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無意識的にマウントを取らないための対処法 | GO AHEAD -僕の描く夢- 第188回

 こんばんは! ユウです。
 「マウントを取る / 取られる」っていう言葉はよく使われると思うんですけど、今回は「自分でマウントを取らないためには……」というテーマで書きます◎

序章 〜 マウンティングとは?

 はじめに、「マウントを取る」というワードの語源にもなった「マウンティング」というワードをおさらいしてみましょう!!

マウンティング(英: mounting)は、「自分の方が相手より優位に立っていることを示そうとする行為」のことであり、とりわけ、対人関係の中で自分の優位を示そうとして何かにつけて自慢したり相手をけなしたりするような振る舞いのことです。
(「実用日本語表現辞典」より)

 この言葉、もともとはサルやゴリラの行動から来ているらしくって、2010年代に入ってから一般用語として使われるようになったようです。書籍やドラマの影響も大きかったみたいですね。

 もともとあった「mount」という単語に「〜ing」という接尾がついて、「mounting」という単語になりました。

 ごっつい大まかな話ですけど、とりあえず概要だけ。もっと語源を知りたい人は辞書やウェブサイトへGO!

まずは「マウントを取られた」経験について考えてみた

 すっごく平たく言うと、「『自慢話をいっぱい積み重ねられて、自分よりなんとしてでも上の立場になりたい!』と虚勢を張られた経験はありませんか?」ということ。

 会社の上司とか、友達とか、やたらと長い話を聞かされて、「やだなあ」「はやく帰りたいなあ」という経験をされた方はいっぱいあるはず。

 酒の場での武勇伝とか、職場の上司の説教とか、芸能人の昔話etc……

 これは他の場でもよくある話ですけど、「やられた方はめちゃくちゃ覚えているけれど、やった方はまったく覚えていない」というケースにズバリ当てはまります。

 こうなると、言われてみないとわからないし、自分で気をつけるにも限界がある……

「喋らない」という生き方を考えてみた

 「だったら、もう喋らない方がいいじゃんか!」

 ここまでだけ読むと、最終的にはこんな結論に至る人もいるはず。でも、そうじゃない。喋らないと何もわからないし、何も掴めないし、どうしようもなくなる。

 ……人生はなんとしてでも話さなきゃいけないように出来ているんです。私も「喋らないチャレンジ」をやってみましたが、自宅の斜向かいの歩道で早速挫折してしまいました。汗

 じゃあ、どうすりゃいいんだー!!

エリック・クラプトンの言葉が最高の教師になる

 「無意識にマウントを取ってしまう……」
 「どうしてもあいつに勝ちたいんだよ!!」
 「あの話をあの娘にしたいんだ」
 「でも、嫌われたくない」

 そんなあなたに耳寄りの情報をお教えします!!

 いっそ「自分で自分をマインドコントロールしちゃえばいい」んです。要は「自制しろ!」ってことです。みんな日常的にやってるかも?

 ……でも、これで投げてしまうとあまりにも無責任なので、ひとつだけ、とっておきの言葉を。

「ステージに上がった時、自分が1番上手いと思え、ステージを降りている時、自分は1番下手だと思え」by エリック・クラプトン

 エリック・クラプトン、世界でもっとも有名なギタリストのひとりです。私はCream時代のアルバムを最近はよく聴いています。

 そんな彼のとても有名な言葉ですけど、実は最初にこの言葉を耳にしたのは中学生の頃でした。中学校の、とっても厳格な音楽の先生がクラプトンの隠れた大ファンで、定年退職される際にこの言葉を例に話していたんです。普段はほとんど笑顔を見せない人が、まるで少年のように眼を輝かせて!!

 今思えば、音楽への愛情が生徒たちに対しての厳しさに繋がっていたのかもしれないんですけど、そんな厳格な音楽の先生が放った言葉だったからか、今でもバイブルとしてこの言葉を頭の中に残してあります。

 調子に乗りそうになったとき、何かを始めようと思うとき、誰かと初めて話してみようと思うとき……

 最初に書いた、自制しなきゃいけないときに、この言葉はきっと役立ちます。いや、必ず役立ちます!!

終章 〜 かくいう私もマウンティングフレンドだった

 こんなに偉そうにいろいろ書いてきたわけですけど、私も無意識のうちにマウントを取ってしまっていました。「マウントを取る」という言葉を真剣に考え出したのも、優しい友人が私の振る舞いについて指摘してくれたからです。

 今思うと、当時の私は「嫌な奴だったよな……」とガクブルな振る舞いをしていました。あの頃のつぶやきを読むと、自分で自分を「付き合いたくない奴」だとさえ思います。

 だからこそ、伝えたかった。

 第一印象って本当に大切です。自分の良さを伝えるのも大事だけど、「いかに自分をイメージづけるか」はもっと大事。失ってしまった第一印象は、相当頑張らないと戻ってきません。

 私と同じ経験を、他のみんなにはしてほしくなかった。

 もしコミュニケーションで迷っていて相談できなくて困っているという方がいたら、私のメールアドレス(yuupsychedelic@gmail.com)かこちらのコメント欄に書いてくださると相談に乗らせていただきます。専門家ではありませんし、ちゃんとした答えを返せないかもしれませんが、もし10代の視点でお役に立てることがあるなら、いつでも連絡してください。できるだけ早急に返信します。

 はじめての方、いつも読んでくださっている方、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 2019.12.28
 坂岡 ユウ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 いただいたサポートは取材や創作活動に役立てていきますので、よろしくお願いいたします……!!