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マウントをとる人の心理と対処法3選

友人との会話や職場の同僚、上司から
やたらとマウントをとられて
イラっとした経験は
皆さん少なからずあるかと思います。

また発信活動をしていると、
何気ない発言に対して
謎なところでマウントを取って
批判してくるアンチもいたりします。

もちろん「全員がそう」というわけでは
無いですが、一部のアンチや
マウンティングゴリラのせいで
腹を立ててしまったり、悲しい気持ちに
なってしまっていたとしたら
そんな相手の為に自分の貴重な命の時間を
かなり無駄にしてしまっていることになります。

この手の解説でよく

「マウントをとりたがる人やアンチとは
関わらないというのが一番」

とよく言われたりします。

確かに手っ取り早い方法ではありますが
どうしても関わらなければならない状況で
どうしても関わらなければならないからこそ
悩んでいるという方も居てるかと思うので
そういう方はこの記事を参考に
マウントをとりたがる人の心理状態を
理解してマウントをとりたがる人や
アンチへの対策にしていただけたらと思います。

YouTubeリンクも貼っておくので動画での視聴をご希望の方はこちらからどうぞ


1.マウントとは


よく「マウントを取る」という言葉が
使われていますが
マウントとはどういう意味かを
共通認識の為にサラッと解説します。

マウントとは

相手よりも上のポジションをとり、
優位性を自慢したり、
威圧的な態度をとったりすることです。

つまり自分の方が相手よりも上という事を
相手に認めさせたい人がする行動の事です。

ではどういう心理状態の時に
人はマウントをとろうとするのかを
2つ目のテーマで解説していきます。


2.マウントをとる2つの心理


マウントをとる人への対処をするためには
何故、マウントをとろうとしてくるのかを
理解しておくことで
対応がしやすくなるかと思うので
このテーマではマウントをとってくる人は
どういう心理状態なのかを解説します。


①承認欲求


マウントをとろうとしてくる人の多くは
承認欲求が強いです。

承認欲求とは他人から認められたい
という欲求の事です。

つまり他人よりも優れた人であるという事を
認めてもらいたくて、
マウントをとろうとしてきます。

逆を言うと自分に自信が無く
自分の価値に気付けていないとも
解釈出来ます。

人から尊敬される事でしか
自己肯定感を高める事ができないので
相手よりも優位に立てる領域でのみ
マウントを取ってきます。

これだけを聞くとマウンティングゴリラが
可愛く見えてくるかと思います。

しかし一度、承認をしてしまうと
相手は自分の承認欲求を満たすために
しつこくマウントをとってくるので
注意が必要です。

その時の対処法については後ほど
説明をしていくのでもうしばらく
お付き合いください。


②序列ファースト


マウントをとりたがる人は
常に序列を意識して生きています。

自分のポジションが相手よりも
常に上でいたいという気持ちが
全面に出てしまった結果、
マウンティングに繋がります。

なので自分が負けている部分には
いっさい触れる事なく
常に相手よりも優位なポジションを
キープしようと必死です。

さらにやっかいなのはマウントをとる人は

「相手も絶対に序列を意識しているに違いない」

と勝手な固定観念で解釈をして
みんなに負けないように
優位なポジションに立とうと
求めていない無駄なアドバイスをしてきたり
否定的な態度をとってきたりします。


以上の2つがやたらとマウントを
とろうとしてくる人の心理状態です。

軽くおさらいをすると

①承認欲求

周りから認められたい、尊敬されたいという
気持ちから自分を大きく見せるために
自分の優位に立てる領域では
王様にでもなったかのようなつもりで
マウントをとってきます。

②序列ファースト

常に相手よりも上のポジションをとる事に
必死になりすぎた結果、
見下した態度をとったり
無意味なアドバイスをしてきたり
否定的な態度を見せてきます。


3.マウントの対処法3選


ここまでのテーマでは
マウントという言葉の意味と
マウンティングゴリラの心理状態を
解説してきました。

ここからがある意味本題なのですが

マウントをとってくる相手には
どのように対応すれば良いのかを
わかりやすく解説していきます。


①メリット、デメリットを比較


マウントをとってくる相手に対して
腹が立ったり、仕返しをしてやりたいと
考えてしまいがちですが
それは自分にとってメリットとデメリットの
どちらが大きいかを考えてみると
良いかと思います。

相手はただ自分の粗探しをして
ちょっとした弱い部分に対して
全力でマウント勝ちをしようとしてきます。

しかしそんな小者の相手にムキになって
相手に仕返しをする事を
考えている時間があればその時間を
もっと有益な事に費やした方が
生産性は確実に上がります。

マウントをとってくる人を相手して
自分にメリットが大きい場合は
全力で戦って良いと思います。

しかし戦っているその時間が無駄で
デメリットでしか無いような場合は
相手に共感をしてあげて
さらっと違う話題に変えたり、
その場を離れたりして
強制終了するべきだと考えています。

