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日本人の心はイノベーションを起こす

1543年、種子島に
ポルトガルの貿易商から鉄砲が
伝わったという話は有名ですよね。

当時の鉄砲は現在の価値で言うと
約1億円だったそうです。

その際に領主だった種子島時尭は
その約1億円の鉄砲を二丁買ったと言われています。

何故二丁買ったかと言うと

一丁は実際に使用する為で
もう一丁は分解してその鉄砲の複製品を
作ろうとしたからだそうです。

その結果、再度訪れた時にポルトガル人は
それほど儲けられなかったのです。

これは日本の大企業の功績の特徴でもあるなと
感じました。

ファスナーの世界シェア45%のYKKは
アメリカのファスナー製造機械を
個人購入して国産の機械を作り上げ
そこからスタートして世界トップシェアの
製造企業へと発展させ、

キャノンはドイツのカメラを購入し、
解体して国産カメラの基礎を作り

時計メーカーのセイコーは
アメリカ産の時計をモデルに
国産の時計を作り上げたと言われています。

これには日本人特有の学ぶ心が
特徴的であると思います。

日本人はとにかくなんでも作り、
ファスナー、カメラ、時計、楽器にテレビも車も
優れた技術だと思えばありとあらゆるものを
片っ端から解体して組み立て研究をして
改良をして進化させました。

鉄砲伝来時のDNAが
日本人の技術者に脈々と
受け継がれていき、
それが日本の誇るグローバル企業、
世界を斡旋する商品開発の
原動力であったのかと思いました。

つまり、

・ポルトガルの貿易商が持っていた鉄砲を
「スゴい!」と感動できる心

・「これはいったいどうなっているのか?」と解明したくなる好奇心

・「この素晴らしい技術をまずは学ぼう」という謙虚で素直な心

・「自分も同じものを作りたい」と思う挑戦心

・完成するまで頑張る諦めない心

これが鉄砲伝来時から伝わる日本の心では無いかと感じました。

現在は特許や権利等でこの時代よりは
制限は多いかもですが
この心は製造だけでは無く
全てのことに通ずる思考法ですよね。

1.感動できる心
2.好奇心
3.素直な心
4.挑戦心
5.諦めない心

この5つの心を持って今後のビジネスや
プライベートに生かしていきたいですね

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