今音

いま、音楽関係でやってみたいこと。 | GO AHEAD -僕の描く夢- 第209回

 こんばんは、坂岡 ユウです。いかがお過ごしでしょうか……??

 今日も昨日に引き続き音楽の話です。音楽活動をされている方も、そうでない方も、読んでいただけるととても嬉しいです。

 本文に入る前に、「普段こんなことしてるよ」というのをこのサイトに纏めています。想いとか、いつも触れているカルチャーはこのエッセイのバックナンバーをチェックしてください。

 また、まだ私を知らないという方は、まず下のポートフォリオから読んでください。もちろん、このエッセイを読み終えた後でも大丈夫です。いつでも好きな時に、どうぞ!(作品サンプルもこのエッセイに載せています)

作詞家としての活動

 私は主に詩人として、上のポートフォリオのような作品たちを投稿しています。これはあくまでも個人としての表現活動。

 それと同時に、作詞家としての活動をこちらの名前でも本格的にやっていきたいと思っています。

 活動スタンスは、こんな感じです。下のnoteに詳しく書いてます!

・従来の「職業作家」ではなく、「作品単位のコライト」を。
・ひとつのアルバムで、ひとつの物語をつくりたい……
どんな世界観でも、どんな言葉でも、どんなに時間がかかっても大丈夫。
・先生じゃなくて、いつでも相談したり、気軽に話せたりする存在。

 めちゃくちゃ簡単に言うと、「あなたの言葉に寄り添う存在」としての作詞家像を作っていきたいんです。

 エピソードとか、アイデアとか、いっぱい聞いた上で、あなたが最高のワードを作り出すための最後の一歩を一緒に踏み出す存在。共にひとつの作品を創り上げていく存在。

 「あなたの曲づくりに絶対必要とされるような作詞家になる」ことが今の目標です。

 下に作例を乗せてみました。

【例1:「最後の聖夜にあなたは何を想う?」】

ねえ、あなた
もし私と離れても
決して無駄にはならないよね
二人の暮らし ひとつの道
楽しかったよ 倖せだったよ
あっという間に来てしまった
最後の聖夜……

ねえ、あなた
もし私がいなくても
私を忘れたりはしないよね
二人の恋は青春そのもの
嬉しかったよ 倖せだったよ
ほんとは離したくなかった
君のその手を……

風に乗り あなたの元へ
もう一度だけ
行けたらいいのにな

夢に舞い あなたと共に
もう一度だけ
笑えたらいいのにな

叶わぬ願い
それでもあなたを愛してる


ねえ、あなた
もし私が死んでも
思い出だけは忘れないでね
二人でいるだけで自由になれた
愛しているよ 倖せだったよ
もう二度と会えないかもしれない
ねえ、淋しいよ……

ねえ、あなた
もし時が過ぎても
この恋は忘れないよね?

ねえ、あなた
私との日々を忘れないでね?

