見出し画像

対談企画「言語恋奏」 第一回 | 『創作とジェンダー』(W/ 鏡水たまり)

 こんばんは、坂岡 ユウです。
 本日より、三日連続で対談企画「言語恋奏」をお届けします。この企画では、三名の創作者に様々な視点からスポットを当て、創作の魅力創ることの面白さを発信。創作者の創作にかける想いや、いつもとは違った一面を皆さんにお伝えしていきます。

 第一回目にお迎えしたのは、創作家・企画者としてTwitterやカクヨムなどで活動中鏡水たまり(@n1811th)さんです……!!

はじめに:鏡水たまりさんについて

 私と鏡水たまりさんは、企画者としての活動を通して繋がりました。彼女はほぼ毎月企画を開催されていて、私も企画力や継続力において、大いに参考にさせていただいております。

 そんな鏡水たまりさんですが、実はアセクシャル(他者に対する性的な惹かれの欠如、または性的な行為への関心や欲求が少ないか、あるいは存在しないこと)という一面を持っておられます。私もLGBTに対して深い関心を持っており、自身もトランスジェンダーであるため、今回は創作関係の話題とともに、“当事者”としてのLGBT観についても取り上げました。

【鏡水たまりさんの企画(一部)】

画像1

画像2

画像3

画像4

 もし良ければ、鏡水たまりさんの作品や企画に目を通してみてくださいね。

 それでは、本編に参りましょう……!!

—— あなたにとって、原点となった作品があれば教えてください。

鏡水たまり(以下:水た) もともと本を読むのが好きで、小学校くらいからずっと読書はしていました。実際に書くとき、地の文を基本一人称にしようと思ったのは、伊藤計劃さん(※1)という作家のあとがきで、『三人称はいわゆる俯瞰の視点だから、神視点のように様々な登場人物の心のうちを描けるけれど、それは普通に生きてる世界からすると不自然な世界だから、僕は一人称で書く」という言葉に共感して、一人称で書こうと思うようになりました。

坂岡 ユウ(以下:坂岡) なるほど。私も一人称でよく書きますが、それもアルセーヌ・ルパン(※2)とか、シャーロック・ホームズ(※3)とか、小学生くらいの時に読んでいた作品の影響が大きいのかなと思います。あれも伝奇小説家として作者自身が視点として登場するシーン(「怪盗紳士ルパン」や「奇巌城」など)があって、それで最初に読んだのがそういう視点の作品だったので、一人称を使うことが多くなりました

—— 好きなキャラクターを教えてください!

水た 「宝石の国(※4)」『フォスフォフィライト(※5)』ですかね……

坂岡 宝石の国……(検索し始める)

水た もともと最初の方では「陽気なだけが取り柄の何も出来ない可愛い子」でした。でも、様々な経験を積んでいくうちに『このままではいけない』と、どんどん変わろうとしていきます。それが自分のためというよりは、物語の中で闘っている敵陣営に自分の仲間が連れ去られるのを防ぐため、仲間のために自分も変わろうと思い始めて。辛いことも沢山あるんですけど、諦めずに変わろうとする、前に進もうとする姿も素敵だと思って。あの、宝石の国って知ってますか?(笑)

坂岡 ごめんなさい、今初めて知って、Wikiで検索しています!

水た フォスは頑張って変わろうとしているんですけど、必ずしも良いようにはならないというところがこの作品の残酷なところでもあり、ファンをこの沼に陥れるというか……

坂岡 いいですね、この作品。Wikiで登場人物さんの情報とかも見てるんですけど、めっちゃ面白そうですね。あっ、中田譲治さん(※6)が出てる!

水た ふふふ。

坂岡 中田譲治さんって、結構特撮でもお馴染みの方で。もともと俳優として活躍されてて、声優として活躍されてることを知って、「うわあ」ってなってるんですけど……

水た あー、なるほど!