僕のYouTubeでもアンチは居てます。

投稿1.2分で内容も見ずに低評価が
重なってついたり
アンチコメントも来たりします。

有名インフルエンサーでも無いし
今のところ戦ったところで
何一つメリットが無さそうなので
いっさい相手にしていません。

しかしアンチが必ずしも悪であるとは限りません。

アンチやマウントをとりたがる人と戦う事で、
そのアンチの周りの人や
たまたま見かけた人が自分の応援者に
なってくれる場合もあります。

そういう時はアンチとも戦いますが
YouTubeのコメント欄でアンチコメントが来ても
ほぼほぼ自分にメリットが無いので
アンチコメントがしたい方は
Twitterでしてきてくれると
気が向けば相手をするので
よろしくお願いします。

少し話がそれてしまったので
話を戻します。


②目的を明確にする


いくらマウントをとってこられても
自分の目的や目標がしっかりしていると
そのマウントされている部分が
自分の目的から外れている場合があります。

そんな場合はその勝負に負けてあげるのも
一つの手段です。

どうでも良い小さなところで
負けても自分の信念を貫く事が出来るのならば
結果的には負けた事にはなっていません。

「試合に負けて勝負に勝つ」

という考え方を心がけましょう。

小さな一部分では負けたとしても
本質的な部分で勝ちに相当していれば
悩む必要はありません。

例えば私がYouTubeで

「自己肯定感を高める方法」

というテーマで話をしていたとします。

その方法の一つとして

「筋トレ」をする

と話した場合、
トレーニングをしている人からすると

「お前みたいなヒョロヒョロが何を言ってるんだ」

と筋肉マウントをとってこられても
私の目的は筋肉ムキムキマッチョになる事では無く
自己肯定感を高める事です。

この様に自分の目的を明確にしていると
一部分のマウントに対しても
相手にする必要が無いですよね。

マクロで見た自分の目的や目標に対して
部分的な否定や批判は、凄く小さなものです。

この考え方をすれば友人関係や夫婦関係、
職場での人間関係において
無駄な労力を使わなくてもよくなるので
自分の課題と向き合う事が出来ます。


③わざとらしく褒め散らかす


基本的な姿勢として
やたらとマウントをとってくる人に対しては
距離を取るかスルーするのが一番ですが
実際にはそう簡単に出来ないので
その時の考え方について話をしてきました。

この3つの目のテーマは
少し上級者テクニックで、
しかも相手から離れされる方法です。

ちょうど良い感じに褒めてしまうと
相手はもっと調子に乗って
マウントをとってきます。

しかし3歳児が1人で歯磨きが出来た時のように

「凄いでしゅねー!!」

「よく出来ましたねー!!」

くらい大袈裟に褒めると、
相手は急に冷めてしまいます。

もともとはマウントをとってくる人は
相手よりも上に立とうとして
相手よりも優位性を保とうとして行う行為なので
全く次元の違う人というのを
全面にアピールすることで相手は

「こいつと相手しても意味が無い」

と考えて、相手から嫌われてしまいます。

しかし嫌われる事こそ勝利の証です。

そんなマウントをとってくる人に対して
真っ向から向き合ったところで
いい事はありません。

自分から嫌われた方が、
自分から距離をとるよりも心は楽です。

自分から距離を取るのは
簡単なような気がしますが
精神的に疲れてしまいます。

なので相手にも伝わるくらいわざとらしく
褒め散らかす事で相手から嫌われて
自分が相手しなくてもよくなります。


以上がやたらとマウントを取る人に対しての
対処法3選になります。


①メリット、デメリットを考える

マウントをとる人にたいして自分に
メリットとデメリットどちらが多いのかを
考える。

②目的を明確にする

相手がとってくるマウントが
自分の目的にそった事かそうでないかを
考えて自分の目的と関係のない所での
マウントはスルーするか
急用を作って強制終了する事をおすすめします。

③わざとらしく褒めちらかす

3歳児を褒めるかのようにわざとらしく
相手にも伝わるくらい大袈裟に
褒め散らかして、
違う次元のイカれた人だとアピールする事で
相手は自分から離れていってくれます。


4.絶対にしてはいけない事


マウントをとる人に対して
絶対にしてはいけない事は

謝ったり、認めたり、中途半端に
褒めたりすることです。

これをしてしまうと相手は
さらに調子に乗ってマウントをとってきます。

戦う時は徹底的に潰す勢いで戦って
無視をする時は今日の内容を参考に
していただけたらと思います。

戦う時についてはまた別の記事で
解説をしようと思うので
楽しみに待っていていただけると嬉しいです。



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