あなたと出逢えて本当に良かった
倖せだったよ
私は確かに倖せだった
もう一度あなたと会いたいよ
最期はあなたと一緒がいい……

時を駆け あなたの元へ
明日の朝に
行っていればいいのにな

星と共に あなたに愛を
明日の朝に
伝えに行きたい

最後の聖夜は
ラスト・チャンス

叶わぬ願い
それでもあなたを愛してる


春の雨の日
追い抜いた自転車
あの日の淡い思い出
約束の指輪よ
それから何年か経って
恋仲になり
こうして私たちは永遠になる


風に乗り あなたの元へ
もう一度だけ
行けたらいいのにな

夢に舞い あなたと共に
もう一度だけ
笑えたらいいのにな

時を駆け あなたの元へ
明日の朝に
行っていればいいのにな

星と共に あなたに愛を
明日の朝に
伝えに行きたい

最後の聖夜にあなたは何を想う?
【例2:「ヴァージン・ガールに憧れて」】

紅いマネキンに群がる
流しのペテン師達よ
ニセモノの黄金に騙され
涙する少女たちの物語

剥がされ 投げ出され
すべてを失うとき
ようやく気付くんだ
自分の夢の価値に

何も知らない若者が
繁華街を彷徨う
今日も誰かの声に惑わされ
現実に絶望するのさ

酸いも甘いも嚼み分けた
あの日の少女は語る

蒼いプラチナに群がる
愚かな男達よ
純情を騙し切ったなら
最後まで抱きしめろ

犯され 跪き
ホントウを知るとき
ヴァージンに刷り込まれた
大人に気付くだろう

無垢で在ろうと願うなら
お家にいることさ
明日も鳥かごに護られて
篭れよ 君の世界に

何も知らない若者が
甘い声に繋がれ
処女という結を切ってまで
ニセモノの金を欲する

酸いも甘いも嚼み分けた
あの日の少女は語る

何も知らない若者に
もう何も言わない
どうせ耳を傾けないから
好きにすればいいんだ

イエロー・マネキンの君は
今何を想うだろう
放り出された少女たちは
大人になったことに気付くのさ

酸いも甘いも嚼み分けた
あの日の少女は語る
時代に流され惑わされ
いつしか自由を失う

酸いも甘いも嚼み分けた
あの日の少女は語る
一杯のワインが夜の闇に誘う
誰もが少女に憧れていただけさ
【例3:「新世界から君へ」】

小鳥のさえずりに
心が動かされる
愛する人の声に
胸が痛くなる

もう一度君に「好きだ」と言えたなら
迷うことなく君と恋を結ぶだろう

旅立ちの日には
手作りのカチューシャを渡して
「忘れないで」と哀しく
君は涙を拭い 笑顔を作ってた

新世界への旅立ち
まだ見ぬ希望を込めて
君に「さよなら」と一言
別れを告げた
カチューシャから小鳥が飛び出して
惜別の歌が始まる

あの日 すれ違ったのは確かな運命
希望を新たな世界へ


黒い雨が降る
船旅の途中で
淋しさを覆うのは
君からのカチューシャ

もしも君ともう一度愛を育めるなら
迷うことなく僕らは恋を結んだだろう

旅立ちの日には
君からの手紙を海に流して
過去と決別を図ろうとしたけれ
忘れようとすればするほど
君への想いは強くなる

新世界への旅立ち
まだ見ぬ希望を込めて


君と最後のくちづけを
交わしたあの夜
涙色のシャンパンを飲み干して
朝まで泣き明かした

あの日 抱き合ったことを記憶に閉じ込め
希望を新たな世界へ

郷里が消えていく
朝焼けの離別は
今も忘れられないから
君を護るため
ここで星を掴んでみせる

新世界から君へ
決意のメッセージ
愛する人のためなら
命投げうち
すべてを懸けられるもの

新世界への旅立
まだ見ぬ希望を込めて
君に「さよなら」と一言
別れを告げたら
カチューシャから小鳥が飛び出して
惜別の歌が始まる

あの日 すれ違ったのは確かな運命
希望を新たな世界で

ここは黄金の新世界
ここは希望溢れる世界
【例4:雲】

ひとりぼっちで街を歩いてみました
雲ひとつない青空でした
中学を卒業したのは去年のことでした

わたしは未だにあの日を忘れられません
変わることは別に嫌いじゃありません
だけど決めつけられることは嫌いです

三年間付き合ってきた恋人と別れました
放心状態のわたしは夜の静寂に押しつぶされそうになりました
泣きたいけど 泣けるだけの涙はありませんでした

「ニセモノの涙は人を殺してしまうのだ」

誰かがそう言っていました
あの日 わたしは信じませんでした

あれだけ晴れ渡っていた空が急に真っ暗になってきました
大粒の雨がわたしを包みました
手元に傘はありませんでした

幸い すぐに雨は止んでくれました
いつの間にかわたしは街の外れに来ていました

まっすぐな青さと
絹のような白さが
混じった空を見上げてみれば

明日も生きよう
勇気が滾ってきました
顔じゅうの涙を拭いました
今度は 本当の涙が流れてきました
拭いても拭いても拭いても 止まりません

風に揺れるスカーフが わたしを青春の人と言っています
わたしは紛れもなく青春の人です

涙を怖がらなくていい
いっぱい 泣いていい
好きなだけ 泣いていい

教えてくれたのは「雲」でした
【例5:「夢」】

ふたりだけの教室で
わたしたち 夢を語り合ったよね
ギターのこと 部活のこと
誰よりもまっすぐな瞳で

眩しい陽射しが 白い肌を焼いた
あの素晴らしい夏は 二度と戻らない
だけど ずっと二人は一緒だから

ふたりでいたから どんな困難も
乗り越えることが出来たのだから
これからも 共に生きていきたい
ひとりでいたなら 孤独に負けてしまう
そんな わたしの友になってくれた
あなたと 夢を追いかけるんだ

