出」のことをいいます。


そして特別費の中でも、二つに分かれます。

まず、

①年間特別費

使うタイミング決まってるよ~予算決まってるよ~のお金のことをいいます。

具体的には

◾️お正月費
大掃除、年賀状、お歳暮など


◾️年間雑費
カードの更新、町内会費、お寺代など


◾️年間レジャー費
帰省費、GW、夏休み、冬休みなど


◾️年間アニバーサリー費
家族の誕生日、結婚記念日、クリスマスプレゼントなど

このような項目が「年間特別費」です。

「うんうん、かかるかかる、絶対かかる」

みなさんの心の声が聞こえてきそうです!(^^)!

次に、

②不定期特別費

タイミングは決まってない、でも予算とっとかなきゃなのよ~のお金のことをいいます。

具体的には

◆医療費


冠婚葬祭
結婚祝い、出産祝い、香典など

◆被服費
パパのスーツ、子供さんの部活着、下着など


◆ママのお小遣い
※美容費、アイドルのコンサート、友達ランチ会、ママをお小遣い制にすると意外と予算いるいる疑惑です!!笑


ペット費
ペットを飼っている方はワクチン、フード代、ペット保険に入ってない場合の医療費積み立てなど

このような項目が「不定期特別費」です。


Instagramにも投稿していますので、是非こちらもご覧ください。

3本立てになってます♪

インスタはこちら①

インスタはこちら②

インスタはこちら③

いかがでしょうか?

皆さんこれらのお金、しっかり見つめていますか?
自分のおうちで、ちゃんと予算を出したらすごい金額になった!!と震える方も少なくないです・・・


どんなお金なのかご理解いただけたところで、特別費が何故皆さんの人生において重要なのか、お話ししたいと思います。

│特別費を見つめるとお金が貯まる!

私が特別費が大切だと考える、一つ目の理由です。

私のご相談メニューの中の「総合コンサルティング」に家計診断をする一コマがあります。

まず家計が整っていないことには始まらない!

お金を貯めるなどの資金計画アドバイス、上手に使う(ポイントの活用など)のやりくりアドバイスは難しいという理由から全てのお客様必ず家計診断をさせて頂いています。

お金の悩み相談の中で、なかなかお金が貯まらないことで不安に思っている方はとても多いです。

そして、その貯めれない世帯の〝貯めれない理由第1位〟が特別費の管理ができていないことです。

管理とは?
具体的に解説していきます(^^)!

│特別費と貯蓄は全く別物である

なかなかお金が貯めれない場合、まずは行うのは現状把握、収入の分析、支出の分析をしていきます。

「見える化」その時、給与明細があるので、収入はすぐ書き出せると思います!

次に支出。ここも毎月の家賃や光熱費、通信費、学費などはクレジット明細や通帳みてもわかりやすいですよね(^^)ノ

そして今回のテーマである特別費です。

ここは家計簿やクレジットカードの明細で抜き出すのはなかなか大変なので、だいたい年間通してこれからいくら使うかな?の予算でも大丈夫です。

ただし雑費としてくくるのではなく項目ごとにちゃんと予算を出してみることが大切です。

すべての項目が見える化できたら、
貯めれるお金があるか計算します!

簡単です!

年間の手取り収入ー(月の支出特別費)

=残るお金
ここが↑貯めれるお金。

普段のコンサルでは、「純粋な貯蓄」という言い方をしています!

純粋な貯蓄というのは、しばらく触らなくていいお金、いわゆる教育資金、老後資金、生活防衛資金として考えることができるお金です。

一方で特別費というのは、支出項目。

「純粋な貯蓄」ではありませんので、家計の中でしっかり区別していく必要があります。

ですが、全く性質の異なる2つの項目を同じ口座で管理してしまっているとても家庭が多く、

せっかくできた貯蓄も、年を通して必ず使う特別費として消えちゃってる現象が起きています。

同じ口座の中で、貯金がたまっては→特別費で消えていくの繰り返しで、、だからいつまでたってもお金が貯まらないなという状況になっているんです。
これが、私が長年、家計診断をしてきて、お金貯めれない世帯のお金が貯まらない一番の原因です。

特別費の予算があやふや&純粋な貯蓄と特別費がごちゃごちゃになっているから、お金が貯まらない。

ということは…
特別費の予算をしっかりたてて&純粋な貯蓄と特別費を区別するとお金がちゃんと貯めれるようになります!

実際、これまでの個別相談で家計の中の特別費にしっかり向きあうことで、沢山の〝お金貯めれない世帯〟を救ってきました。

◆特別費と向き合って、〇〇家の予算を立てる
◆純粋な貯蓄口座とは分けましょう!


特別費の予算を別でしっかり設けることで、大きな支払いがあっても焦らなくて済みます。

また予算を意識して使っていくことにより純粋な貯蓄が確実に残っていきます。

効率よくお金を貯めていく為にはとても重要です。

なかなかお金貯まらないと悩んでいる方は、ぜひ今から特別費を見つめてみてください。

そしてお金の置き場所は、必ず純粋な貯蓄とは分けてくださいね。

ここで皆さんにご質問させて頂きます!!

皆さんは特別費を使うこと、
純粋な貯蓄(中長期のお金)を準備すること
どちらが大切ですか??

・・・・テレパシー受け止め中・・・・


はい、ありがとうございます!


どっちも・・・?
で・す・よ・ね・・?(^^)

◎日々のお金を楽しむためのお金や急な出費にも備えておきたい・・・!でも!

◎長い人生におけるライフプランを達成するためには、中長期的なお金も貯めたい!



「今この瞬間さえ楽しければそれでいいのさ」
という考えではない限り、どちらのお金も貯めておきたいと思っている方が多いと思います。


│特別費を見つめると、中長期的な計画の予算を失敗しない!

