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『個人な時代』がいつ来るかを解説

よくネットやTV、ビジネス書で

「これから個人の時代が来る」

と言われています。

しかし私の知る限りこの言葉は
5.6年前くらいからずっと
言われているかと思います。

これだけたくさんの人が言っているなかで
皆んなが口を揃えて「これから」と
言ってるという事は逆に考えると
「まだ来ていないのか」
と思われる方も多いかと思います。

私の個人的感覚では

もう個人の時代になっている


と考えています。

その理由についても後ほど解説していきます。

本題に入る前に文字を読むのがめんどくさい方はYouTubeリンクを貼っておくのでこちらからご視聴ください。

1.何故個人の時代になっているか


これには3つの理由があります。

・個人の方が寿命が長い
・SNSの発達
・サービスの均一化

この3つがその理由では無いかと
考えています。

・個人の方が寿命が長い


現在は「人生100年時代」と言われていて
寿命もひと昔前に比べてかなり伸びています。

人間の寿命は伸び続けているのに対して
テクノロジーや時代の変化
どんどん進んでいるので
廃業する会社もたくさんあり、
新しく増える会社もたくさんあります。

事実としてスマホの普及によって
必要無くなったものもたくさんあります。

今からスマホが無くなるとかなり
苦しくなる人も多いかと思います。

またAIの発達によって単純作業が
機械化されるとその会社の運営も
厳しくなったりと
世の中は常に変化し続けるので
会社の寿命が短くなるのは
当然な事です。

その結果会社に依存せず個人で
生きていく術を身につけた方が
かしこいのではないかと考える人が増えてくるので
個人で生きようと頑張る人も増えてきます。

・SNSの発達


これはもう説明するまでも無いのかな
と思うのですが

InstagramやTwitter、YouTube等の
SNSが数年前から広まっているのは
明らかな事実で、
広告の媒体もテレビや雑誌、新聞では無く
SNSでの広告も一昔前に比べて
圧倒的に増えています。

さらにテレビCMよりもYouTuberや
インスタグラマーが紹介した方が
商品が売れるケースも多いです。

またインフルエンサーの数も
かなり増えていて
SNSを使って個人で仕事をしている人も
たくさんいます。

以前はインフルエンサーの数自体も
今ほどは多くなかったので
まだまだ大丈夫だと思われていましたが

今はもうすでにたくさん居てるので
何かに特化したインフルエンサーとか
でなければ厳しい時代ですよね。

なのでこれが個人の時代になった
理由の一つでは無いかと考えました。

・クオリティの均一化


1960年〜1970年代の高度成長期には
大量生産、大量消費によって
コストの削減と経済の発達を
目指していました。

その結果、現在では同じクオリティの
商品で無ければならなくなりました。

例えば同じパナソニックの同じ規格の
同じロットの掃除機があったとして
エディオンで買うのとヨドバシで買うのとで

「エディオンで買う商品は色が綺麗だけど
ヨドバシで買った商品は色が汚い」

という事は無いかと思います。

基本的に同じメーカーから出ている
同じロットの商品は
原材料や製造工程が同じで
クオリティも同じでなければクレームになります。

同じメーカー内で作る人によって
クオリティが違っていると会社的に問題です。

しかし個人だと

「この人が作るから価値がある」

また希少価値が高くなります。

よく言われる話ですが

ダイヤモンドは綺麗から値段が高いわけでは無く
希少価値が高いから値段が高いです。

多分公園やそこら中にダイヤモンドが
落ちてると価格は安いはずです。

なのでクオリティが均一化された事によって
個人が差別化を図ることが出来て
価値があがるので個人で生きる人は
増えてるのでは無いかと考えています。

以上の3つが「個人の時代」が
もう来ている3つの理由になります。

もうすでに「個人の時代」来ているのに
まだ来ていないと思っている人が
多いのかを考えてみたのですが

大企業の力が日本はまだまだ強いから
なのではなのかなと考えています。

2.まだ来ていないと認識している人がいる理由

個人は大企業と比べて
スピード感が圧倒的に強かったり
大企業が手を出すまでも無い
市場の小さいところにも
飛び込めるというメリットがありますが

逆に大型な投資や資金力になると
大企業の方が強いです。

もちろん個人でも太刀打ち出来る
インフルエンサーも居てるとはいえ
企業の持つ資金力は強いです。

また、企業勤めのサラリーマンで
40代以上が多く
この世代が会社員以外での収入を
得る努力をしていないため
まだ「個人の時代」が
来ていないという認識になるのかなと思います。

しかしこれも時間の問題で
いずれは全員が「個人の時代」に
なっていくかと思います。

そうなった時に「個人の時代」の
次の時代を予想して動いていく事が大切です。

3.「個人の時代」の次の時代


個人個人が力をつける事で
個人としての力が弱い人は
生きていけなくなってしまいます。

なので力の弱い個人や強い個人が
集まりコミュニティの時代に
フェーズが変わっていくのでは無いかと
考えています。

例えばSNSの発信では
フォロワー10000人の人と
フォロワーが100人の人とでは
拡散力が全然違い、
影響力も全然違います。

しかしその100人しかフォロワーが
居ない人が100人のコミュニティをつくり
100人の人の発信をその他の100人が
リツイートをすれば
10,000人にリーチする事が可能になります。

凄く極端な例でしたが、
実際にはフォロワー数も違うので
もっと増やす事も可能だと思います。

キングコングの西野さんも

「個人の時代の次は集落の時代が来る」

と言ってました。

西野さんに限らずオンラインサロンは
本質的にはそれに近いのかなと考えてます。

とはいえ現在は「個人の時代」なので
まずは個人の力をつけるのが
最初では無いかと思います。

個人の力をつける方法は
勉強、発信力、経験値とたくさんあるので
日々努力の積み重ねで
日々成長していけるように
私自身ももっと頑張らないといけないなと
感じています。

個人の時代に対して疑問を持っている方や
個人の力をつけたい人にとって
何かしらの参考になれれば幸いです。


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