黄昏の公園で
わたしたち ギターを練習したよね
響けこの音色 響くアルペジオ
誰よりも まっすぐ夢を信じていた

ふたりでいるから どんな苦しさも
諦めないで 頑張れたのだから
これからも 共に歩んでいきたい
ひとりが寂しくて もう耐えられなかった
そんな わたしと共に 夢 追いかけてくれる
あなたと あの場所を目指すんだ

ふたりでいたから どんな困難も
乗り越えることが出来たのだから
これからも 共に生きていきたい
ひとりでいたなら 今の自分はないと思うから
ずっと あなたと歌い続けたい
あなたと 夢を追いかけるんだ

 2015年の冬に詩を書き始めて、2017年に初めて作品を提供しました。詩を書き始めて五年目。

 ひとりの作家と、ちゃんと組んでみたいという気持ちが募ってきました。

 これは切実な思い。

吹奏楽のコンサートをアップデートする

 ひとことで纏めると、「十代が行きたくなるようなクラシックコンサートをつくりたい!!」ということです。

 学校教育の一貫で“観せられるもの”だったり、友達に誘われて“無料で観るもの”だったりというのはもうやめましょう。

 どの世代にも楽しんでほしいという気持ちはもちろんですが、同じ熱を共有している同じ世代が来ることによって、もっともっと良いコンサートになるんじゃないかな……と思ってます。

 楽団を通して、これを実行できたら嬉しい。

音楽情報のポータルサイト

 小さなコミュニティだったり、楽団だったり、バンドだったり、その地域の音楽情報が一目でわかるポータルサイトを作った方が、絶対わかりやすいし、新しい才能も見つけやすいと思うんです。

 私がやっているプロジェクトもそうですが、情報源をちゃんと作らないと届けたい人にも届かないし、ファンも集まらない。

 単に数を集めるのだけではなく、自分たちの音楽に対するファンをつくる。重要な課題ですね。

歌謡曲に特化したブログ

 これは完全に趣味です。もしかしたら、自創作の方で歌謡曲リスペクトの作品を作るかもしれません。

 一度やってみたかった、音楽ブログです。やるかどうかはわかりません。時間があったら、細々とやると思います。

実験音楽制作

 普通の楽器を使わないようなアンサンブルに今すっごく興味があって。最初はワークショップ的な感覚になると思いますが、いつかちゃんとライブにしたい。

 ピンク・フロイドのアルバム「原子心母」の「アランのサイケデリック・ブレックファスト」を聴いて以来、こういう音楽にめちゃくちゃ興味があって、ずーっと日用品とかで実験してました。

 興味のある方は是非!!

アーティストのプロデュース

 というよりは、マネージメントですね。この一年でしっかりとマネージメントの勉強をして、来年からはガンガンマネージャーとしても活動していきたいです。

 マネージメントまでミュージシャンが全部やっている現状はちょっと違和感があります。

 ミュージシャンが音楽だけに集中できる環境をつくりたい!!


 またまた長くなってしまいましたが、音楽関係で今やっていきたいことはこんな感じです。

 今、私は音楽大学でマネジメントの勉強をしています。そこで得た知見だったり、普段の活動で得た知見だったりを併せて、さらに高い次元へと自分の能力を引き上げていけるのではないかな……と思います。

 このnoteを読んで、ちょっとでも何か一緒にやってみたいな……と感じた方は、なんでもかまわないので、yuupsychedelic@gmail.comにご一報ください。待ってます!

 ではでは、明日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。

 2020.2.6
 坂岡 ユウ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 いただいたサポートは取材や創作活動に役立てていきますので、よろしくお願いいたします……!!