坂岡 私の好きなキャラクターといえば、「ウルトラマンオーブ(※7)」に登場したクレナイ・ガイ(※8)ジャグラス・ジャグラー(※9)ですね。二人とも、正義と悪、光と闇の二面性を持っているんです。どちらも明確な正義と悪ではなくて、関わり続けていくうちにいろんなエピソードがあって、そこで正義と悪に分離してしまうみたいな、複雑な関係性が面白いなあと思いました。悪役の魅力ってやっぱそこですよね!

水た そうですよね。なんて言うんだろう、悪をするんじゃなくて、上手く言葉には出来ないけれど、事情とか世界観とか、運命のようなものが悪役を押し付けられているじゃないですけど、そういう役割を担ってしまったというか。

坂岡 なるほど、確かに。今の『スター・ウォーズ(※10)』でもカイロ・レン(※11)というダース・ベイダーの役目を受け継ぐキャラクター(※12)がいて、彼も正義と悪ではない、色んな感情に揺れ動く姿が描写されていて、今まであのシリーズになかった感じの悪役で、面白いなあと思いました。なんだろう、人間味があるんですよね。

—— 創作で一番大切にしていること

水た 創作って作者が神みたいなものじゃないですか。それを読者に匂わせない、あからさまに次のシーンに繋げるための繋ぎ話ではなく、たとえ作者の中では出来事を繋ぐ一シーンだったとしても、それを読者の中では感知されない。普通の生活は時間の流れが一方で、この選択をしたから次の選択があるという感じで、自然な流れとして成立させることは特に意識しています。

坂岡 確かに流れって重要ですよね。場面のためのセリフとかは、やっぱ嫌じゃないですか?

水た そうですね。

坂岡 詩とかでも、次の連に繋げるための文があまり好きじゃなくて。水たさんの言うことがめちゃくちゃよくわかります!

水た あまり上手く言葉に出来なかったんですけど。

坂岡 そんなことないですよ。共感の嵐です!(笑)

—— 将来何になりたいですか?

水た 私は企画をやってて楽しいので、企画をやりつつ、おろそかになっている自小説も書きつつ、最終的には本が多少売れるようになってほしいな。より多くの読者に読んでほしいなという欲望があります(笑)。

坂岡 やっぱり、読者ありきの創作者ですもんね!

水た 『作ったからには読んでほしい』というか(笑)。

—— 自分の理想とする創作者像は?

水た 読者に愛される作者になりたいんですけど、今目標にしたいなという人がいるんですけど、今調べます!(笑)

坂岡 ふふふ。

水た 櫻日和鮎実さん(※13)、っていう漫画家さん。Twitterで出てくるかな?

坂岡 あっ、出てきました!

水た この方、自分の美少年が好きということを叫びつつ、それが読者の人にも受け入れられつつという感じがあるので、私も読者のための作者像というのを作るのではなくて、私の延長上に作者としての鏡水たまりが出来て、それを読者に受け入れていただけたらと思います。

(ここで聞き手のLINE通知音が止まらなくなるというハプニングが発生!汗)

—— さあ、気を取り直していきましょう。あなたの会心の一作を教えてください。

水た 私は『自創作は最新作が常に会心だ』と思っているので、最新作が会心ですね。

坂岡 実は、私も一緒なんです。ネクストワンが一番良い作品だと自分の中では思っています。その時に出来るベストなので。

水た そうですよね。

坂岡 のちのち「なんでこんなの書いたんだ」って思うこともありますけど。(笑)

水た まあ、私としては、今作りかけの、一年くらいかけてる『海の話』が一番会心の出来のはずなので、楽しみにしておいてくださいと言い続けてますが……

坂岡 早く完成させましょう!

水た ふふふ……

—— 水たさんは創作始めて良かったと思いますか?

水た 今年は企画をやり始めて、いろんな人と関わって世界が広がったというと言い過ぎかもしれませんけど、良い一年でした!

坂岡 今年、水たさんに出会って、「すっごい活発な方がいるなあ」と思って。それで、いざこうやって話してみると、めちゃくちゃ親しみやすい方で。ボイスチャットとTwitterではまた印象が変わってくるんですけど。

水た Twitterはね、はっちゃけてますから!

