読書週間 20代のときに知っておきたかったこと
こんにちは、ゆうゆうです。
心して刮目した、フェルミ漫画大学動画の引用と感想を書いていきます。
5ドルを2時間で増やす方法
いきなりですが、もし1000円の入った封筒を渡されて、封筒を開けてから2時間で増やす方法を考えてください。
そう言われたら、どうやって増やしますか?
これは実際に、スタンフォード大学の授業でチーム分けした学生に出した課題のようです。
実際の条件は1000円ではなく、5ドルだったようですね。
最初はラスベガスに行くという意見も出ていたようだが、最終的には学生たちの多くが常識にとらわれず、素晴らしい方法でお金を稼ぎ出した。
最初は5ドルという元手にとらわれていた学生たちだったが、あるチームは学生街にある人気レストランで、いつも待ち時間の長い行列ができていることに目をつけた。
そこでグループメンバーで、手分けしてそのレストランの予約を取り、行列の後ろの方で長い時間待たされている人たちに、その予約した順番の権利を販売した。
その結果、最高20ドルで買ってもらえたそうです。
頭いいですね〜。
さらにそのグループでは、女子学生のほうが男子学生よりも予約がよく売れるということに気づいた。
途中から男子学生は、店の予約をする係。
女子学生は、並んでいる客に予約を売ることにしてより売上を数百ドルまで伸ばしたようです。
権利を得るという発想はなかなか出てこないですよね〜。
自分の持っている資源を考える
さっきのレストランの予約を売るという方法をとったチームは、元手なしで300ドルほどを2時間のうちに稼いだ。
このチームが一番だと思うかもですが、実は別のチームが2時間どころか3分で650ドルという最高額。つまり日本円にして7万円以上を稼ぎ出すことに成功した。
3分で7万て。
もはや、既存の枠組みの外の人ですね。
そのチームの学生たちは、自分たちにとって貴重な資源は元手の5ドルでも、お金を増やすために与えられた2時間でもない。
授業で発表する時に与えられた、3分間のプレゼンテーションの時間こそが貴重な資源だとひらめいたようです。
どういうことかというと、学生たちには課題の結果発表のために3分間のプレゼン時間が与えられていた。
そこでそのチームは、スタンフォード大学の優秀な学生を採用したいと考えている会社にそのプレゼンの3分間を宣伝用に買ってもらうことにした。
そしてその会社の3分間のCMを作成して、プレゼンテーションの時間に流した。
チームの学生たちは、自分たちには職を探しているクリエイティブな学生という貴重な資源があるということに気がついたようです。
そして会社側としては、優秀な人材に自社をアピールできる貴重な機会としてその3分間に650ドルの価値が充分あると考えた。
お互いのメリットが、マッチしたんですね。
ちょっとした、錬金術師みたいですね。
エネルギーを注ぐものを見極める
もし何かを続けようかやめようか迷っているときは、過去にどれだけコストをかけたかにとらわれてはいけない。
わかりやすい具体例を挙げると、例えばパチンコなどのギャンブルで2万円ツッコんだとします。
そこでやめれば、2万円の損で終わるわけだが、多くの人は2万円も使ったんだから後1万円入れたらきっと勝てるはずだ。
と過去に使った2万円を正当化するために、引くに引けなくなってしまう。
これはギャンブルに限らず、苦手な仕事などでもそうみたいです。
今まで努力や苦労を重ねてくると、それを正当化したくなり、ここでやめたら今までの苦労が無駄になる。
だから続けないと。
というふうに、思いがちになるようです。
確かに、あと3本ガリガリ君を食べれば当たるかも。
といって、引くに引けないときはありますね。
仕事の話でいうと、自分に合わないつらい仕事を無理して続けるというのは自分で自分を檻に入れて見張るようなもののようです。
バンジージャンプで、笑いをとるとかですかね。だがその必要はないようです。
もちろんどんな仕事でも努力は必要だが、根本的に合わない仕事に無理してエネルギーを注ぎ続けていても意味はないようです。
ある有名な投資家が、丸太に油を注いだら濡れた丸太にしかならないが、炎に油を注げば大火事になると言っている。
つまり自分がエネルギーを注いでいるものについて、それに見合った成果が出るのかどうかを見極めるのが大切みたいです。
とにかくがむしゃらにがんばるのではなく、見合った成果が出るかを考えるのですね。
矢の周りに的を描く
世の中では、ほとんどすべてのことがチーム単位で進められている。
そんな中で、自分だけが成功しようとしている人というのは多くの場面で周りの協力が得られず不利になる。
だからこそ、最高のチームプレーヤーは自分だけでなく自分以外の仲間を成功させるために労を惜しまない。
チームで何かをするときの最大のメリットは、お互いの得意なことを活かして苦手な部分を補い合えるという部分です。
勇者、戦士、僧侶、魔法使いといった感じで補いあってますね。
そして適材適所というのは、仕事が最初にあってそこに合う人を持ってくるという考え方だが、さらにそれよりもいいのは矢の周りに的を描くという考え方です。
矢の周りに的を描くとは、適材適所は矢と的の関係で言うと的の特徴に合わせて矢を放つ人を選ぶというイメージです。
この的は、小さくて難しいからこの人。
この的は、この人が得意だからこの人。
というイメージで、それで命中率が上がりやすいのはわかりますよね。
だがそうではなくて、矢が刺さったところの周りに的を書いてしまえば百発百中になる。
つまり、その人が得意なことに近い仕事や目標を作る。
そうすると驚くほど成果が上がるし、興味のないことや能力に合っていないことを任せるよりは、はるかに生産的で本人も充実感を味わえる。
人が最初にいて、そこに仕事を持ってくるという考え方みたいです。
まとめ
5ドルを2時間で増やす方法
自分の持っている資源を考える
エネルギーを注ぐものを考える
矢の周りに的を描く
この本が気になった方は、こちらからどうぞ
感想
アイディア次第でかなり効率的にお金は稼げるのだなと思いました。
そのアイディアを考えるのがほとんどの人はめんどくさいから、普通の働き方をするんですよね。
お弁当を配ったりなど。
自分の資源を考えるというのは、自分の1番いいと思われている部分を前面に押し出す。
そしてお金を稼ぐといいということなのかなぁと思いました。
苦手なことはどれだけやっても苦手だから、最初から成果が出やすいことをやる。
合わないことにエネルギーを使っても、あまり意味はないということを再確認しました。
そしてチームメンバーの得意な事を仕事としてやっていったほうが成果が出やすいというを知りました。
おしまい
それではまた
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?