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[ゆーのパチンコ勝ち方]1円パチンコの罠について。[ボーダー理論]

 こんにちは、ゆーです
前回自己紹介も兼ねて、僕がパチンコにハマっていき、転落していった話を書きました。
 まだ読んでいない方は是非読んでからこちらを読んでいただけると、より楽しんでいただけると思いますのでご一読ください。

 今回は4円パチンコで大勝ちからの大負けをくらい、あっという間に財産を失った僕が、1円パチンコにハマリ更に傷口を広げていったお話をします。
 そして今では皆さんが知ってはいるであろうボーダー理論についても触れます。


1:1円パチンコにハマった話

 4円パチンコで痛い目を見た僕は、ガチでお金がなくなってきました。
もう4円パチンコを打てるほどの資金がない。でもパチンコを打ちたい!
 すっかりパチンカスに成り果てていた僕は4倍楽しめるじゃん!と1円パチンコに手を付けることを考えたのでした。
 元々2円パチンコからパチンコをスタートしたことで抵抗がなかったことや、家の近くに1パチ専門店があり、打ちたかったSAOもあったため、1パチで資金を貯めてから4パチで勝負する、わらしべ作戦で行こう!と決めたのでした。
(当時ボーダー理論など知らなかったので、この作戦がいかに愚かなものなのかを分かっていませんでした苦笑)

2:1円パチンコをやって

 結論から言うと見事に散りました(笑)
買ったり負けたりを繰り返すような感じではありましたが、1パチということもあり
・当たり前にボーダー以下の台をひたすら打っている。
・貯玉もせず常に換金。換金ギャップで毎回損をしている。
こんなんで勝てるわけもないわけですが、一度だけ1日で合わせ50000発を出したことがあり小躍りしたものの、これが4パチだったら20万円くらいだったのかー、と思い始め、ひとまずの資金が出来た分、元々の作戦であるわらしべを実施すべく直ぐに換金して、それを原資に4パチのSAOに行き増やしてやろうと挑みました・・・

 ...しかし結果は惨敗でした。


 1パチで運を使い果たしていたこともあり4パチでは、何とか当ててもラッシュを取れず、取れたけどショボ連みたいな感じで、あっという間に1パチで稼いだお金は飲まれてしまいました。
 意気消沈して、もう一回1パチで稼いでやると!と懲りずに1パチに戻っていきました。

3:1円パチンコは止めた方が良い?

 結論としては

 勝って稼ぎたいなら絶対やらないべき。

 根本的に1パチはパチ屋の貯金箱であり、打ち手側が勝てる仕組みになっていないからです。
 パチンコにおいては胴元が勝てるような仕組みになっており、ボーダー理論でマイナスボーダーの台を打ち手に打たせてます。
 パチンコをある程度分かっている人からすれば当たり前の話で、何を今さら・・・という内容なのですが、僕のnoteでは初心者や勝てていない人を勝てるようにしてあげたいnoteなので、あえてここについて詳しく触れていきます。

4:ボーダー理論について

 パチンコをやる人達からすると聞いたことが無い人の方が少ない単語だと思いますが、ここでおさらいをしていきましょう。
 パチンコが独立抽選(完全確率という言葉を使われることもあります)を行っている事を前提にしたもので、ボーダーは機種ごとに違いますが、その機種で1000円あたり何回転すれば理論上損得が±0円付近におさまるかの損益分岐点になる回転数の事です。
 
例えば僕がこの時打っていたSAOの1パチのボーダーでいうと
200玉あたり(200円)で14.1回転
1000玉(1000で)で70.5回転
がボーダーです。

 どうやってこのボーダー数値が割り出されるかというと
 大当たりが常に確率通りに発生し、確変突入も確率通りになり、連チャンもメーカーが公表している平均出玉が毎回出ると仮定して計算するとこの数値が出るのです。
 試しにSAOで計算してみます。