坂岡 そうそうそう。びっくりした、あれ。タグの。「何事!?」って思いましたもん。

水た (爆笑する)

—— ここからはLGBT関係のご質問に移ります。あなたが自分の性について意識したきっかけを教えてください

水た 思春期頃から、一度異性とお付き合いした時に違和感があって、すぐに別れちゃったんです。それから恋愛はしましたけど、お付き合いは一度だけで。恋愛観も変わり、「恋愛もういいかな」という感じではいたんですけど、まだマイノリティだとは思ってなくて。

坂岡 うん。

水た でも、マジョリティには馴染めない感覚みたいなのはあって。このモヤモヤ感はなんだろうという感じのまま、ネットの海を彷徨って。

坂岡 うん。

水た その中でアセクに当てはまるのかと思ったり、思わなかったりしながら、ここ三、四年くらいはいてたんですけど、『自分が楽に生きやすくするためにマイノリティかマジョリティを選択すればいい』というのをサイトで見て、逆にどっちかじゃなくてもいいんだ、みたいな。

坂岡 なるほど。

水た 「今は自分が楽だから、こっちに属してみたいな感じでもいいんだ」と思って。それで一度マイノリティを名乗ってみようかなって。そんな感じですね。

坂岡 そうですよね、確かに。『セクシャルマイノリティ』って言いますけど、1パーセント以下とか、そんな感じではまったくなくって。日本の一割近く(7.6%)がLGBTなんです。なので、もうマイノリティと言える状況じゃないのかなと私は思ってて。

水た うんうん。

坂岡 そう意味では、これから水たさんのような方がもっと出てくるんじゃないかな。私もはっきりしたきっかけではないんですけど、小学生の時から自認はしてて。友人からの言葉がきっかけで、ふとしたときに自分が中性的な話し方をしてたことに気付いたんです。周りにもそういう子はいて。

水た あー。

坂岡 それで、一番大きなきっかけになったのが、高校二年生の冬に初めてコスプレをしたことかな。自分の着るべきものを着てる気がして。

水た うんうん。

坂岡 あれがターニングポイントになりましたね。

水た 服で言えば、私はスカートもパンツも両方履くんですけど、制服でスカートを履くのはめちゃくちゃ嫌でした。

坂岡 なんだろう、実用的にもめちゃくちゃ寒いって聞きますよね。

水た 寒いですね……

坂岡 男子も長ズボンなんですけど、実はそんなに変わんなくて。タイツとかも履けますけど、冬は暖房も付かなくって。隙間風がさっぶいさっぶい。

水た ふふふ。

坂岡 自治体の事情とかもありますから、一概には言えないんですけど。グレタ・トゥンベリさんの言ってることも一理あるなって思いました。

水た グレタさんかあ……

坂岡 でもまあ、彼女も彼女で色々ありますからね。ただ自動車を無くせばいい話でもなくて、今はプチ氷河期に入り始めたという話もありますし。

水た それも仮説というか。よくわかんないですね(笑)。

坂岡 ふふふ。学者さんに任せましょう。そこは。

水た ですね!

坂岡 ジェレミー・クラークソンさんも言ってました。『もっとグレタは勉強しろ!』って。

水た (爆笑)

—— 次の質問に移ります。これから自分の性についてどう見られたいですか?

水た 私は身体の性別が女性で、女性として分類されること自体はそんなにないんです。だから、トイレとかも大丈夫ですし。ただ、アセクシャルというのもあって、恋愛面に対しては敏感で、『女性だからいつか結婚して子どもを産もう』という話になると切なくなるんですけど。まあ、なかなか難しいですよね。

坂岡 うん。

水た もっと「LGBTが身近にいるかもしれない」という認識が広がって、どんな人にも心配りがなされるようになれればいいですね。

坂岡 うちは身近にゲイの子がいて、レズやバイの子もいて。もともと多様な性を持つ方が周りにいた環境だったんですよ。

水た へえー。

坂岡 そういう意味では、早くから性認識とかの知識は深められたんじゃないかと思うんですけど。まあ、私はあくまでもトランスなんで、いろんな見方をされたい時がその折々にあって。いろんな見せ方というか、見られ方を受け入れられる社会になってほしいなって。まあ、そんな感じですね。