私が特別費が大切だと考える二つ目の理由です。

少しFPの勉強のようなお話になっちゃいますが、

◎中期的な計画の例としては
家具家電の買い替え
・住宅のメンテナンス
・車の買いかえ費用などがあります!


◎長期的な計画の例としては
・老後
・教育資金
・住宅資金などがありますね。

特に長期の計画は現金ではなく保険や投資信託、住宅ローンなどの金融商品を使って、皆さん進めていきますよね!

最近では老後の資産形成として「確定拠出年金制度」が節税もできる皆さんにとって有利な仕組みとして活用する人が増えてきています!


そして、これらの金融商品は、基本的に「続けること」を、前提にスタートします!

ずっと続ける…とはつまり、給料の変動や日々の食費の増加が変わったとしてもなかなか動かせない予算になるということです!

◎一方で、特別費はどうでしょうか?

実はここもなかなか動かせない&意外と節約もできないところなんです!!

何故なら特別費はみなさんの人生にとって「クオリティオブライフ」になる部分だからです。

そして年齢を重ねていくほど増えていく傾向にあります。

つまり、中長期の計画と特別費はどちらも簡単に動かせない固定費。

中長期的な計画を立てる時には、どちらの予算もしっかり見つめてバランスの取れた(無理のない)予算を組む必要があります。

このバランスの取れたっていうのがポイントで・・・

多くの家庭は特別費の予算を見つめないまま長期の計画を立てています。

年間特別費を無視すると、どんなリスクがあるか。

例えば長期計画代表、【住宅ローン】で考えてみましょう。

┃住宅購入ケース
35歳夫婦、子供2人の4人家族

35歳同級生の夫婦、子供は5歳の男の子と2歳の女の子で4人家族です。

夢だったマイホーム⭐︎

ちょっと背伸びして家計の分析をしっかりおこなわないままハウスメーカーさんにおすすめされるまま、建てたいお家を借りいれ可能MAX金額で買いました!

無理なく払っていけると思っていた予算、特別費をいれたら、厳しかった!!

その結果どうなったか。

家を建てる前は、毎年必ず行けていた家族旅行に行けなくなっったり・・・

結婚式が重なったときにはすごく慌てた・・・

パパが歯医者の通院が始まって・・・

医療費は削ろうと思っても難しい項目、日々の生活費を削ることに。

家を建てたことにより、夫婦が充実させたかった子育て期間の生活がキツくなってしまいました。

上記のケースのように実際に住宅ローンの予算を間違えてしまい、家計が火の車状態の家庭は少なくないです。

今回は住宅ローンを例に挙げましたが、生命保険の契約やその他ローンでも同じリスクがあります。

このようなご家庭が多く存在してしまっている理由の一つに売る側と売られる側のメリットが相反していることが考えられます。

例えば

▶︎メーカーは、なるべくいいお家を、高い車を買って欲しい。

▶︎金融営業マンは、なるべく高い金額の商品に入ってほしい。

これは、批判ではなく、営業の世界では大きな契約は嬉しいものなので、ある程度仕方ないと思います。

ただ、営業する側にそういう心理が働いた時、
お客様にとっての本当に無理のない予算を見つめることに時間をかけてくれる人がどれだけいるでしょうか?

現実は難しいと思います。

だって、売る側が嬉しいのは大きな契約。

顧客側の無理のない予算は、=売る側にとって小さな契約になっちゃう可能性があるからです。


これが、売る側と売られる側のメリットが相反しているという意味です。

もちろん自分の利益は二の次で顧客側の立場になって考えて提案してくれる人達も沢山いると思います!

ただ、親身になるのと、「無理のない予算を導き出す」のは別の話。

そこで鍵になってくるのが家計診断です。

ただ 大きな買い物をするとき、メーカーさんから聞かれるのは「一緒に考えましょう」ではなく聞かれることは「ご予算は?」ですよね!

家計診断は飛ばされちゃうかざっくりかのどちらかのパターンだと思います。

そして、もし親身な営業マンに出会えても無理のない予算を検討するときに、メーカーさんや銀行さんから〝特別費のアドバイスまで〟もらえる可能性は低いと思います。

ですからここは自分達で把握してこのくらいです!

って伝えれるようになるのが、
〝ベストでマスト〟だと個人的には思います!

◎長期的な計画を立てるときには、
必ず〇〇家の特別費を見つめましょう!

以上が私が特別費を大切だと考える二つの理由です。

ね!めっっっっっっっっちゃ大切でしょ??
参考になれば嬉しいです!

│まずはお金の基本の知識を学びましょう!

私は今まで2000世帯以上の相談コンサルを受け持ってきました。

今回の特別費の話も凄く難しい問題というわけではなく、多くのご家庭が見落としがちなお金の管理、知識なだけです。

そういったまずは目の前のお財布管理〜数十年後を見据えたライフプランの計画をしていくことが大切です。


ちなみに、この特別費の管理の仕方について。
実際やりくりする時には、ここまで細かく振り分けたりしないです。
むしろ私は普段、家計簿もつけず、
レシートも取らず( ^∀^)
できるものは
すべてクレジットカート払いなんですよ〜!

世の主婦は、働きながら子育てしながらなので、やりくりは可能な限り簡単にしたいですよね!

だからこそ、一回細かく分析して
一生何も考えなくていい仕組みを作る、
これが私の家計診断の考え方です。

管理の仕方については、また次の機会に、
しっかり解説していきますので、楽しみにしててくださいね⭐︎

私の発信や情報で、家庭が整えば嬉しいなと思っています!

│FP高咲侑貴の最新情報

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高咲侑貴

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