ボーダーピッタリのSAOを打つ場合
eソードアートオンライン スペック(簡易版)
・大当たり確率:1/319.9
・確変突入率:50%+時短引き戻し約26.9%=約64%
・初当たり時出玉:450玉
・2連目以降大当たり時出玉:1500玉
・大当たりの平均連チャン数:4~5連
・連チャン継続率が約81%+α(実質約83%)
・大当たり1回あたりの平均出玉:4557玉(右打ち中こぼれ玉が約5%あると考慮した出玉が4534個)

通常時319.9回転するのにかかる費用をX円とします
X円を使うと当たるわけですが、そこで発生する平均出玉が4534玉(1円等価で4534円)なので
つまりこの場合でいうと、X=4534円で通常時319.9回転させることが出来れば±0円の収支つまりトントンになり、損益分岐点にあたるボーダーの数値が分かるという事になります。

1000円あたりの回転数は1000円を1Kと表現して
通常時回転数 ÷ 投資金額(1K単位)
で求められますため。当てはめると

319.9回転 ÷ 4.534K(4534円投資) = 70.5回転

という事で前出したボーダーの数値が求められるといったものです。

で、このボーダーが分かるとどうなるかというと
平均的にボーダー以上回転すれば必ず勝ち
平均的にボーダー以下回転すれば必ず負ける
といったものになります。


例を出します。

ボーダー以上のSAOを打つ場合
 1000円で100回転する1パチSAOがあったとします
大当たりする319.9回転させるのに3199円必要です。
平均出玉4534玉(4534円)が出てきました。
差額1335円勝ちました。

これを延々に繰り返すと
1335円勝ち × 大当たりした回数 = 最終的な収支
となり絶対勝ててしまう計算になります。

ボーダー以下のSAOを打つ場合
 1000円で50回転する1パチのSAOがあったとします
大当たりする319.9回転させるのに6398円必要です。
平均出玉4534玉(4534円)が出てきました。
差額1864円負けました。

これを延々に繰り返すと
1864円負け × 大当たりした回数 = 最終的な収支
となり絶対負けてしまう計算になります。

つまりパチンコはその機種のボーダー以上に回る台を常に打てれば、理論上では最終的に勝てて、逆にボーダー以下の台を常に打っていては理論上では負けるという仕組みになっている。

 だからボーダー以上の台を打てればパチンコで理論上は最終的に勝てる!
というのがザックリと説明したボーダー理論です。(本当はもっと複雑な計算や考慮しなくてはいけないこともあるのですが、分かりやすくするために簡略化しています。)

5:1パチでボーダーを超える台は?

 残念ながら1パチでボーダーを超える台を探すことは先ず無理といって良いでしょう。
 1パチは一人が突っ込むお金が4パチに比べて少なくなります。
なのでパチ屋が得られる利益は非常に少ないものとなります。
にも拘わらず、かかる電気代が変わるわけでもなければ、台を買うお金(大体1台50万円前後)を回収しなければならないと考えると、とてもお客様に勝ってもらう余裕はありません。
 私も1パチは色々打ってきましたが、ボーダーを超える台など見たことがありません。(昔は分かりませんが)
 なのでパチ屋はボーダー理論を利用して、マイナスボーダーの台をひたすら打ってもらい、1台単位ではお客が勝つことがあっても、最終的にはパチ屋が儲かる仕組みにしているのです。

5:1パチとどう付き合うべきか

 じゃあ1パチなんて絶対打たない方がいいじゃん!となると思いますが、目的さえ合致していれば打っても良いと思っています。
 それは4パチだったら打つのが厳しい台を趣味打ちとして打つ場合です。

 実際パチンコで勝つためには、趣味打ちをしていると先ず負けます。
(ここら辺は別記事で言及します)
 でも新台が出たり、古い前のお気に入り機種が打ちたかったりというシーンがあると思うのですが、そういう台を勝ち負け抜きに遊戯として打つ分には4パチに比べて総投資は抑えられるので打つのはありだと考えています。
 
 決して勝つために、儲けるために1パチを打つのは止めましょう!

それでは次回の記事でお会いしましょう。


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