—— さあ、どんどん行きましょう。現代社会と、LGBTに対しての見られ方について想うことを教えてください。

坂岡 まあ、今の社会と、LGBTに対しての見られ方の話ですね。

水た 見られ方かあ……。ちょっと見られ方とは違うかもしれないですけど、一昔前に比べると、LGBTの見られ方は上がってきました。でも、本人の声は別として、LGBTの人たちがのびのびと生きられる雰囲気ではまだないかなと思ってて。

坂岡 まあ、そうだよね。

水た LGBTじゃない方たちからすると、社会の中にLGBTの人たちがいるのを最低限知ってほしいです。それと、自分の周りにLGBTがいるかもしれないという認識はまだあまり持たれていないかもしれない。だから、そこまで配慮して、お互い尊重できる環境になってほしいという感じかなあ。

坂岡 確かに、小学校などで今だに「うちのクラスにはLGBTの人はいません!」と言い切っちゃう教がいたり、周りにも概念を理解していない人がいたりして、まだまだ知名度という意味では進んでいないのかもしれないな。

水た そこはね、もう。

坂岡 日本人全体としてジェンダーに対する捉え方がまだまだ弱いのかな……と思うことはありますね。

水た うん。

坂岡 LGBT関係なく、男女の視点で見ても、『なんなんだろう』と思っちゃうこともあって。ハラスメント関係とか。

水た 色々聞きますよね。

坂岡 その辺りが変わってくれば、社会はもっと良くなるのかなあ……と思ったり、思わなかったり。

—— では、創作におけるLGBT描写についてはどう思いますか?

水た 自分が当事者である部分は積極的に表現していった方が、他の人にない特色になるというのはあります。でも、そればかり書くのはまた違いますけど、作品の中の一つとして扱ってみたいと思っています。

坂岡 なるほどね。私も今回の作品で『レズビアン』をテーマにした作品を初めて書いたんですよ。

水た はい。

坂岡 やはり、とても難しかったです。男の子が女性目線で書くというのは。

水た うんうん。

坂岡 今年の夏にLGBTであることを公表して、逆に声をかけてくれたり、「私もだよ」と言ってくれたりした方もいて。すごく嬉しかったですね。世間的な感覚よりも創作の方はすごく優しくって。実際、一般の方にないものを抱えている方もいっぱいいて。

水た 確かに。

坂岡 すごく良い仲間に出会えたなあ、と思いますね。『それでいいんだよ』と言ってくれる方がいるのが嬉しくて。引っ込み思案でコミュニケーションが苦手で、伝え方とかはめっちゃ下手だとは思うんですけど……

水た いやいや。

坂岡 本当にありがたいなあ。

水た そうですよね。ふふふ。

坂岡 フォロワーさんと実際に会ってみると、新しい発見が多いんですよね。

水た 確かに。

坂岡 やっぱり、コミュニティって大事だな。そういう繋がりがあるから世界観が広がるし。

—— 早いもので、次で最後の質問になりました。最後に一言、お願いします!!

坂岡 (インタビューの途中で思いっきり電話が鳴る)あっ。というわけで、今日のお昼はビッグマックセットに決定しました!

水た お昼まだ食べてなかったんだ……

坂岡 朝は食べたんですよね。水た ふふふ。

坂岡 それにしても、かれこれ一時間くらい話してますよね。でも、全然長く感じない。水たさん、すごい!

水た えへへ。こちらこそ、ありがとうございます。

坂岡 気を取り直して行きましょう。メッセージというか、告知があれば。最後に言い残していってください!

水た 12月25日から企画をするんですけど、「The Next Day Of Christmas」というクリスマスの翌日を描いた企画です。参加者は確か6人くらいで、私も短い作品を投稿しますので、是非読みにきてください!!(※ 作品の配信は終了しております。ご了承ください)

坂岡 是非読みに来てください。私は「極彩色の愛 〜サイケデリック・ラヴァーズ」という作品を寄稿しています。(※こちらも作品の配信は終了しております。ご了承ください)

水た 読んでください!(笑)

坂岡 私もいつもお世話になっている℃さんとコラボした詩集「神様」をリリースしました。

水た あ、印刷しました。まだ読んでませんけど(笑)。

坂岡 ありがとうございます!!

水た (ボソッと)私もキャパを考えないとな。これ以上抱えるとパンクしちゃう。

坂岡 ダメですよね、私たち。今年体調を崩して、二回倒れたんですよ。

水た うわあ。でも、やるときは出来ると思っちゃいますよね。

坂岡 そう。昨日もギリギリのタイミングで出しちゃって。プロットを立てたのに納得が行かなくて、こうなりました(笑)。

水た ふふふ。

坂岡 というわけで、以上で対談は終了とさせていただきます。ありがとうございました!

水た ありがとうございました!!

(完)

【用語解説】
(※1)伊藤計劃 1974年10月14日 - 2009年3月20日
小説「虐殺器官」でデビュー。若くして肺癌で没したが、没後に遺作「ハーモニー」が第30回日本SF大賞及び第40回星雲賞を受賞。処女作の「虐殺器官」に対しては『00年代を代表するSF小説』という声が上がるなど、数少ない作品群が高く評価されている。

(※2)アルセーヌ・ルパン 1905年連載開始
小説家 モーリス・ルブランの代表作にして、日本でも非常に人気の高い作品。1905年、雑誌「ジュ・セ・トゥ」より『アルセーヌ・ルパンの逮捕(L'Arrestation d'Arsène Lupin)』を皮切りに短編作品の連載が始まると、瞬く間に人気を博する。シャーロック・ホームズ、怪人二十面相と並び、日本でもっとも有名な推理小説の登場人物のひとり。2013年にはルブランの遺作「ルパン、最後の恋」が刊行され話題となった。

(※3)シャーロック・ホームズ 1887年発売
小説家 アーサー・コナン・ドイルの代表作にして、日本でもっとも有名な探偵のひとり。前述の「アルセーヌ・ルパン」にもたびたび無許可で出演している。(名前は「エルロック・ショルメス(ハーロック・ショームズ)に変えられている)

(※4)宝石の国 「月刊 アフタヌーン」より2012年12月から連載中
(※5)フォスフォフィライト 演:黒沢ともよ
市川春子による漫画作品で、現在第10巻まで刊行されている。2017年にはテレビアニメ化されており、「ラブライブ!」などで有名な京極尚彦が監督を担当。

(※6)中田譲治 4月22日生まれ
日本の声優。かつては「超新星フラッシュマン」や「超獣戦隊ライブマン」「手錠をかけろ!」など、刑事ドラマや特撮作品などで俳優として活躍していた。当時の役柄は主に強面の悪役。Twitterのフォロワー数は42万人。

(※7)ウルトラマンオーブ 2016年 テレビ東京系列にて放送
(※8)クレナイ・ガイ 演:石黒英雄
(※9)ジャグラス・ジャグラー 演:青柳尊哉
日本の特撮作品。ウルトラシリーズとしては「ウルトラマンメビウス」以来となる久々の単独枠作品。ガイとジャグラーの関係は作品を超えて続くほどの人気で、ウルトラシリーズで悪役キャラをレギュラー化させるきっかけを作った。amazon primeで「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA」も制作。

(※10)スター・ウォーズ 1977年公開の映画
(※11)カイロ・レン 演:アダム・ドライバー
(※12)ダース・ベイダーの役目を受け継ぐキャラクター
アメリカの映画。ダース・ベイダーやR2-D2といった個性あふれるキャラクターや圧倒的な映像表現によって世界を代表するSF映画に一躍躍り出た。カイロ・レンは「フォースの覚醒」より登場。“最後のジェダイ”ことレイと激しい闘いを度々繰り広げる。

(※13)櫻日和鮎実
日本の漫画家。自らを「美少年漫画」と称し、『隙あらば美少年に踏まれたい』と語る。現在、「スーパー攻め様と時をかける俺」と「口裂け姐さん」を連載中。

2020.3.20
坂岡 ユウ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 いただいたサポートは取材や創作活動に役立てていきますので、よろしくお願いいたします……!!